報道発表資料 大阪市学校給食献立作成システムの仕様誤りによる献立表の記載事項の誤りについて(第一報)
2023年4月10日
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問合せ先:教育委員会事務局 指導部 保健体育担当(06-6208-9140)
令和5年4月10日 10時発表
大阪市教育委員会事務局において、大阪市学校給食献立作成システム(以下、「献立作成システム」という。)で作成した学校給食の献立表について、「糖質量」の算出方法に誤りがあったことが判明しました。
このような事案を発生させたことにつきまして、関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。速やかに、各学校から保護者への説明文等を発出いたします。1 事案経過
令和5年4月5日(水曜日)、ある大阪市立小学校の栄養教諭から献立表に記載されている糖質量について、当該教諭が計算した数値と一致しない旨の連絡がありました。
ただちに、教育委員会事務局の管理栄養士が確認したところ、指摘された数値と一致したため、献立作成システムの保守運用を委託している事業者に確認したところ、本来、炭水化物量から食物繊維総量を減算し、糖質を算出すべきでありましたが、食物繊維総量を減算しなかったため、献立表に記載している「糖質」は炭水化物量であったことが判明しました。2 対象期間と対象校
期間 平成31年4月から令和5年4月まで
対象校 全ての大阪市立小学校及び中学校3 発生原因
平成31年4月から導入した献立作成システムの開発時に、糖質は炭水化物量から食物繊維総量を減算せずに計算する設計ミスがあったことが原因です。
4 影響
糖尿病を罹患している児童生徒は血糖値の管理のため、糖質量を参照している可能性があることから、インスリン注射をしている児童生徒の実態数を現在調査中です。
5 対応
令和5年4月10日(月曜日)、全ての大阪市立小学校及び中学校に連絡しました。また、速やかに保護者への説明文及び修正した家庭配付用献立表を各学校から発出します。
また、速やかに大阪市ホームページに掲載している家庭配付用献立表を修正します。
なお、学校給食で必要な栄養価の計算に誤りはなく、今後の給食の献立内容に変更はございません。(本年度は予定どおり令和5年4月11日(火曜日)から提供を開始いたします。)探している情報が見つからない
