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田中副市長によるインド共和国インドール市及びムンバイ市出張報告について(平成30年4月)

2019年6月13日

ページ番号:434008

平成30年4月8日(日曜日)から4月15日(日曜日)までの8日間、田中副市長が、インド共和国のインドール市及びムンバイ市を訪問しました。

インドール市では、環境省の依頼を受けて、4月10日から12日に同市内で開催された「アジア太平洋3R推進フォーラム第8回会合」に参加し、環境分野におけるベトナム国ホーチミン市等との都市間協力の取組事例を紹介するとともに、フィリピン国ケソン市と低炭素都市形成等に関する都市間協力の強化について共同発表を行いました。

ムンバイ市では、昨年開催の大阪港開港150年記念事業に参画されたジャワハルラル・ネルー港への視察及びインドの物流関連企業のSCM Programs社等との意見交換を行い、大阪とインド間の貨物の獲得、維持、拡大等を図る機会としました。

主な活動、交流項目

インドール市

「アジア太平洋3R推進フォーラム第8回会合」に参加し、次の活動を行いました。

  • 本フォーラム併催の「3Rと資源効率化を通じた清潔な水、土地、大気の実現に向けたアジア市長間政策対話」において議長を務めるとともに、ホーチミン市等との環境分野の都市間協力の取組事例の紹介及び2025年の万国博覧会の大阪誘致について発信しました。
  • 地方自治体の首長らで採択された「インドール3R宣言」の発表に続いて、平成29年度から低炭素都市形成を支援しているケソン市と環境分野における都市間協力の強化について共同発表を行いました。
  • 日本国とミャンマー連邦共和国との二国間会談に参加し、意見交換を行いました。

ムンバイ市

インド最大の港湾があるムンバイでは、次の活動を行いました。

  • 昨年大阪市で開催した「大阪港開港記念式典」、「国際港湾会議」に参加して頂いたジャワハルラル・ネルー港を訪問し、今後の交流の継続及び連携強化、情報共有等について確認しました。
  • 在ムンバイ日本国総領事館を表敬訪問し、今後の大阪との貿易拡大に向け、必要があれば総領事館にも相談させていただくことを話し合いました。
  • ムンバイに本社のある物流関連企業と会議を持ち、大阪とムンバイでの事務所の設置や11月の会議への参加など積極的な連携に向けて提案を頂きました。今後のムンバイ・インドと大阪との交流強化という点から、前向きに検討します。

主な日程

  • 4月8日(日曜日)
    7時45分 大阪国際空港(伊丹空港)発(以下、現地時間)
    21時40分 デヴィ・アヒルヤバイ・ホルカール空港(インドール市)
    (インドール泊)
  • 4月9日(月曜日)
    9時30分 アジア太平洋3R推進フォーラム 打ち合わせ
    15時 同上 会場視察及び事前確認
    (インドール泊)
  • 4月10日(火曜日)
    9時 アジア太平洋3R推進フォーラムに参加(終日)
    (インドール泊)
  • 4月11日(水曜日)
    9時30分 フォーラム併催の「3Rと資源効率化を通じた清潔な水、土地、大気の実現に向けたアジア市長間政策対話」に参加
    10時30分 日本国とミャンマー連邦共和国との二国間会談に参加
    11時 「3Rと資源効率化を通じた清潔な水、土地、大気の実現に向けたアジア市長間政策対話」において、議長及び大阪市の環境分野における都市間協力等の発表
    19時15分 「インドール3R宣言」に参加及びケソン市と環境分野における都市間協力の強化について共同発表
    (インドール泊)
  • 4月12日(木曜日)
    12時35分 デヴィ・アヒルヤバイ・ホルカール空港(インドール市)発
    14時 チャトラパティ・シヴァージー国際空港(ムンバイ市)着
    15時 行政視察 湾岸エリアのまちづくり
    (ムンバイ泊)
  • 4月13日(金曜日)
    9時30分 打ち合わせ
    13時30分 ジャワハルラル・ネルー港の視察及び同港を管理する港湾公社(ジャワハルラル・ネルー・ポート・トラスト(JNPT))との意見交換
    18時30分 在ムンバイ日本国総領事館 表敬訪問
    (ムンバイ泊)
  • 4月14日(土曜日)
    10時30分 SCM Programs社との意見交換
    20時15分 チャトラパティ・シヴァージー国際空港発
    (機内泊)
  • 4月15日(日曜日)
    13時30分 関西国際空港着

