報道発表資料 難波宮跡公園(北部ブロック)整備運営事業及び難波宮跡(南部ブロック)管理運営事業 設置等予定者の決定について
2022年8月4日
ページ番号:571236
問合せ先:建設局公園緑化部調整課(06-6469-3810)、建設局公園緑化部公園課(06-6469-3840)、経済戦略局文化部文化課(06-6469-5170)
令和4年8月4日 14時発表
同時資料提供:大阪府政記者会
大阪市と大阪府は、2050年の難波宮跡遷都1400年に向け、国指定史跡の「難波宮跡附法円坂遺跡」の保存活用を図り、未来へと継承するために、歴史魅力あふれる難波宮跡のイメージを体感できるよう、公募設置管理制度(Park-PFI)を活用した公園整備や、難波宮跡全体を活用したにぎわい創出を担う整備・運営事業者の募集を行いました。(令和4年2月24日報道発表済み)
この度、学識経験者で構成した「難波宮跡公園(北部ブロック)整備運営事業者及び難波宮跡(南部ブロック)管理運営事業者選定会議」による審査と評価を経て、設置等予定者を決定しましたのでお知らせします。
1 設置等予定者
難波宮跡公園「みんなのにわ」プロジェクト
- 代表構成員:エヌ・ティ・ティ都市開発株式会社
- 構成員:NTTアーバンバリューサポート株式会社、株式会社NTTファシリティーズ
2 設置等予定者の提案概要
(1)事業期間(予定)
北部ブロックの公募対象公園施設の工事着手日から20年間(工事着手は令和5年12月を予定)
(2)北部ブロックの整備概要
特定公園施設
遺構表示、芝生広場
公募対象公園施設
便益施設4棟(レストラン、カフェ、スイーツ店など)、駐車場、駐輪場
(3)魅力向上業務の概要
歴史ガイドツアー、エクササイズ、ワークショップ、伝統芸能特別公演、フードフェス など
(4)その他
(5)完成予想パース





(注)提案内容及び完成予想パースは提案段階のものであり、今後の協議により変更となる場合があります。
3 選定会議における審査結果(応募申請者:2者)
設置等予定者
得点 162点/200点
次点
4 設置等予定者の評価
評価理由
- 事業期間中を通して、事業を安定的に実施できる体制が構築されており、また具体性のある事業計画となっている。
- 駐車場を囲むよう平屋の建物を配置するなど、景観に配慮し眺望も考慮した計画となっている。
- 建物の出入り口を史跡エリア側に設けるなど、施設利用者を史跡へ誘導する工夫がされている。
附帯意見
- 本事業地が、国史跡「難波宮跡附法円坂遺跡」であることを常に意識したうえで、大阪市と十分調整し、適正に事業を実施されたい。
- 内裏正殿の仕様や南部ブロックの維持管理水準は、公募設置等指針に示されている仕様や水準に合わせ、応募者の負担と責任で適正に実施すること。
- 国内外の観光客も来訪する特別な史跡であることを意識し、史跡の適切な保全と利用、知名度向上に資する、効果的な史跡の情報発信に取組んでいかれたい。
- 難波宮跡サポーターズクラブは、関係者が緊密に連携して、その仕組みや活動をモニタリングしながら、他の公園のモデルとなる持続可能な取組となることを期待したい。
5 今後の予定
令和5年春:南部ブロック管理運営開始(魅力向上業務含む)
令和5年冬頃:北部ブロックの工事着手
令和6年度中:北部ブロックの工事完成
令和7年春頃:北部ブロックの管理運営開始
6 参考
選定会議委員(50音順、敬称略)
加我 宏之(大阪公立大学 農学部緑地環境科学科 教授、座長)
國下 多美樹(龍谷大学 文学部歴史学科 教授)
福西 佑介(福西会計士・税理士事務所 代表)
堀田 祐三子(和歌山大学 観光学部観光学科 教授)
前川 歩(畿央大学 健康科学部人間環境デザイン学科 講師)
選定の経過
第1回選定会議:令和4年2月18日(金曜日)
公募設置等指針の配布開始:令和4年3月3日(木曜日)
応募書類等の受付期間:令和4年6月2日(木曜日)・3日(金曜日)
第2回選定会議:令和4年7月6日(水曜日)
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