フィリピン共和国ケソン市脱炭素都市形成に関する市長級政策対話を開催しました(令和4年8月)
2022年9月7日
ページ番号:575353
令和4年8月2日、大阪市とフィリピン・ケソン市は脱炭素都市形成の実現に向けた市長級政策対話を実施しました。
ケソン市と大阪市は、平成27年(2015年)に環境省の事業を通じて廃棄物発電事業の実現可能性等に関する現地調査等を実施したことから始まりました。
その後、平成29年(2017年)に日本政府とフィリピン政府の間で、JCM制度運用に係る二国間文書に署名がなされたことを受け、その翌年の平成30年(2018年)に、本市とケソン市は、低炭素都市形成に向けた都市間協力にかかる覚書を締結し、令和3年8月にケソン市低/脱炭素都市形成に向けた協力覚書として更新し、現在に至っています。
この覚書による安定的な関係の下、本市は環境省の「脱炭素社会実現のための都市間連携事業」「JCM(二国間クレジット制度)」の枠組みを活用し、ケソン市における低炭素化プロジェクトの創出に取り組んでおり、昨年度、Team OSAKAネットワーク参加事業者と連携し、第1号のJCM設備補助事業が採択され、事業の実施に向けた調整が進んでいます。
政策対話は、オンラインで開催され、本市・ケソン市双方からカーボンニュートラルに向けた取組みを紹介し、日本側関係者から都市間協力状況のプレゼンテーションを行い、今後の連携に向けた方向性の確認を行いました。
今回の政策対話を契機に双方の関係強化を図り、官民連携による海外展開のより一層の推進をめざします。
政策対話の概要について
日時
令和4年(2022年)8月2日(火曜日) 15時から16時まで(日本時間)
場所
オンライン(本庁5階特別会議室)
議事
- 挨拶(大阪市:高橋副市長、ケソン市:ベルモンテ市長)
- 記念撮影
- 大阪市 プレゼンテーション「脱炭素に向けた大阪市の取組」
- ケソン市 プレゼンテーション「ケソン市気候変動対策実行強化計画2021-2050」
- 株式会社オリエンタルコンサルタンツ プレゼンテーション「環境省都市間連携事業の取組み内容について」
- 意見交換
ケソン市からのメッセージ
- 気候変動対策に係る両市の計画を相互に紹介し、脱炭素に向けた取組みについて、両市の相互理解を深めることができた。
- 再生可能エネルギーの普及拡大、建築物の省エネ化、移動の脱炭素化、資源循環の促進など、共通する取組みも多い。
- 今後とも安定した関係を継続し、両市において、カーボンニュートラルに向けた取組みを積極的に推進していくことにより、持続可能な世界の実現をめざしていきたい。

左:高橋副市長 右:ベルモンテ市長
会場の様子
探している情報が見つからない

このページの作成者・問合せ先
大阪市 環境局環境施策部環境施策課都市間協力グループ
住所:〒545-8550 大阪市阿倍野区阿倍野筋1丁目5番1号(あべのルシアス13階)
電話:06-6630-3262
ファックス:06-6630-3580