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報道発表資料 平野下水処理場土壌汚染調査結果について

2022年4月28日

ページ番号:564589

問合せ先:建設局下水道部下水道課(06ー6615ー7883)

令和4年4月28日 14時発表

 大阪市では、平野下水処理場で土壌汚染調査を実施しましたので、その結果についてお知らせいたします。

 調査の結果、一部の区画で土壌汚染対策法に定める指定基準を超過しておりましたが、当該区画については、舗装等により表面が覆われており、フェンスにより立入ができないように区切られていることから、直接摂取による周辺住民の方々の健康に影響を及ぼすおそれはないものと考えております。

1 調査概要

(1)調査内容

人為由来土壌汚染調査

(注)産業活動等に伴い、土壌中に有害物質が残留、蓄積することによる汚染の調査

(2)調査場所

平野下水処理場(大阪市平野区加美北二丁目

47番1、49番1、52番1、56番、57番2、59番1の各一部、59番2、60番、61番1、61番2、61番3、62番1、62番2、62番3、63番2、63番3、63番4、63番5、(面積10,568.52平方メートル)

調査位置図

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(3)調査期間
令和3年11月4日から令和4年3月31日まで
(4)調査方法
「土壌汚染対策法」「大阪府生活環境の保全等に関する条例」に準じた自主調査
(5)調査項目
第1種特定有害物質(揮発性有機化合物等)

クロロエチレン、四塩化炭素、1,2-ジクロロエタン、1,1-ジクロロエチレン、1,2-ジクロロエチレン、1,3-ジクロロプロペン、ジクロロメタン、テトラクロロエチレン、1,1,1-トリクロロエタン、1,1,2-トリクロロエタン、トリクロロエチレン、ベンゼン

調査方法:土壌ガス調査及び土壌溶出量調査

第2種特定有害物質(重金属等)

カドミウム及びその化合物、六価クロム化合物、シアン化合物、水銀及びその化合物、セレン及びその化合物、鉛及びその化合物、砒素(ひそ)及びその化合物、ふっ素及びその化合物、ほう素及びその化合物

調査方法:土壌溶出量及び土壌含有量調査

第3種特定有害物質(農薬等)

ポリ塩化ビフェニル

調査方法:土壌溶出量調査

ダイオキシン類

ダイオキシン

調査方法:土壌溶出量及び土壌含有量調査

(6)調査結果

 調査地点のうち、6地点で鉛及びその化合物の土壌含有量の指定基準を超過しました。(基準不適合区画(人為由来土壌汚染)参照)

調査結果

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土壌含有量の指定基準とは
 土壌汚染対策法に規定されており、有害物質が含まれる土壌を1日あたり子ども(6歳以下)200ミリグラム、大人100ミリグラムを一生涯(70年)にわたって直接摂取(土壌が手に付着し、それを摂食する場合や土壌が飛散し、それが口に入って接触する場合等)し続けても健康に影響が現れない濃度に設定されています。

2 汚染原因

 基準不適合の範囲は、局所的であり、現在は未利用地であることから、過去に密集して存在していた事業所の影響である可能性が考えられます。

3 人の健康への影響について

 土壌含有量基準を超過する汚染が確認されましたが、現在、基準に不適合であった区画については、舗装等により表面が覆われており、フェンスにより立入ができないように区切られていることから、直接摂取による周辺住民の方々の健康に影響を及ぼすおそれはないものと考えております。

4 今後の対応

 土壌汚染が確認された箇所については、土壌汚染対策法等に基づき、適切な対策を講じてまいります。

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