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「『再生』まちづくり講演会-生野の未来を考えよう-」開催結果報告

2019年3月18日

ページ番号:447673

 大阪市生野区役所では、人口減少時代における地域活性手法について学ぶ「『再生』まちづくり講演会-生野の未来を考えよう-」を開催しています。

これまでの講座

Ver.1 平成30年7月26日開催

テーマ 「ほしい暮らしは自分でつくる ぼくらのリノベーションまちづくり」 講師 嶋田洋平氏

講演内容

  平成30年7月26日(木曜日)に嶋田洋平氏を迎え、「ほしい暮らしは自分でつくる ぼくらのリノベーションまちづくり」と題しまして講演会を開催しました。

 当日は、生野区内外から110名の参加があり、嶋田氏の「私たちは、まちに住み、まちで働き、まちで遊んでいる、それが暮らしである。自分たちの暮らしを楽しくすることとまちを楽しくすることは繋がっている。」という言葉から始まり、視点を変え空き家を「ポテンシャル」として見る、人が来るためには「そこにしかないもの」がなければならないといったことを実際のリノベーション事例を交えながら講演がなされました。

 また、実際にリノベーションを進めるにあたっては、スモールエリアの近未来を予測してコンセプトを持ってプロジェクトを仕掛ける。そうすることで波及効果が生まれ、まちが生まれ変わるといったお話があり、市民による小さな試みや実践の積み重ねが、大きなものを変える力になる、自分の欲しい暮らしは自分で作る。というお話で締めくくられました。

 参加者からは、エリアの設定方法の仕方や、地域を良くしようと何か考えているがどうしたらいいか、といった質問があり、まちを良くするために動いてくれそうな人がいるエリアでリノベーションをしていく、自分で何か事業を始めてみるといいといった回答がなされ、約2時間の講演を終えました。

Ver.2 平成30年8月21日開催

テーマ 「リノベーション社会資産の承継」 講師 大島芳彦氏

講演内容

 平成30年8月21日(火曜日)に参加者59名で、講師に大島芳彦氏を迎え、「リノベーション 社会資産の承継」と題しまして講演会を開催しました。

 今回の講演では、その時代の常識を疑うことが根本的に必要であり、かつての「つくる時代」が「つかいこなす時代」に変わった。まちを点ではなく、総和的に俯瞰することでマネジメント・経営・編集を行うことが必要であるといったお話や、空き家を「問題」ではなく、「資産」として考える。また、空間資源を活用するためには、物件ではなく物語を共有することが大切で、「付加」価値は不要であり、価値はすでにそこにあり潜在価値を見いだし編集していくことが必要となる。「あなたでなければ ここでなければ いまでなければ」を考えよう。オンリーワンの選ばれるものを考えてほしいという内容でした。

 参加者からは、小さな敷地を持っている地主はどういう展開をしているのかという質問がり、大島氏から、資産家のみなさんは孤立しており、自分の存在を隠していることが多いが、古くからの住人である事で地域のビジョンを考えることでできる。どういう暮らし方をしたいかまで考えて、仲間を作って欲しいという回答もなされ、その他にも不動産オーナーではないがまちに何ができるか、といったことなど様々な意見も出され今回の講演会は終了しました。

Ver.3 平成30年8月22日開催

テーマ 「視点を変えれば、まちは変えられる」 講師 林厚見氏

講演内容

 平成30年8月21日に引き続き22日(水曜日)も39名の参加で、まちづくり講演会「視点を変えれば、まちは変えられる」と題しまして講師に林厚見氏を迎え開催しました。

 今回の講演では、生野区のネガティブなイメージは、創造的な状況を生みやすく、チャンスとして捉えられる。「小さな変化を作る点が波及する」、「思い切ったビジョンと施策」がお互いに反応しあうとまちに動きが生まれる。ただし、どんなに思い切った施策をうっても小さな変化を作る点が波及する動きがなければ空回りする。学校再編は数十年に1度のチャンスであり、小さなアクションや場所、仕組みを作る事ができれば、感度の高い人たちが集まり新しい流れが生まれる。生野区では、問題を解くだけでなく、面白そうで誰もやっていないことを考え、そこに人は魅力を感じてくれるはずであるといった内容でした。

 質疑応答では、面白いプレーヤーを発見するきっかけとは何か?という質問に、たまたまではないか。たまたまそのエリアの中にそういうプレーヤーがいたという感じが多いという回答や、生野区はインフラの整備が必要と思うがどうすればいいかという質問に林氏からは、交通は大きな問題。電車を通せば生野区の価値が上がるのではなく、知恵とアクションによりイメージが変わり、交通事業者が電車を通すポテンシャルがあると考えられるようになればいい。また、移動の形については、テクノロジーの進歩により状況も変わるので、必ずしも既存交通に頼らなくてもいいのではないかという提案もあり講演会は終了しました。

