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報道発表資料 道路舗装工事における不適正な施工について

2019年5月29日

ページ番号:471037

問合せ先:建設局 南部方面管理事務所 平野工営所(06-6705-0102)、建設局 道路部 街路課(06-6615-6740)

令和元年5月29日 14時発表

 大阪市建設局が過年度に発注した道路舗装工事(豊里矢田線(北田辺)舗装新設工事-6)(以下、「事案対象工事」という。)において、アスファルト下の路盤材が所定の厚みで施工されておらず(以下、「契約書と異なる舗装構成で施工」という。)、重大な瑕疵があることを認識していながら故意に契約書通りとして完成図書を提出していたという、不正な行為があったことが判明したため、対象となる現場の事実確認、安全性の確認を行った結果及び今後の対応について報告いたします。

 市民の皆様及び関係各位に多大なご心配とご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます。

1 事実の経過等

(1) 事案対象工事

  • 工事名称:豊里矢田線(北田辺)舗装新設工事-6
  • 契約期間:平成22年(2010年)12月3日から平成23年(2011年)8月31日
  • 工事場所:東住吉区北田辺1丁目から北田辺2丁目(位置図参照)
  • 施工延長:270メートル
  • 工事内容:車道舗装及び歩道舗装の新設

工事場所

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(2) 事案の確認経過

  • 平成31年2月25日本市監督職員が、平成30年度に発注し現在施工中の道路舗装工事(以下「今年度工事」という。)の監督時に、隣接する工事(事案対象工事)の舗装施工断面が契約書と異なる舗装構成で施工されていることを発見しました。
  • 平成31年2月25日から4月24日の間、今年度工事の進捗に合わせ、事案対象工事の舗装施工断面の確認が可能であることから、工事進捗に合わせた調査を実施し、契約書と異なる舗装構成で施工されていることを確認しました。
  • 平成31年2月25日から4月24日の間、現場調査と並行して元請事業者から提出されている工事記録写真を含む工事完成書類(以下「工事完成書類等」という。)の確認を行った結果、不適正な施工箇所の半数強が監督業務を行っている平野工営所の閉庁日に実施されていました。また、工事完成書類等は、契約書記載の施工内容で提出されているものの、実際の施工内容と整合しないことを確認しました。
  • 令和元年5月15日、事案対象工事の施工範囲で元請事業者立会のもと試験掘りを実施し、契約書と異なる舗装構成で施工されている範囲を確認しました。
  • 令和元年5月27日、現場調査及び工事完成書類等を確認した結果、重大な瑕疵があることを認識していながら、故意に契約書通りとして完成図書を提出していたものと判断しました。

2 元請事業者及び下請事業者への対応について

 本件については、今年度工事の進捗に合わせた調査の結果、契約書と異なる舗装構成で施工されていることが明らかであるため、「大阪市競争入札参加停止措置要綱」に基づき、平成31年4月10日付けで元請事業者及び下請事業者(以下「元請事業者等」という。)に対して2月の競争入札参加停止措置を行いました。

 その後、実施した試験掘り及び工事完成書類等の確認の結果、重大な瑕疵があることを認識していながら、故意に契約書通りとして完成図書を提出していたことから、令和元年5月27日付けで元請事業者等に対して6月の競争入札参加停止措置の変更を行いました。

3 安全性の確認について

 事案対象工事区間は、現在片側1車線ずつの計2車線の車道として開放しています。

 舗装の現状については、事案対象工事終了後、7年以上経過していますが、舗装表面の変状は認められず、また、今年度工事で露出した舗装施工断面において、空洞等は確認されませんでした。

 耐久性については、北田辺区間に未供用区間があることから、現在の自動車交通量であれば、ひび割れ等による低下はありませんが、今後、車道を全面開放(片側2車線ずつの計4車線)する場合には、交通ネットワークが繋がることにより増加する自動車交通量に対する耐久性はないため、適正な舗装構成への工事が必要な状況です。

4 今後の予定

 今回の不適正な施工については、元請事業者等が瑕疵を認め修補を申し出ているため、元請事業者等の負担により適正な舗装構成の工事を実施してまいります。

 また、当局といたしましては、平成31年1月にも道路舗装工事における不適正な施工が判明(平成31年1月21日報道発表済み別ウィンドウで開く)しているため、他に同様の事案がないか工事関係書類等の調査を進めており、結果が判明次第、お知らせいたします。

 なお、現在行っている調査は、車道部の路盤、路床の新設、改良、補修が伴った工事のうち、建設局の発注で過去5年間に完成した154件の道路舗装工事を対象としています。

  現在のところ、全ての調査箇所の目視確認を終え、安全であることを確認しています。

都市計画道路 豊里矢田線(北田辺区間)の概要

 本路線は、東淀川区豊里地区から東住吉区矢田地区を結び松原市に至る、市東部において市域を南北に連絡する、重要な幹線道路です。

 当該区間は、生野区と東住吉区を東西に横断する国道25号、都市計画道路尼崎平野線、都市計画道路木津川平野線を結ぶものです。本路線の整備に伴い周辺道路の渋滞緩和並びに電線類の地中化による安全で快適な道路空間の整備を図ります。

 さらに、大阪市防災まちづくり計画において、老朽化した木造共同・長屋建住宅や狭あい道路が多く存在している密集住宅市街地として防災性向上重点地区にも位置付けており、延焼遮断や救助・消防活動及び避難のために必要な防災骨格路線としても重要であることから、完了期間宣言防災路線として整備を進めています。

 現在の整備状況は、林寺2交差点から桑津2交差点の間は、整備完了に伴い平成29年3月に4車線通行を開始している一方で、未完成区間のうち歩道整備の完了している区間のみ片側1車線ずつの計2車線での通行形態となっており、当該区間すべての工事完了後には、4車線での通行ができるよう整備を進めています。

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