報道発表資料 大阪港テロ対策合同訓練を実施します
2022年11月25日
ページ番号:583342
問合せ先:大阪港湾局計画整備部海務課防災保安グループ(06-6572-2691)
令和4年11月25日 14時発表
大阪港保安委員会(大阪市、大阪海上保安監部等により構成)は、関係機関・団体の連携によるテロ対策合同訓練を令和4年12月5日(月曜日)に実施します。
本訓練は、大阪港において想定されるテロ事案に対し、関係者の情報伝達・警戒等の対応状況を相互に確認し、一層の連携の推進と事案対応能力の向上を図ることを目的とするものです。
なお、大阪港湾局では、平成16年7月から、改正SOLAS条約(海上における人命の安全のための国際条約)に基づき、国際航海船舶及び当該船舶が利用する港湾施設において、人や車両の出入管理、巡視・監視など、保安対策の強化に取り組んでおり、本訓練もその一環として位置付けています。
訓練日時
令和4年12月5日(月曜日) 午後2時から午後3時30分頃まで
(訓練は天候等の状況によって、中止する場合があります。)
訓練場所
訓練参加機関
大阪海上保安監部、大阪府警察本部、大阪府大阪水上警察署、大阪府港警察署、大阪出入国在留管理局、大阪税関、近畿地方整備局、近畿運輸局、大阪市消防局水上消防署、大阪港湾局 ほか
参加人数
訓練想定
内閣官房水際危機管理チームから「他港において、テロを敢行する国際テロリストが入国する可能性がある。」との情報を入手し、コアメンバー(「大阪港保安委員会等の概要」参照)の各機関が警戒を強化しているとの想定のもと、各機関が対応を協議し、連携して水際で防ぐテロ対策の訓練を行う。
大阪港保安委員会等の概要
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訓練項目
SOLAS岸壁侵入者対応訓練(午後2時10分頃から)
不審な小型船舶から不審者が岸壁より侵入、構内で不審な行動をとるという事案を想定し、現場警備員(モニター監視警備員・りっしょう警備員)による状況確認及び報告等現場対応等、当該事案に対する現場警備員と関係機関による対処訓練を行う。
- 警備員による不審なドローン、不審車両や不審者の監視
- 警備員による岸壁への不審者侵入の110番通報
- 警察官による不審者の捜索、確保
情報伝達、緊急参集、対応協議訓練(午後2時15分頃から)
[協議事項]
- 大阪海上保安監部、大阪水上警察署、大阪税関所属船艇による海上警戒の実施、不測の事態に備えた水上消防署所属船艇の配備
- 天保山岸壁において、大阪出入国在留管理局による安全のため下船させた乗客の入国審査・手荷物検査の実施
- テロリストの逃走防止と周辺施設警戒のために警察官の配備
- 不測の事態に対する現場への消防車、救急車の配備
海上制圧訓練及び周辺警戒(午後2時20分頃から)
不審な小型船舶が接近した状況を想定し、不審船の海上制圧及び周辺の警戒を行う。
[海上制圧]
- 海上保安監部等による不審船への停船命令、追跡及び進路規制
- 小銃で反撃し逃走する不審船に対し、海上保安監部等による警告射撃を実施しテロリスト制圧
[周辺警戒]
- 警察官及び警備員による岸壁周辺の警戒
- 訓練参加船艇による周辺海域及び貨客船の警戒
- 海上保安監部等による岸壁着岸の外国貨客船内の警戒及び乗客・乗員の下船誘導
- 入国審査場、手荷物検査場の開設
- 消防車及び救急車の配備
入国審査・手荷物検査及びテロリスト制圧訓練(午後2時45分頃から)
出入国在留管理局による入国審査でのテロリストのたてこもりを想定し、制圧訓練を行う。
- 入国審査でのテロリストの発見
- 税関によるX線車等の手荷物検査での不審物(銃器)の発見
- 警察による逃走テロリストの制圧、出入国在留管理局への引き渡し、搬送
銃器所持テロリスト制圧訓練(午後2時50分頃から)
銃器を所持したテロリストの発見を想定し、制圧訓練を行う。
- 警察官による外国貨客船に潜伏していたテロリストの発見
- 銃器対策部隊による銃器を所持したテロリストの制圧
火災消火及び負傷者救急搬送訓練(午後3時頃から)
テロリストにより設置された時限式発火物が爆発した状況を想定し、消火訓練及び救急搬送訓練を行う。
- 着岸中の外国貨客船及び台船において、時限式発火物による火災の発生
- 配備中の消防車及び消防艇による消火
- 救急隊による救護所の設置及び爆発による負傷者等の応急措置及び病院への搬送
主催
取材上の注意事項
- 当日は、訓練会場にテロ対策合同訓練の一環として、立入制限区域が設定されますので、取材を希望される報道機関は、令和4年12月2日(金曜日)午後2時までに別添取材申込票により大阪港湾局計画整備部海務課防災保安グループへメール又はファックスでお申込みください(期限厳守願います)。
- 立入制限区域内に入る際は、警備員に記者証又は市政記者カードの提示をお願いします。
- 立入制限区域内では、自社腕章等を見えやすいところに着用してください。
- 取材中は、訓練の進行を妨げないよう担当者の指示に従っていただくなど、ご協力をお願いします。
- 報道機関用の駐車場はございません。
- マスクの着用や密接・密集の回避等、新型コロナウイルスの感染症拡大防止にご協力をお願いします。
取材申込票
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