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ハンブルク・サンクトペテルブルグ出張詳細

2020年3月26日

ページ番号:293457

ハンブルク

9月22日(月)9時から14時 友好都市提携25周年記念経済シンポジウム&ネットワーキング

ハンブルク商業会議所イノベーションキャンパスにおいて、「蓄電技術」「スマートシティ」をテーマとする友好都市提携25周年記念経済シンポジウムを開催しました。共催団体であるハンブルク商業会議所を代表してクラインシュミット・フォン・レンゲフェルト副CEOより開会挨拶をいただいた後、村上副市長からシンポジウム開催への協力に対する謝意を述べるとともに、「環境問題の解決は全世界共通の課題であり、両市の取り組みについて意見を交換することで、双方にとって互恵的な関係が今後一層深まることを期待している」と挨拶しました。

シンポジウムでは、木本JETROベルリン事務所長より、日本の再生可能エネルギーを取り巻く最新動向をご紹介いただいた後、井上経済戦略局長より大阪市内の特区及び湾岸部における環境、エネルギー貯蔵、スマートシティ等の取り組みについて紹介しました。引き続き、在阪企業として、住友電気工業株式会社インフラ事業推進部製品企画部蓄電事業グループの野口グループ長より、再生可能エネルギーとレドックス・フロー電池の活用について、八洲電業株式会社の橋爪代表取締役より、最新の小型蓄電池と人工太陽光技術について、また、咲洲アジアスマートシティ協議会 代表理事・大阪市立大学大学院工学研究科共創研究機構都市エネルギー研究開発副センター長の長廣代表理事より、咲洲地区スマートコミュニティ実証事業についてのプレゼンテーションが行われ、行政や民間企業、産官学連携の立場から多角的に大阪の取り組みを紹介しました。

ハンブルク大学のフレーバー教授をモデレーターに迎えたパネルディスカッションにおいては、再生可能エネルギー産業のクラスター形成に取り組むRenewable energy Hamburg、都市インフラにおける燃料電池の活用に取り組んでいるE.ON社やhy solutions社からのパネリストと、今後のスマートシティ・スマートコミュニティのあり方、地域エネルギー貯蔵システムについて、活発な議論が交わされました。


パネルディスカッション


村上副市長とディックマン国際部長

9月22日(月)11時から13時 大阪観光プロモーションセミナー

大阪観光局主催の大阪観光プロモーションセミナーがグランドエリゼホテルにおいて開催され、旅行、観光関連企業等約60名が参加しました。村上副市長より「大阪市はハンブルクと同様に水路に囲まれた港湾都市であり、地域観光の拠点である点も共通している。海外からのアクセス向上に努めるとともに、水と光をテーマとして、河岸の整備や様々なイベントの実施を官民で連携して進めている。両市の友好都市提携25周年を機に、ハンブルクより多くの方が大阪を訪れていただければと思う」と挨拶した後、大阪観光局担当者より大阪のイベントの紹介やプレゼンテーションを行いました。参加者からは、イベントの詳細情報、大阪周遊パスや大阪から京都・東京へのアクセスなどについて多くの質問が寄せられました。


9月22日(月)14時30分から16時 都市再開発視察(サステイナブル・パビリオン及びハーフェンシティ)

ハーフェンシティは、市内中心部から徒歩数分圏内にあるエルベ川北岸の老朽化した港湾地区を大型商業・住宅地域として再生する欧州最大のウォータフロント再開発プロジェクトの1つです。代表団及び市会代表団は、開発概要が一覧できる情報発信施設「サステイナブル・パビリオン」を最初に訪問し、ハーフェンシティにおけるインフラ整備、不動産の売却などを行うハーフェンシティ有限会社のギゼルヘア・シュッツ=ベルント副社長よりご挨拶と説明をいただきました。元来港湾施設のある地域であることから、港湾としての機能を残しつつ、環境に配慮した持続可能な都市として開発を進めており、オフィス、住宅、商業施設、文化施設の機能を備えるため、開発する民間企業の利益と住民ニーズとのバランスがとれるよう売却時の条件設定やガイドラインにより工夫しながら、2025年の完成を目指し、現時点で50%程開発が進んでいるとのことです。両市の友好都市提携が30周年を迎える2019年にはこの施設が住民の憩いの場として発展している予定であるので、またご覧いただきたいと語られました。引き続き代表団は、カーステンセン副部長による説明を受けながら、雨水環境への影響を低減するための様々な技術を導入した施設や、観光クルーズ船も着岸可能となっている船着場などを視察しました。