出張成果まとめ

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出張者一覧

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日程詳細

4月9日(月曜日)

アジア太平洋3R推進フォーラムの打ち合わせ等

〔時間〕9時30分から16時

〔場所〕ブリリアント コンベンション センター等

〔主面接者〕国際連合地域開発センター(UNCRD)Zakya Naseri氏 (officer)

〔概要・目的〕
アジア太平洋3R推進フォーラムで併催されるアジア市長間政策対話において、田中副市長が議長を務める分科会の進行や発表等の打ち合わせや会場の視察を行い、事前の確認を行う。

4月10日(火曜日)

アジア太平洋3R推進フォーラムに参加

〔時間〕9時から21時30分

〔場所〕ブリリアント コンベンション センター The Grand Hall

〔参加者〕アジア・太平洋各国を中心に、40か国以上の政府、国際機関、援助機関、民間企業、研究機関、NGOなど700名超が参加

〔概要・目的〕
フォーラム1日目は、参加者との意見交換を行い、環境施策の情報を共有するとともに、併催された3R国際展示会で、2025年万国博覧会に関する資料を配架し、PRを行う。

〔内容〕
主催:日本国環境省、インド住宅都市省及び国際連合地域開発センター(UNCRD).

  1. 歓迎・開会挨拶:インド住宅都市省、日本国環境省等
  2. 全体テーマ:「3Rと資源効率性を通じたきれいな水、土地、大気の実現―アジア太平洋地域の21世紀ビジョン」
  3. プログラム(1日目):
  • 廃棄物ゼロ社会に向けて‐3R手法 
  • 3Rときれいな水‐水質汚濁低減における循環経済の役割
  • 3Rときれいな土地‐土壌汚染対策における循環経済の役割
  • 3Rときれいな大気‐大気汚染対策における循環経済の役割

フォーラム風景


歓迎挨拶 
インド住宅都市省
Durga Shanker Mishra氏


開会挨拶
日本国環境省
伊藤副大臣

4月11日(水曜日)

アジア太平洋3R推進フォーラム併催の「3Rと資源効率化を通じた清潔な水、土地、大気の実現に向けたアジア市長間政策対話」等に参加

〔時間〕9時30分から20時45分 

〔場所〕ブリリアント コンベンション センター Imperial Hall他

〔概要・目的〕
フォーラム2日目は、日本とミャンマーとの二国間会談に参加し、大阪市のヤンゴン市に対する技術協力の理解とサポートを求める。また、フォーラム併催のアジア市長間政策対話で議長及び大阪市の環境分野における取組事例の紹介を行うとともに、フィリピン国ケソン市と環境分野における都市間協力の強化について共同発表を行う。

日本国とミャンマー連邦共和国との二国間会談に参加

〔時間〕10時30分から11時

〔場所〕ブリリアント コンベンション センター内会議室

〔主面接者〕
 日本国:環境省 高橋地球環境審議官
 ミャンマー国:産業省 Aung Myint氏(Director)、天然資源環境保全省 Min Maw氏(Director)

〔概要・目的〕
 大阪市とヤンゴン市の下水道分野など都市インフラ分野の技術協力について、日本国やミャンマー国の支援を求める。

〔内容〕
<大阪市>

  • 2014年9月に、大阪市は、ヤンゴン市都市開発委員会(YCDC)との間で都市インフラ分野での技術協力の覚書を締結し、都市計画など幅広い分野での協力を確認している。
  • 覚書の締結以降、下水道分野での協力を活発に進めており、今後も日本とミャンマーの二国間協力のもと、大阪市とヤンゴン市の技術協力を推進していきたい。

<ミャンマー>

  • 大阪市のこれまでのヤンゴン市への技術協力には感謝する。ヤンゴン市では、水質の悪化が続いており、安全な水の確保が課題であり、引き続き、大阪市の協力をお願いしたい。

