報道発表資料 令和4年4月から3歳児健康診査における目の検査に屈折検査の機器を導入します
2022年3月23日
ページ番号:561795
問合せ先:こども青少年局 子育て支援部 管理課(06‐6208‐8110)
令和4年3月23日 13時15分発表
大阪市では、令和4年4月から3歳児健康診査における目の検査に屈折検査を導入します。
子どもの目の機能は3歳頃までに急速に発達し、6歳~8歳頃までにほぼ完成します。遠視や乱視、近視などの屈折異常、斜視などがあると、視力の発達が妨げられ、弱視(視力の発達の遅れ)となることがあります。弱視に気づかないまま、目の機能が完成する時期を過ぎてしまうと、眼鏡やコンタクトで矯正しても視力が十分でないため、その後の生活に影響を及ぼします。
3歳児健康診査は、弱視を早期に発見して、適切な治療につなげるための重要な機会となります。
本市ではこれまで、3歳児健康診査の目の検査として、家庭での視力検査と、目に関するアンケートを実施してきました。近年、弱視の主な原因となる屈折異常や斜視のスクリーニングが簡単に実施できる機器が開発されており、弱視発見の精度を上げることが期待できることから、令和4年4月からは、各区で実施する3歳児健康診査の対象者全員に、機器を用いた屈折検査を実施します。1 屈折検査の概要
- 屈折検査機器は、「スポットビジョンスクリーナー」を使用
- 被検査者は、機器から約1メートル離れて座り、機器画面の光を見ている間に検査を実施
- 遠視や乱視、近視などの屈折異常、斜視などのスクリーニング
- 検査時間は約30秒程度と短く、恐怖感が少ないため、小さなお子さんでも安心して検査が可能
- 現行の「家庭での視力検査」と「目のアンケート」と併用して実施し精密検査が必要なお子さんを判定
参考資料
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2 開始時期
令和4年4月から
3 対象者
24区の保健福祉センターで実施する3歳児健診の対象者全員
(3歳児健診対象者には、お住まいの区の保健福祉センターから案内が送付されます)
4 検査費用
無料
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