村上副市長とシュッツ=ベルント副社長


環境への影響を低減した集客施設


友好都市提携20周年を記念して命名された大阪アレー

9月22日(月)16時30分から17時 在ハンブルク日本国領事事務所長との意見交換会

在ハンブルク日本国領事事務所において、経済シンポジウム開催等につき多大なご協力を頂いている深川康所長との意見交換を行いました。村上副市長より、今回の協力に対する謝意を述べた後、「今後の姉妹都市交流の進展には、とりわけ経済交流を促進することが重要だと考えている。今回は民間企業と一緒に参り、見本市出展やシンポジウム開催等を通じたビジネス交流ができることを嬉しく思う。」と述べました。

深川所長からは、領事事務所の活動や進出日系企業の状況、ハンブルグ市が力を入れている風力発電、ライフサイエンス等の分野における今後の日独連携の可能性について説明を受けるとともに「大阪とハンブルグはともに、国内で第2の経済規模を有しており、両市の友好関係のもつ意義は大変大きい」とのコメントを頂きました。


9月22日(月)18時30分から19時30分 ハンブルク風力エネルギー国際総合展前夜祭

ハンブルク市及びハンブルク見本市公社の招待を受け、ハンブルク市庁舎において開催された風力エネルギー国際総合展前夜祭に出席しました。風力をテーマにした映像、音楽やパフォーマンスが披露された後、オラフ・ショルツ第一市長よりご挨拶があり、「2011年に欧州環境首都として選出されたハンブルクには、大手製造業から優良中小企業まで幅広い風力発電関連企業がその拠点を置いている。シュレスビッヒ・ホルシュタイン州のフーズムからハンブルクに拠点を移して初開催となる今回、33カ国より1200以上の出展があり、22カ国より24の代表団を迎えることができうれしく思う。ハンブルク市は風力発電の首都として、ドイツが国家レベルで取り組むエネルギー変換の推進に取り組んでいく」と語られました。引き続いて、ズィグマー・ガブリエル連邦経済・エネルギー大臣、トルステン・アルビッヒ シュレスビッヒ・ホルシュタイン州首相、ベルント・アウフデアハイデ ハンブルク見本市会社社長よりご挨拶があり、最後にトルネード・ハンターと呼ばれるグレッグ・ジョンソン氏からの竜巻など大自然の風の力に関するプレゼンテーションが行われました。

9月23日(火)11時30から12時15分 ハンブルク市議会第一副議長表敬訪問

フランク・シーラ ハンブルク市議会第一副議長を表敬訪問しました。冒頭、シーラ第一副議長は「両市は港湾都市という共通点を持ち、両経済分野のみならず文化的、社会的にも深い交流がある」と述べられ、ハンブルクでは桜まつり、花火大会などの日本関連イベントが多くの市民にも親しまれていること、5月に大阪から寄贈されたこいのぼりがハンブルク市に贈呈されたことに触れ、今後両市のさらなる友好の深化に努めたいと挨拶されました。杉田副議長及び村上副市長からの答礼挨拶の後、シーラ第一議長より、ハンブルク市議会の制度、議員の活動形態(15時から議員活動を行うアフターワーク議会である等)、市民の意見を市政に反映するための新たな取り組みについてご紹介いただきました。


市庁舎に掲揚されたこいのぼり


シーラ第一副議長による挨拶

9月23日(火)12時15分から13時 ハンブルク市第一市長表敬訪問

ハンブルク市議会第一副議長への表敬訪問に引き続き、オラフ・ショルツ ハンブルク市第一市長を表敬訪問しました。市長の間において、ショルツ市長より「今回の滞在を通じて大阪・ハンブルク両市の交流関係がさらに深まるよう祈念している。大阪市代表団及び市会代表団を風力エネルギーという未来のエネルギーの前夜祭に招待する機会を得たが、ハンブルクが流通の中心としての港だけでなく新産業の拠点であることを是非ご覧いただきたい。」と挨拶がありました。続いて村上副市長より、代表団受け入れや記念行事開催協力に係る謝意を述べるとともに、「5年前の友好都市提携20周年を記念して命名されたハーフェンシティの大阪アレーを昨日訪問した。大変光栄なことである。現在はハーフェンシティ開発が50%まで進捗したとのことで、着実に進めてこられたことに敬意を表するとともに、完成を楽しみにしている。環境先進都市として大阪もハンブルクに学ぶことがあるかと思う。25周年を機に友好がこれからも続くよう祈念している。」と挨拶された後、都市の発展と開発方針について意見交換を行いました。