Ver.4 平成30年11月15日開催

テーマ 「視点を変えれば価値が変わる」 講師 吉野智和氏

講演内容

 平成30年11月15日(木曜日)に4回目の市民向け講演会「視点を変えれば価値が変わる」を開催しました。当日は参加者43名でした。

 今回の講演会の講師、吉野智和氏は、障がい者施設で出来た製品に、デザイン性をあわせてプロデュースしていくことを進めておられ、小学校の机や椅子の廃材を障がい者の仕事・収入になるという理由から譲り受け、もともと何もしなければごみであったものにデザイン性をつけてマーケットに出すといったことや、作業工程が比較的柔軟で人のペースにあわせて作ることができるチョコレートの製造が、障がい者の仕事に向いているということから事業を手掛けるなど、思いをもって見方を変えればそのものに対する価値も変わってくるということを、これまでのご自身の行ってきた具体的な活動を交えながらご講演いただきました。

 参加者からの、思いがあっても一人では限界があるがどうすればいいかという質問に対して、完全に分業にしているが、似た属性の人が集まってチームを作ると失敗することが多く、全然違う属性の人と志しを一緒にすることがコツといった回答や、その他にも製品に付加価値をつける過程で、組織内部だけでなく外部の人とも手を組むことがあるのかという質問があり、これに対しては、ケースバイケースであるが、目先のお金を拾わずに、その事業が今後どうなっていくのかを考えて仕事をするようにしている。また販売については、まちに来てもらうことを目的としてやっているといった回答がなされました。

Ver.5 平成30年11月20日開催

テーマ 「共感と信頼、価値を生み出す-まちのブランディング-」 講師 明石卓巳氏

講演内容

 平成30年11月20日(火曜日)まちづくり講演会の5回目「共感と信頼、価値を生み出す-まちのブランディング-」を開催しました。

 今回は、岡山の問屋町を手掛けてこられた明石卓巳氏を講師に迎え開催し、56名の参加者がありました。

 講演会では、これまで手掛けてこられた事業の紹介と『ブランディングとは?』、『まちづくりを進める順番』についての講演をいただきました。

 まず、『ブランディングとは?』ということについて、まちをつくるといって、まちを実際に作っている人を見たことがない。まちづくりは結果論であり、まちをデザインするという認識で、ユーザーに選ばれる価値を作ることが大事であると考えているということでした。

 次に、『まちづくりを進める順番』は「エリアを決める」⇒「キャラクターを発掘する」⇒「グランドデザインを書く」⇒「コンテンツを想像する」⇒「アンカーを打つ」であり、この順番が非常に大切であるという説明があり、エリアリノベーションは、共感を得て、波及効果が生まれることにより行われることが一番であるというお話もありました。

 参加者から、ビルのオーナーさんが貸してくれない場合の対応ついての質問があり、これに対しては、分かりましたと答えて隣で面白いことをする。マグネット方式で広がる可能性もあるので、今後どうなるかといった提案を形で見せてみるのも一つであると回答がなされました。

Ver.6 平成30年12月20日開催

テーマ 「市民が動き、行政が支える-”空き”を価値に!これからの幸せまちづくり論-」 講師 西村浩氏

講演内容

 平成30年12月20日(木曜日)にまちづくり講演会の最後として講師に西村浩氏をお迎えし「市民が動き、行政が支える-“空き”を価値に!これからの幸せまちづくり論-」を開催し、当日参加者は55名でした。

 今回は、日本中人口が減少し、空き家や空き地が増えている状況であり、これからは、市民や民間が、お金を稼ぎながら公共空間を使い、いい空間を作り出していく必要があるということをテーマに講演が行われました。

 その具体的な事例として紹介された、福島県の旧石川小学校リノベーションでは、100年の歴史を持つ学校の校舎には、たくさんの思い出があり、校舎を残した活用方法が検討されることになり、公民館、図書館、遊び場等が一緒に入る複合施設として利用するが案になったが、当初は管轄する部署の違いから議論が進まないといった状況となっていたため、この校舎に地域が自主運営する民間主体のカフェ等が入る機能を導入することで、公共空間に民間・地域運営の空間が加わることになり、各部署をつなぐ役目として議論が行なわれるようになった。

 また、運営管理の体制への関わり方として、民間や地域は、最初は小さな関わりから始め、行政が多くを運営する体制からスタートし、最終的に民間が運営する施設にしていくようにすることが重要であるということ。民間の人がやりたいことをやれるような状態に公共空間を変えていくことが将来的に楽しい空間に作り上げるためには大切であるということが紹介されました。

 そのほかにも、シャッター商店街ではテナント募集のチラシを貼ることは、まちに人気がないことを広めているようなものであり、やってはいけないといったことや、妄想して社会実験をすることが大事で、生野区ならではのことで成功事例を積み重ねていくことが必要であるといった内容でした。

 事業を始めてからエリアが変わるまでの期間に関しては、まちが変わる雰囲気が出てくるまでに2・3年、3年すると楽しくなってくる。エリア全体が変わったと感じるようになるまでには10年ほどかかるということでした。

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大阪市生野区役所地域まちづくり課
住所: 〒544-8501 大阪市生野区勝山南3丁目1番19号(生野区役所4階)
電話: 06-6715-9059 ファックス: 06-6717-1163

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