報道発表資料 うめきた2期におけるイノベーション支援の役割を担う中核機能運営法人を設立し、令和6年(2024年)夏頃の先行まちびらきに向け、準備を加速します
2022年9月29日
ページ番号:579702
問合せ先:大阪都市計画局拠点開発室広域拠点開発課(06-6210-9327)
令和4年9月29日 14時発表
同時資料提供:大阪府政記者会、大阪経済記者クラブ、国土交通記者会、国土交通省建設専門紙記者会、大阪建設記者クラブ、大阪商工記者会、青灯クラブ、近畿電鉄記者クラブ
大阪市は、大阪府、三菱地所株式会社を代表企業とするうめきた2期開発事業者JV9社(以下、「事業者JV」という。)、公益社団法人関西経済連合会及び大阪商工会議所とともに、うめきた2期のまちづくりの目標である「『みどり(注1)』と『イノベーション』の融合拠点(注2)」の実現に向けて、連携して取り組んでいます。
今般、事業者JVは、まちの中核機能である新産業創出の実現に向けてイノベーション支援の役割を担う「中核機能」の運営法人として「一般社団法人うめきた未来イノベーション機構」(以下、「U-FINO」という。)及び「一般社団法人コ・クリエーションジェネレーター」(以下、「CCG」という。)を令和4年(2022年)9月13日に設立しましたので、お知らせします。
U-FINOは、「うめきた2期みどりとイノベーションの融合拠点形成推進協議会(注3)」において約5年間活動してきた知見を活かし、大阪市、大阪府、公益社団法人関西経済連合会及び大阪商工会議所も参画し、開発事業者、行政、経済界が官民一体で、新技術を持つ研究者や事業者などの多様な人材をつなげ、プロジェクト創出などをコーディネートする世話役となる組織であり、代表理事には、元大和総研特別研究員でJETROサンフランシスコ事務所長などを歴任した中沢則夫氏が就任します。
また、CCGは、イノベーション支援施設(注4)の管理・運営を行う組織です。
今後、U-FINOとCCGは相互に連携し合い、令和6年(2024年)夏頃の一部先行まちびらきに向け、中核機能を実現するための検討と準備活動を推進してまいります。
(注1)誰もが容易にアクセスできる緑豊かなオープンスペースのこと。うめきた 2 期の「みどり」は都市の品格やまちの魅力を高め、大阪を世界水準の都市空間を持つ国際都市に引き上げるきっかけとなり、世界中から資本や優秀な人材を集積させ、創造的・革新的な変化(イノベーション)を生み出します。
(注2)「大阪駅周辺・中之島・御堂筋周辺地域都市再生緊急整備協議会において策定されたまちづくり方針」をご参照ください。
(注3)構成団体:大阪市、大阪府、公益社団法人関西経済連合会、大阪商工会議所、独立行政法人都市再生機構、一般財団法人大阪科学技術センター、事業者JV
(注4)うめきた2期の北街区賃貸棟の低層階などに設けられる施設で、イノベーションに資する機関の入居を想定したオフィスや会議室・講義室、交流スペースなどから構成されています。
各法人の名称、事業内容
U-FINO
名称:一般社団法人うめきた未来イノベーション機構
事業内容:社会課題の解決や新産業創出に向け、「情報」・「人」・「技術」などをうめきた2期に集めることで、新しい製品・サービスやビジネスが生まれるエコシステムを構築し、大阪・関西におけるイノベーション創出を推進することをビジョンとし、当該ビジョン実現のため、ハブ機能の発揮、エコシステムの強化といった役割を果たすべく、官民一体組織の特性や強みを活かし、次の事業を行います。
- 人材・企業が集積・交流することで創出された事業化プロジェクトが循環するためのハブ機能を構築する事業
- イノベーション創出につながる外部組織などエコシステムを形成する各種機関との連携を強化する事業
- その他前各号に附帯または関連する事業
CCG
名称:一般社団法人コ・クリエーションジェネレーター
事業内容:うめきた2期地区開発事業における中核機能の持続的な成長を目的とし、その目的に資するため、次の事業を行います。
- 不動産の賃貸借、管理・運営事業
- 会員制サロンの運営事業
- 飲食・ショップ運営事業
- イノベーション創出支援事業
- 広報・プロモーション事業
- その他これらに附帯または関連する事業
(参考)法人概要
法人概要
CC(クリエイティブコモンズ)ライセンス
におけるCC-BY4.0
で提供いたします。
Adobe Acrobat Reader DCのダウンロード(無償)
- PDFファイルを閲覧できない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Acrobat Reader DC をダウンロード(無償)してください。
(参考)うめきた2期の中核機能に関する検討経過
平成14年(2002年)7月 都市再生緊急整備地域に指定
平成24年(2012年)1月 特定都市再生緊急整備地域に指定
平成25年(2013年)4月 先行開発区域(グランフロント大阪)まちびらき
平成27年(2015年)3月 「うめきた2期区域まちづくりの方針」決定【大阪駅周辺・中之島・御堂筋周辺地域 都市再生緊急整備協議会会議 大阪駅周辺地域部会】
平成28年(2016年)4月 新産業創出のテーマを「ライフデザイン・イノベーション」に決定【大阪駅周辺・中之島・御堂筋周辺地域 都市再生緊急整備協議会会議 大阪駅周辺地域部会】
(注) ライフデザイン・イノベーション:IoTやビッグデータ等の活用により、創薬や医療機器開発などの分野にとどまらず、人々が豊かに生きるための新しい製品・サービスを創出すること
平成29年(2017年)6月 うめきた2期みどりとイノベーションの融合拠点形成推進協議会設立【構成:大阪市、大阪府、公益社団法人関西経済連合会、大阪商工会議所、独立行政法人都市再生機構、一般財団法人大阪科学技術センター】
平成30年(2018年)7月 うめきた2期区域開発事業者の決定
平成30年(2018年)10月 うめきた2期みどりとイノベーションの融合拠点形成推進協議会に事業者JVが参画
(注)以降、協議会において、先行的な活動に取り組むとともに、中核機能運営法人を検討関連ページ
探している情報が見つからない