表敬終了後、村上副市長はNDR(北ドイツ放送)のテレビ取材を受け、友好都市提携25周年記念経済シンポジウムの開催や風力エネルギー国際総合展への出展など、本市代表団の訪問目的について紹介しました。


第一市長、第二市長とともに


ゴールデン・ブックへの記帳

9月23日(火)13時から14時30分 大阪・ハンブルク友好都市提携25周年記念レセプション

両市の友好都市提携25周年を記念し、ドロテー・シュターペルフェルト ハンブルク第二市長主催のレセプションが開催されました。シュターペルフェルト第二市長は、ハンブルクにおける日本人社会の重要性について、「1985年に経済界からのイニシアチブによって友好都市提携が結ばれて以来、両市は互いに尊敬の念を持ちながら、経済のみならず、文化、動物交流など、多岐に亘り交流を深めてきた。活発に活動されている団体に支えられた交流であり、関係者の皆様に感謝する。友好を記念して大阪市民からこいのぼりが贈られたが、こういった生き生きとした交流の発展をこれからも続けていきたい。」と挨拶されました。村上副市長は、歓迎レセプションの開催について謝意を述べるとともに、「25年にわたりハンブルク市との間にこのように充実した友好都市関係を継続してこられたことを大変光栄に思う。水の都、食の都として共通点を多く持つ両市が、今後さらに、経済・文化・学術・観光・環境・エネルギー政策など様々な分野で交流を深めてまいりたい」と挨拶されました。

レセプションには、中根猛駐ドイツ連邦共和国大使のほか、独日協会により選出された第28代ハンブルクさくらの王女をはじめ、ハンブルクにおいて日独交流を支える関係者約50名が出席され、大阪市代表団及び市会代表団と交流を深めました。


シュターペルフェルト第二市長よりご挨拶


村上副市長の挨拶

9月23日(火)15時から17時 ハンブルク風力エネルギー国際総合展視察

ハンブルク風力エネルギー国際総合展は、風力発電ほか蓄電技術、E‐モビリティなど環境関連の商品及びサービスの総合見本市です。初開催の今回は33カ国、1200以上のブース出展があり、大阪市も住友電気工業株式会社、八洲電業株式会社とともにブースを出展し、市内における蓄電関連技術の動向をパネル等で紹介しました。市代表団及び市会代表団はベルント・アウフデアハイデ ハンブルク見本市会社CEO の出迎えを受け、見本市会社職員より説明を受けながらヴェスタス、ボッシュ・レックスロス、Renewable Energy Hamburg、トヨタ自動車、大阪市ブース(住友電気工業株式会社、八洲電業株式会社)、NTN株式会社といったブースを視察しました。各展示は欧州における再生可能エネルギー普及への力強い取り組みを反映したもので、ブース担当者による各企業の取組内容の説明や、燃料電池車の試乗体験を通じて、風力発電や燃料電池を取り巻く世界の最新動向について知識を深めました。


アウフデアハイデCEOよりご挨拶


大阪市ブースの視察

9月23日(火)19時から21時 大阪・ハンブルク交流レセプション(大阪イブニング)

ハンブルク経済振興公社及び在ハンブルク領事事務所主催で、大阪・ハンブルク交流レセプション(大阪イブニング)が開催されました。会場となったBCH(ビジネス・クラブ・ハンブルク)は、19世紀の歴史的建築物をハンブルク企業家の交流拠点として活用しているもので、現在その中庭には大阪出身の現代美術作家ウエダリクオ氏の作品が設置されています。レセプションでは、ハンブルク経済振興公社のシュテファン・マッツ国際部長、ディートリッヒ・フォン・アルデヴィルCEO、中根駐ドイツ日本国大使より大阪・ハンブルク、日本・ドイツの友好交流の一層の推進についてご挨拶をいただきました。ハンブルク市が2024年の夏季オリンピックに立候補を検討している旨言及があり、村上副市長からは立候補を応援するとともに、開催を楽しみにしているとのエールを送りました。ハンブルク音楽学校の教授及び日本人学生よりハンブルクを代表する18世紀の音楽家C.P.E.バッハの作品などの演奏が披露された後、代表団及び市会代表団は70名程度のハンブルクの経済人や日系企業関係者、文化関係者と意見交換を行い、交流を深めました。


村上副市長による挨拶


ウエダリクオ氏の作品が展示された中庭

9月24日(水)9時半から10時半 港湾開発視察(エルベ川河岸)

