生野区リノベーションまちづくりプロジェクト~学校跡地をみんなの学校へ~
2022年10月21日
ページ番号:462013
【最新情報】
【生野区における小学校校地の考え方】
大阪市においては、基本的に学校再編後の学校跡地については、売却することとなっています。しかし、生野区の西部地域は住宅密集地であり、避難所の必要性から「小学校の跡地に関しては防災拠点として残す」方針になっています。
ただし、校舎や校地の管理に際しては、単に校舎を置いておくだけでも年間の維持管理費が500万円以上/校(最大9校分なので年間4500万円の維持費)かかります。行政だけの管理では、費用がかかり過ぎると同時に、持続可能な形になりません。また、月に数回の活用ではまちの活性化につながりません。
そこで、まちの活性化や地域福祉・子育て支援・地域コミュニティの拠点として公民連携で校舎や校地を活用し、エリアの価値を向上させ、住みたくなるまちにするための「学校跡地を核としたリノベーションまちづくり」の構想策定に取り組み、平成30年度に構想案を策定するための調査研究やアンケートを行い、平成31年2月2日に「生野区リノベーションまちづくりフォーラム」にて、生野区の課題解決につながる公民連携の考え方や、学校をすべて「みんなの学校」としてまちに開き、アイデアを募り、生野のまち全体に学びがあふれる「まちぐるみ教育」という考え方が示されました。
平成31年4月17日に「生野区西部地域の学校跡地を核としたまちづくり構想(案)」を公表し、多くの市民の皆さまからいただいたご意見を踏まえて令和元年6月に「生野区西部地域の学校跡地を核としたまちづくり構想」を策定しました。今後、再編の確定した小学校から構想の方向性にあわせて個別の具体的な計画を検討していきます。
【学校跡地検討会議等について】
小学校ごとに校舎・校地の利活用を検討する「学校跡地検討会議」を設置する等、地域の住民の方のニーズ等を踏まえながら、学校校舎・校地を核としたまちづくり・まちの活性化、さらには持続可能な活用方法を検討・意見交換し、活用計画を策定していきます。
【「リノベーションまちづくり」とは?】
空き家・空き地・空き店舗など遊休不動産を、できるだけ元の良さを活かしてリノベーションしてまちの活性化や雇用の創出などの効果を産み、エリアの価値を向上させる公民連携のまちづくりです。
生野区では「学校跡地活用」の計画づくりと並行して、区内の空き家対策にも取り組んでいきます。一方で民間の不動産オーナーや事業者の協力も不可欠ですので、区民向け・事業者向けの啓発も引き続き行っていく予定です。
【これまでの取り組み】
マーケットサウンディングの実施
平成31年度・令和元年度の取り組み
平成30年度の取り組み
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このページの作成者・問合せ先
大阪市生野区役所地域まちづくり課
住所: 〒544-8501 大阪市生野区勝山南3丁目1番19号(生野区役所4階)
電話: 06-6715-9017 ファックス: 06-6717-1163