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報道発表資料 大阪市立小学校における物品購入契約の支払いにかかる不適切な事務処理について

2023年4月28日

ページ番号:598572

問合せ先:教育委員会事務局 学校運営支援センター 学務担当(06-6115-7719)

令和5年4月28日 14時発表

 大阪市立小学校において、令和4年度の物品購入契約の支払いにかかる事務手続きを誤り、契約業者に二重に支払っていたことが判明しました。

 このような事案を発生させたこと及び事実の判明が遅れたことにつきまして、関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げますとともに、市民の皆様の信頼を損なうこととなりましたことを深く反省し、再発防止に努めてまいります。

1 事案の経過

 令和5年4月19日(水曜日)、ある大阪市立小学校の学校事務職員あてに物品購入にかかる契約締結した事業者(以下、「事業者」という。)より「当校に納品した物品購入契約にかかる支払いが二重にされている」と問合せがありました。

 令和5年4月20日(木曜日)、当該職員は学校長及び学校運営支援センター学務担当(以下、「学務担当」という。)へ報告し、すぐに学務担当が確認したところ、本件にかかる支払いを令和4年12月9日(金曜日)及び令和5年1月11日(水曜日)に事業者へ行っていることが判明しました。

 当該職員は令和4年11月11日(金曜日)に納品された物品の請求書(令和4年11月11日付)を、令和4年11月14日(月曜日)に支払処理を行っている学務担当に送付しました。

 令和4年11月中旬に、学務担当が業務システムの契約金額と、請求書の金額が異なっていることに気付き、当該職員に確認したところ、本来であれば税込みの金額を入力すべきところ税抜きの金額で入力していたことが判明しました。

 当該職員は、契約金額の修正処理を行ってから支払いまでに日数がかかることから、請求書受領後30日以内に支払うことが難しいと判断し、令和4年11月下旬に事業者へ請求書の再発行を依頼しました。

 令和4年11月30日(水曜日)に当該職員が業務システムで契約金額の修正処理を行い、学務担当が業務システム上で契約金額が修正されていることを確認し、令和4年12月2日(金曜日)に支払処理(支払日:令和4年12月9日)を行いました。

 令和4年12月16日(金曜日)に、事業者より再提出の依頼による請求書の提出があり、当該職員は未払い分の請求書であると錯誤し、また、11月に行った契約金額にかかる修正処理を、取消処理を行ったものと思い込み、本件にかかる執行状況を確認しないまま、再度、業務システムにて契約金額の登録を行い、学務担当に12月16日付請求書を送付し、学務担当が12月16日付請求書に基づき令和4年12月28日(水曜日)に支払処理(支払日:令和5年1月11日)を行いました。

2 影響額

契約金額 17,200円

3 判明後の対応

 令和5年4月20日(木曜日)、事業者へ経緯説明及び謝罪をし、後日返金いただくことをご了承いただき、令和5年4月25日(火曜日)、事業者へ返金用の納付書をお渡しし、同日納付いただきました。

4 原因

 当該職員が契約金額の修正処理を取消処理と思い込み、再度支払処理を行ったこと、学校内において執行状況の確認ができておらず、組織の管理監督が不十分であったことが原因です。

5 再発防止策

 当該事案を踏まえ、職員に向けて契約及び支払の事務処理を厳正に行うため、業務マニュアル等の再確認を指示するとともに、管理職に向けて学校内における学校事務職員の役割を認識し標準職務の励行を管理するよう指導し、再発防止を徹底してまいります。

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