【まとめ】
大阪市によるヤンゴンの技術協力の推進について、日本国環境省及びミャンマー国産業省等に報告し、都市間協力の取組みを支援していくことを確認された。


二国間会談風景


ミャンマー国
Aung Myint氏(左)
Min Maw氏(右)

「3Rと資源効率化を通じた清潔な水、土地、大気の実現に向けたアジア市長間政策対話」における議長及び発表

〔時間〕11時から17時

〔場所〕ブリリアント コンベンション センター Imperial Hall

〔概要・目的〕
アジア市長間政策対話において、分科会議長を務めるとともに、アジア地域の市長級等の参加者に大阪市の環境分野におけるホーチミン市等との都市間協力の取組事例を紹介する。

〔内容〕

  • 「インドのスマートシティ‐持続可能な都市開発やビジネス機会の観点から3Rの取組みの提供」の分科会で議長を務めた。

市長間政策対話風景


田中副市長 議長

  • 「都市間連携及びパートナーシップ‐ベストプラクティス事例」の分科会で大阪市の環境分野の取組事例を紹介するとともに、2025年万国博覧会の大阪誘致を発信した。

田中副市長 発表


パネルディスカッション
大阪市参加

「インドール3R宣言」に参加及びケソン市と環境分野における都市間協力の強化について共同発表

〔時間〕19時15分から20時45分

〔場所〕ブリリアント コンベンション センター The Grand Hall

〔概要・目的〕
ホーチミン市に加え、平成29年度から新たに低炭素都市形成を支援しているケソン市と環境分野における都市間協力の強化について、ケソン市と共同発表を行い、参加者に大阪市の国際環境協力の推進をPRする。

〔内容〕

  • 都市の清浄な水、土壌、大気の達成に向けたインドール3R宣言の採択が発表された。

インドール3R宣言 発表

  • 大阪市とケソン市の都市間協力の強化について共同発表を行った。

<大阪市>
 大阪市が環境分野でこれまで培ってきた経験や知見の活用及び環境技術を有する大阪の企業と連携し、アジア諸都市との都市間協力を通じて、環境分野における国際貢献を推進している。ホーチミン市に加えて、ケソン市の気候変動対策や廃棄物管理など環境分野の取組みを支援していくため、都市間協力の強化について、今後、両市長間の合意に向けた協議を進めていく。

<ケソン市>
 2015年度と2016年度に、大阪市は、ケソン市の廃棄物発電の導入など廃棄物管理の改善のため、訪日研修など協力された。2017年度からは、温室効果ガス排出量の削減にも協力している。引き続き、大阪市との都市間協力を推進し、ケソン市の気候変動対策、エネルギー対策や廃棄物管理など環境保全対策を進めていく。


ケソン市との共同発表
田中副市長 発言


ケソン市との都市間
協力の強化

4月12日(木曜日)

湾岸エリアのまちづくり 視察

〔時間〕15時から18時

〔場所〕ムンバイ市内ベイエリア

〔概要・目的〕
大阪港のポートセールスなど港湾分野の交流を深めるにあたって、ムンバイ市のベイエリアのまちづくりなどを確認する。

〔内容〕
ムンバイ市は、人口約1,200万人と世界でも有数の都市で、海に面したインド国内随一の商業及び娯楽の中心都市である。多くのインド企業の本社や多国籍企業の主要拠点が置かれており、日本とのビジネス機会が期待される。また、ベイエリアは、様々な観光名所、宗教・文化の集積地となっており、沿岸歩道や道路も整備され、国内外から多くの観光客も訪れている。


ベイエリア


沿岸部周辺道路

4月13日(金曜日)

ジャワハルラル・ネルー港の視察及びジャワハルラル・ネルー・ポート・トラスト(JNPT、港湾公社)との意見交換

〔時間〕13時30分から15時30分

〔場所〕ジャワハルラル・ネルー港

〔目的〕

  • 昨年7月に大阪港開港150年記念を祝し、大阪市で開催した「大阪港開港記念式典」、「国際港湾会議」へのJNPTの参加に対するお礼
  • 大阪港とJNPTとの交流を通じて、大阪とインド間の貨物の獲得・維持・拡大及び経済交流の活性化を図る。

