報道発表資料 第27回大阪市図書館フェスティバルを開催します
2024年9月6日
ページ番号:633686
問合せ先:大阪市立中央図書館 利用サービス担当(06-6539-3326)
令和6年9月6日 14時発表
大阪市立図書館では、令和6年10月12日(土曜日)から11月23日(土曜日・祝日)まで、「第27回大阪市図書館フェスティバル」を開催します。
図書館フェスティバルでは、作家による講演会や郷土に関する講座、おはなし会など、数々の催しを通じて本と人、人と人との「出会いの場」を創り出し、図書館の魅力や読書の楽しさを伝えます。大人も子どもも楽しめるプログラムを多数ご用意してお待ちしています。
中央図書館では、令和6年10月12日(土曜日)に、イタリア人作家のトンマーゾ・ピンチョさんらのトークイベント、令和6年10月20日(日曜日)に、大阪出身の小説家・医師の久坂部羊(くさかべ よう)さんの講演会を実施します。
それぞれの市立図書館の催しについては、大阪市立図書館ホームページ「第27回大阪市図書館フェスティバルを開催します!」をご覧ください。
開催期間
令和6年10月12日(土曜日)から11月23日(土曜日・祝日)まで
中央図書館での主な催し
トンマーゾ・ピンチョ『ぼくがエイリアンだったころ』出版記念トークイベント
トンマーゾ・ピンチョさんの著作『ぼくがエイリアンだったころ』の邦訳出版を記念し、著者本人と、邦訳を担当した二宮大輔(にのみや だいすけ)さん、著者と親交の深い作家のラウラ・今井(いまい)・メッシーナさんをお招きし、これまでの活動や作品の執筆に込められた思いについてお話しいただきます。
トンマーゾ・ピンチョさん
日時
令和6年10月12日(土曜日)14時から15時30分まで(開場13時30分)
会場
大阪市立中央図書館 5階大会議室(大阪市西区北堀江4-3-2)
定員
300名(事前申込制・先着順)
対象
どなたでも
費用
無料
講師
- トンマーゾ・ピンチョさん
1963年ローマ生まれ。画家を志し20代でニューヨークに渡り、現代アートに大きな影響を受ける。イタリアに帰国後、作家に転身。代表作は『ぼくがエイリアンだったころ』(2002)、『Cinacittà』(2008)など。翻訳家としての顔も持ち、フィリップ・K・ディックやジョージ・オーウェルなど、著名な作家のイタリア語翻訳も数多く手掛けている。
トンマーゾ・ピンチョという筆名は、ポストモダン文学の旗手トマス・ピンチョンをイタリア語風にしたもの。江戸川乱歩の作品を読み、彼の筆名がエドガー・アラン・ポーのもじりであることを知ったピンチョが、ローマに実在する地名「ピンチョ(Pincio)」と、トマス・ピンチョンの「ピンチョン(Pynchon)」を掛け合わせたことで生まれた。 - 二宮大輔(にのみや だいすけ)さん
1981年愛媛県生まれ。2012年ローマ第3大学文学部卒業。訳書に、ガブリエッラ・ポーリ+ジョルジョ・カルカーニョ『プリモ・レーヴィ―失われた声の残響』(水声社、2018)、クラウディオ・マグリス『ミクロコスミ』(共和国、2022)など。また、『翻訳文学紀行Ⅲ』(ことばのたび社、2021)に収録されているトンマーゾ・ピンチョの短編「紙とヘビ」の翻訳を担当。 - ラウラ・今井(いまい)・メッシーナさん
ローマ生まれ。小説、エッセイ、児童文学の作家。23歳で東京に移住し、東京外国語大学で文学の博士課程を修了。現在、都内の複数の大学でイタリア語講師として教鞭を執る。代表作に、『天国への電話』粒良 麻央訳(早川書房、2022)などがある。
申込方法
インターネットもしくははがきで申し込んでください。
- インターネットでの申込み
大阪市立図書館ホームページ「トンマーゾ・ピンチョ『ぼくがエイリアンだったころ』出版記念トークイベント」から申し込んでください。
- はがきでの申込み
はがき1通につき、4人まで申込みできます。下記記載事項を明記して下記の宛先まで送付してください。
宛先:〒550-0014 大阪市西区北堀江4-3-2 大阪市立中央図書館「トンマーゾ・ピンチョ出版記念トークイベント」係
記載事項:参加者全員のお名前・ふりがな、代表者の住所および電話番号
(注)当日、代表者のお名前がわかるものをお持ちください。
(注)申込みが定員に達した場合のみ、電話にて連絡します。
詳しくは大阪市立図書館ホームページ「トンマーゾ・ピンチョ『ぼくがエイリアンだったころ』出版記念トークイベント」をご覧ください。
申込受付期間
令和6年10月10日(木曜日)まで(必着)
手話通訳
ご希望の方は令和6年9月27日(金曜日)までに、中央図書館利用サービス担当 電話06-6539-3326またはファックス06-6539-3336まで申し込んでください。
久坂部羊講演会 医療小説の舞台裏
小説家・医師の久坂部羊(くさかべ よう)さんに、医療小説の舞台裏についてご講演いただきます。
久坂部羊さん
日時
令和6年10月20日(日曜日)14時から15時30分まで(開場13時30分)
会場
大阪市立中央図書館 5階大会議室(大阪市西区北堀江4-3-2)
定員
300名(当日先着順)
対象
どなたでも
費用
無料
講師
久坂部羊(くさかべ よう)さん
1955年大阪府生まれ。小説家・医師。大阪大学医学部卒業。大阪大学医学部附属病院にて外科および麻酔科を研修。その後、大阪府立成人病センターで麻酔科、神戸掖済会病院で一般外科、在外公館で医務官として勤務。同人誌「VIKING」での活動を経て、2003年『廃用身』で作家デビュー。2014年『悪医』で第3回日本医療小説大賞を受賞。
手話通訳
ご希望の方は令和6年10月4日(金曜日)までに、中央図書館利用サービス担当 電話06-6539-3326またはファックス06-6539-3336まで申し込んでください。
取材について
「第27回大阪市図書館フェスティバル」の取材を希望される場合は、各催し開催日の前日17時までに、それぞれの市立図書館までご連絡ください。
各催しの開催日及び連絡先については、大阪市立図書館ホームページ「第27回大阪市図書館フェスティバルを開催します!」をご確認ください。