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報道発表資料 大阪市立小学校におけるアレルギー原因食品の誤提供について

2022年11月25日

ページ番号:585505

問合せ先:教育委員会事務局 指導部 保健体育担当(06-6208-9140)

令和4年11月25日 19時30分発表

 大阪市立小学校において、食物アレルギーのある児童に誤って原因食品を含んだ給食を提供し、喫食するという事案が発生しました。

 このような事案が発生させたことにつきまして、関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけしましたことを心からお詫びするとともに、再発防止に向け、各学校に対して注意喚起を行うとともに、食物アレルギーにかかる個別対応について、改めて周知徹底してまいります。

1 事案経過

 令和4年11月25日(金曜日)12時50分頃、ある大阪市立小学校の給食において、食物アレルギーのある3年生の児童が、誤って配食された献立(原因食品である小麦を含んだ「ハンバーグ」)を喫食しました。喫食後に、当該児童に喉のかゆみや唇のしびれの症状が出たことにより、食物アレルギーの原因食品を含む給食を誤って提供していたことが判明しました。

2 発生原因

 食物アレルギーのある児童に対しては、事前に保護者から学校に提出された「食物アレルギー個別対応用献立表」により、担任教員が毎日の給食提供の有無を確認し、配食すべきところ、当該児童の担任教員は「食物アレルギー個別対応用献立表」のチェック部分を見落としたことが原因です。

3 判明後の対応

 当該児童の保護者へ連絡し、経過説明と謝罪を行うとともに、保護者から指示のあった常備薬を当該児童に服薬させました。また、救急車を要請し、保護者同行のもと、病院へ救急搬送しました。

 当該児童は、病院で点滴等の治療を受け、症状の改善は見られましたが、本日は入院する見込みとなりました。引き続き、当該児童の健康状態の把握に努めてまいります。

4 再発防止策

 教育委員会においては、食物アレルギー個別対応を安全かつ確実に行うため、「食物アレルギー個別対応の手引き」を作成し、給食提供までの各段階において、留意すべき事項を示しています。本件事案を受けて再度、各学校へ当該手引きの周知を行い、食物アレルギーのある児童への対応を全教職員が理解し、適切に対応することができるよう徹底してまいります。

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