公立大学法人大阪市立大学の平成24年度財務諸表等を承認しました

　大阪市では、公立大学法人大阪市立大学の平成24年度財務諸表及び剰余金の繰越につきまして、平成25年10月3日付けで承認を行いました。

　公立大学法人は、地方独立行政法人法第34条及び大阪市公立大学法人の業務運営並びに財務及び会計に関する規則第11条の規定に基づき、貸借対照表、損益計算書などの財務諸表等を市長に提出し、市長は、公立大学法人評価委員会の意見を聴いたうえで、財務諸表及び剰余金の繰越について承認を行うこととなっており、今回につきましては、9月24日開催の評価委員会において、意見なしとの結論を受けたものです。

　なお、財務諸表及びその概要については、以下のとおりです。

（主な内容）

• 貸借対照表　　

　　　　資産：1,278億円

　　　　負債：356億円、純資産：922億円

• 損益計算書

　　　　経常費用：476億円

　　　　経常収益：502億円

　　　　経常利益：26億円　　

　　　　(大学：2億円、附属病院：24億円）

　　　　臨時収益：△3億円

  　　　目的積立金取崩：5億円

　　　　当期総利益：28億円

• 利益処分の内容

　　　  積立金：4億円（会計上の利益であり現金の裏付けのないもの）

　　　  剰余金：24億円（中期計画に定める使途に充てるため繰越を行うもの）

    剰余金は、公立大学法人からの「利益処分（案）」を受け、地方独立行政法人法第40条第5項の規定により、大阪市公立大学法人評価委員会の意見を聴いたうえで、同条第3項の規定により市長による承認を行い、公立大学法人が中期計画において剰余金の使途として定めた教育、研究及び診療の質の一層の向上などに充てていくことになります。