マダニによる感染症について
2015年1月14日
ページ番号:209131
マダニによる感染症
ダニといえばハウスダストと思われがちですが、ウイルスや病原菌の媒介虫でもあり、中でも最近注目されているのがマダニです。
マダニは野外(草むら)などに生息し、一度刺すと吸血が終わるまで(1~2週間)離れることはありません。
マダニが媒介する病原菌は、日本紅斑熱・ライム病・Q熱などがありますが、SFTS(重症熱性血小板減少症候群)が国内で確認され、発症者の死亡報告もあります。
この疾病に対する有効な治療薬はありませんので、マダニに刺されないように心がけることが大切です。

ヤマトダニ

フタトゲチマダニ
特徴
ダニ目 マダニ亜目 マダニ科で国内では40種あまりの吸血性のダニが知られています。
体調は3~4mmですが吸血すると数倍の大きさになるので、吸血後の発見は容易です。
生態
野外に生息しているダニで、野生動物に寄生し吸血を行います。
マダニは各成長時期(幼虫・若虫・成虫)に十分に吸血すると、宿主から離れ地表で脱皮や産卵をします。
防除
登山、ハイキング、キャンプなど、草の茂っている場所に行く時は、長袖・長ズボンを着用し肌の露出を少なくしましょう。
万一マダニに刺された場合は、無理に取らずに病院(皮膚科)で治療を受けるようにしてください。
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