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職員の業務支援におけるAIの活用事業について -職員の知恵袋-

2019年5月27日

ページ番号:444170

目次

事業概要

導入の背景

 区役所において、業務に精通したベテラン職員の大量退職、職員数の削減、人事交流の活発化による短いサイクルでの人事異動、雇用形態の多様化による再任用職員、嘱託職員、臨時任用職員、窓口業務委託事業者からの派遣職員の増加等を背景に、次世代を担う人材の育成、即戦力不足が大きな課題となっていました。

 銀行窓口業務や保険業務におけるサポートセンターの業務支援など、AIが人間に代わって業務を行う実績が出てきたことから、区役所の職員に対して担当業務に必要となる知識をサポートするAIを導入することで、業務効率化と市民サービスの質の向上を図るとともに、ベテラン職員がこれまで培った知識・技術の継承を支援できないかと実証することとしました。

対象業務の選定

戸籍業務支援AIのイメージ
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 今回のAI活用について対象とする区役所業務を検討し、まずは制度が比較的安定しており、ノウハウが蓄積されている戸籍業務にスポットをあてて、届出人から受付した届出書類についての「審査」業務と、当該書類を適法なものとして受付を認容(受理)するか、もしくは不適法なものとして受理を拒否(不受理)するかの「判断」業務に着目しました。

 これらの業務では、事務処理に要する時間や手間が専門知識や経験の多寡に左右されることが多く、これまで特に業務従事年数の浅い職員は、関係法令や戸籍実務書等の紙ベースによる調べもの、管轄法務局等への問い合わせに時間と労力をかけて対応していました。AIを活用することで、業務の経験年数を問わず、職員の知識サポートを行い、市民対応の時間短縮と正確性向上を図り、業務の効率化と市民サービスの向上につながることを期待しています。

委託事業者の選定

 平成29年6月にAIサービスの構築事業者を公募し、総合評価落札方式により8月に委託事業者(富士通株式会社)が決定しました。(入札経過の詳細は、下記を確認してください。)

 学習データの準備・AIへの投入・学習を経て、試作品を構築し、平成30年3月から2つの区役所でAIサービスのモデル運用を開始しました。

入札経過調書

実施状況

AIサービスの概要

 今回のAIはインターネットクラウド上のサービスとして構築されており、またユーザインターフェースとしてWebを利用していることから、端末に特別なソフトウェアをインストールすることなくAIサービスを利用することができます。
AIのシステム構成
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 事業者が提供するAIプラットフォームを利用し、自然言語処理と機械学習を活用した高度な文献検索システムとして構築しました。
AIの検索イメージ
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AIの特徴としては主に3点が挙げられます。

  • 機械学習技術、自然言語処理技術等を活用した知識検索型の業務支援AIサービス。
  • 業務支援AIサービスには、戸籍の専門書籍データや法令・先例、研修資料等1万件以上を蓄積している。
  • 機械学習技術により、自然文やキーワードによる検索を実施することで、システムに蓄積された文献から、キーワードを含む文献だけでなく、入力したテキストに対し、意味的に近い文献を検索することができる。
戸籍業務支援AI画面イメージ
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※画面イメージは開発中のものです。

今後の展開

 平成30年度においては、2区役所でモデル運用を継続し、AIの有効性について評価・検証を進めるとともに、利用者からのフィードバックをもとにAIの再学習(チューニング)を行っていく予定です。今後、戸籍業務支援AIの全区役所への展開や他業務への適用等について、調査・検討していきます。

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電話:06-6208-7664

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