〔内容〕

  • インドには中央政府が管理する港湾が12あり、インド全体の中で55パーセントをジャワハルラル・ネルー港が扱っている。取扱量は日本で一番大きな東京港とほぼ同程度の483万TEU(個)である。
  • ジャワハルラル・ネルー港には5つのコンテナターミナルがあるが、5番目のターミナルの1キロメートルが完成し、2022年までに1,000万TEUに増やす目標である。
  • また、背後地では面積277haのSEZ(Special Economy Zone、経済特区地区)もあり、GST(消費税)の税制優遇措置により、電気・機械・テキスタイル(繊維)・農業を対象業種として企業誘致を推進中である。
  • さらに、ジャワハルラル・ネルー港はインドの奥地1,000キロメートルまで貨物が届いており、今後も鉄道や道路などのインフラ整備を計画中である。

【まとめ】

  • ジャワハルラル・ネルー港では、昨年の式典からスタートした大阪港とのつながりを重要に感じてくれており、副市長の訪問を歓迎して頂いた。
  • 大阪港にとっても、将来性の高い港湾と交流を深めることは、双方の港湾にとって有益であり、さらなる貿易拡大の可能性を有することとなるため、今後の交流の継続及び連携強化、情報共有等について確認した。
視察の様子
意見交換の様子

在ムンバイ日本国総領事館表敬訪問

〔時間〕18時30分から20時30分

〔場所〕在ムンバイ日本国総領事館

〔主面接者〕野田 亮二 総領事、江口 美幸 領事、齋藤 隆太 専門調査員、日系企業

〔目的〕

  • 総領事館が有する情報やインドから見た日本の港、大阪の港に期待することなどについて意見交換し、今後の大阪港での施策展開に役立てるとともに、インドとの連携強化・交流促進を図り、もって両国の発展に繋げる。

〔内容〕

  • ムンバイには日本人が600人おり、日系企業も増えてきている。
  • 現在、インドは年成長率7.1パーセントであるが、今後の成長も著しい。
  • マハーラーシュトラ州では、店舗、雇用条件に関する法律を約70年ぶりに改正したが、午前8時から午後9時30分までと決められていた店舗の営業時間が、特定の業種は24時間可能となり、利便性が上がった。
  • 現地での日本食の評価は良いため、大阪市が取り組んでいる「食」輸出の促進も可能性はある。

【まとめ】
 野田総領事からは、現在、都市圏では2,300万人の人口を有するムンバイが将来的には2倍(4,600万人)になるなど、今後の日本のマーケットとしての魅力があるとお聞きしており、今後の大阪との貿易拡大に向け、必要があれば総領事館にも相談させていただくこととした。

表敬訪問の様子
表敬訪問集合写真

4月14日(土曜日)

SCM Programs社(ムンバイに本社のある物流関連企業)との意見交換

〔時間〕10時30分から13時30分

〔場所〕JWマリオット ムンバイ サハール内 会議室

〔目的〕
大阪港のポートセールス及びインドの物流に関するヒアリング

〔内容〕

  • インドでは首相が“Make-in-India”を合言葉にインド製品の製造強化を政策にしている。
  • インドの製品を送り出す、海外との貿易を増やしたい考えであり、SCM社は貿易振興を進める会社であり、ムンバイで土地も所有していることから、冷凍倉庫の所有、そして日本全国への配送システムを実施したいと考えている。
  • インドでは食料生産の半分しか保管倉庫がないため、冷蔵保管施設の整備や食料の処理技術能力の向上も検討している。
  • また、貿易のトップは中国であるが、例えば、高価な日本のものを免税するなどして、日本との交流を多くしたい考えもある。
  • このため、大阪との連携を進めるため、日本における事務所の設置やムンバイでの大阪からの事務所保有を提案したいので、まずは、連携強化を依頼された。
  • また、11月にムンバイで開催する物流会議にスペシャルゲストとして招待するので参加して欲しい。プレゼンも希望する。

【まとめ】
 大阪とムンバイでの事務所の設置や11月の会議への参加など積極的な連携に向けて提案を頂いたところであり、今後のムンバイ・インドとの交流強化という点から、前向きに検討したい。

意見交換時の発表の様子
意見交換の様子

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