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報道発表資料 令和4年度JICA救急救助技術研修を開催します

2023年2月2日

ページ番号:590645

問合せ先:消防局 企画部企画課(広報)(06-4393-6058)

令和5年2月2日 14時発表

 大阪市消防局は、令和5年2月7日(火曜日)から2月17日(金曜日)までの間、令和4年度JICA救急救助技術研修を開催します。
 この研修は、開発途上国の消防・防災組織等に所属する7か国8名の職員が、日本の救急救助技術及び知識を修得し自国の消防の発展に寄与するため、総務省消防庁が独立行政法人国際協力機構(JICA)から依頼を受け大阪市消防局が実施します。
 過去に65か国215名がこの研修を受講し今回で23回目となり、技術及び知識の修得のみならず、日本の救助隊員とも訓練を通じて交流を深め、国境を越えた関係を築くことができることも、研修の大きな特徴の一つです。

実施概要

研修期間
令和5年2月7日(火曜日)から2月17日(金曜日)まで
研修場所
研修員
7か国8名(エジプト2名、ブラジル、メキシコ、ジョージア、ベトナム、ガーナ、ケニア各1名)
研修目的・概要

 言葉や文化、所属組織形態が異なる研修員が、日本の救急救助技術及び知識を修得し、自国で指導者として寄与することを目的に、短期間で統制のとれた活動ができるよう、礼式を含む規律訓練から基本技術、応用技術へと訓練の内容をステップアップしていきます。

研修内容
規律訓練
 号令、命令、指示等に従い、厳正な規律と迅速的確で秩序ある行動を修得し、研修員の団結力を高めます。
開講式
 2週間にわたる研修開始のセレモニーです。JICA・総務省消防庁・大阪市消防局(以下、「各機関」という。)から研修員に対し激励を伝えるとともに、研修員が挨拶を行います。
救助技術訓練
 ロープ結索や高所・低所への進入(登はん・降下)要領等、基礎的な救助技術を修得します。
救急技術訓練
 応急処置要領や高エネルギー外傷に対する処置要領、集団災害発生時の対応要領について修得します。
総合訓練

 研修の集大成として「規律訓練」、「救急技術」、「救助技術」を、JICA職員や総務省消防庁国民保護・防災部参事官、大阪市消防局幹部に対し披露します。
 その後、消防局長から大阪市消防局救助隊員の証である「救助隊標識」を研修員へ授与し、救助隊員としての知識技術を修得したことを証します。

閉講式
 研修修了証書を授与するセレモニーです。研修に関係する各機関から祝辞を述べ、研修員代表1名が答辞を行います。

過去の研修の様子

開講式の様子
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開講式

訓練の様子
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救助技術訓練(支点作成・確保要領)

訓練の様子
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救助技術訓練(進入・降下要領・搬送)

訓練の様子
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救急技術訓練(外傷アプローチ)

訓練の様子
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救助技術訓練(低所救助技術)

訓練の様子
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救助技術訓練(高所救助技術)

訓練の様子
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救助技術訓練(各種破壊技術)

訓練の様子
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救助技術訓練(ロープレスキュー)

訓練の様子
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総合訓練

閉講式の様子
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閉講式

「研修予定表」

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取材について
  1. 取材を希望される場合は、希望する取材日の前日17時までに大阪市消防局企画部企画課広報(電話:06-4393-6058)までご連絡ください。
  2. 取材当日は、各開始時間の30分前に、別紙に記載する集合場所へお集まりください。なお、機材等の搬入などにより車を使用する際は、事前にご連絡頂きますようお願いします。
  3. 取材中は、必ず自社腕章、社員証(記者証)又は市政記者カードを着用のうえ、係員の指示に従ってください。腕章等を着用しない方の会場への入場をお断りする場合がありますので注意してください。
  4. 新型コロナウイルスによる感染症の拡大防止に向け、会場においては、マスクの着用による咳エチケットの徹底や会場設置のアルコールポンプによる手指消毒などにご協力をお願いします。また、発熱等の症状がある方は取材をご遠慮ください。
その他
 各日7時時点で、社会的影響がある災害等が発生した場合及び気象状況等で警報が発令された場合は中止となります。

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