報道発表資料 平野下水処理場汚泥固形燃料化事業施設内における爆発事故の原因と再発防止策及び汚泥固形燃料化事業施設の運転再開について
2023年5月26日
ページ番号:600055
問合せ先:建設局南部方面管理事務所設備課(06-6686-5123)
令和5年5月26日 14時発表
大阪市は、平野下水処理場の汚泥固形燃料化施設(以下「汚泥炭化炉」という。)について、令和4年12月3日(土曜日)に発生した炭化物ホッパ爆発事故(令和4年12月4日報道発表済み)により、現在、運転を停止しています。この度の事故により、近隣にお住まいの市民の皆様をはじめ多くの方にご心配・ご迷惑をおかけしたこと、改めてお詫びを申し上げます。
この度、汚泥炭化炉を管理・運営する特別目的会社である株式会社バイオコール大阪平野において、外部有識者を交え、事故の原因究明及び再発防止策が取りまとめられ、本市においても外部有識者より意見をいただきながら、施設全体の安全性について確認しましたので、今後、汚泥炭化炉の再稼働に向けて取り組んでまいります。
1.発生場所
平野下水処理場汚泥固形燃料化事業施設(平野下水処理場内)(大阪市平野区加美北2丁目6番69号)
2.事故発生日時
3.事故の原因
炭化物ホッパ内で少量の炭化物が異常発熱し、可燃性ガスが発生しました。
可燃性ガスが発生したことで、異常発熱した炭化物自体が着火源となり爆発に至りました。
4.再発防止策
PFI事業者の責任と費用のもと、次のとおり再発防止を行います。
- 炭化物の異常発熱が生じないよう、運転再開までに一部運転の自動制御化や安全設備追加等の設備改善を行う。
- 安全意識の改革のため、操作マニュアルを見直すとともに作業員へ再教育を実施する。
(注)PFI事業者については、「大阪平野下水処理場汚泥固形燃料化事業(PFI事業)」をご参照ください。
(注)再稼働予定時期:6月中旬