北海に注ぐエルベ川の河口から約110km遡上した位置にあるハンブルク港は、欧州第2位の国際貿易港として栄えており、大型貨物船、大型クルーズ船が往来すると同時に、定期船が地下鉄、バスと同じく公共交通機関の一つとして機能しています。大阪市代表団と市会代表団は、ザンクト・パウリ桟橋駅から対岸を往復する定期船に乗り、コンテナ荷揚施設や、構造設計賞も受賞しているオフィスビルであるドックランド、ハーフェンシティにおいて開発中の複合型文化施設エルプフィルハーモニー等についてハンブルク領事事務所の深川所長及び田巻担当官よりご説明をいただき、ハンブルク市における港湾開発と市民の利用状況を視察しました。


エルベ川を運行する定期船


市民の通勤・通学に利用されている

サンクト・ペテルブルグ

9月25日(木)8時30分から10時10分 教育施設視察(日本語・英語教育学校)

1982年に開学し、1994年から日本語教育を開始している「サンクトペテルブルグ市ヴィボルグスキー区国立第83番日本語・英語教育学校」 を訪問しました。

一行は、ナタリア・アリベルトヴナ・ポリャコヴァ校長先生をはじめとする生徒の皆さんの出迎えを受け、日本語授業の様子やロシアの伝統的な踊り、日本語の歌や踊りのパフォーマンス、弓道の実演などを見学したあと、日本語を学んでいる学生を対象に、プロモーションビデオの上映を交えた、大阪の観光魅力の紹介を行いました。

村上副市長は「この学校を訪問し、日本語学習に励んでおられる皆さんにお会いできたことを嬉しく思うと同時に、ロシアの若い方々が日本文化に関心を持っていることを大変光栄に思う。本日は、ロシアの将来を担う皆さんに、観光スポットが多く、食べ物もおいしい大阪の魅力を紹介し、大阪のことをより深く知って頂きたい。そして将来是非大阪を訪問し、学校で習得された日本語を大阪で試して頂きたい」と挨拶しました。


日本語クラスの生徒達に大阪の観光魅力をPR


生徒らからの質問に答える村上副市長

9月25日(木)11時から12時 サンクトペテルブルグ市知事表敬訪問

サンクトペテルブルグ市役所において、ゲオルギ―・セルゲーエヴィチ・ポルタフチェンコ知事を表敬訪問しました。 

冒頭、ポルタフチェンコ知事より「大阪からの代表団の訪問を心より歓迎する。サンクトペテルブルグ市民の日本文化に対する関心は高い。互いの市民生活の質を高めていけるよう、今後とも経済、上下水道、文化等、様々な面で相互協力していきたい。既にサンクトペテルブルグに進出している日本企業が何社かある。今回の交流では、ビジネス交流も予定されているので、互いの協力関係を深めるよき機会となることを願う」とのご挨拶がありました。

村上副市長は、7月のマルコフ副知事の大阪訪問や、今回のセミナー共催、記念事業開催等の協力に対する謝意を述べるとともに、「今回は、(一財)都市技術センター、大阪市立大学、大阪観光局、さらには優れた技術を有する大阪の企業である積水化学工業㈱と㈱フジキンも同行し、官民連携の訪問団となっている。滞在中は、大阪プロモーションセミナー、大阪観光プロモーションセミナーを開催し、皆様に大阪・関西の魅力を発信させて頂く予定である。両市は、1979年の姉妹都市提携以来、幅広い分野において活発な交流を展開してきたが、今後とも互いの施策から学びあい、相互発展していけるような友好協力関係をさらに深めていきたい」と挨拶しました。

表敬訪問のあと、村上副市長とマルコフ副知事との間で「本会談で近い将来における投資・貿易、共同ビジネスプロジェクト、上下水道、観光、見本市の各分野における協力拡大についての関心が示された」旨を盛り込んだ議事録に調印しました。


表敬、意見交換


村上副市長とマルコフ副知事による議事録調印


議事録の交換


会場にて

9月25日(木)12時45分から14時15分 サンクトペテルブルグ市対外関係委員長との意見交換会

サンクトペテルブルグ市知事表敬訪問のあと、グリゴリエフ対外関係委員長及びシャリト観光発展委員長との意見交換を行いました。冒頭、グリゴリエフ対外関係委員長は、代表団及び市会代表団のサンクトペテルブルグ訪問について歓迎の意を述べられ、「大阪市、サンクトペテルブルグ市はともに水の都として栄えた歴史があり、市民が街を誇りに思っている点についても共通している。姉妹都市友好、日露友好のますますの発展を祈念している」と挨拶されました。

村上副市長は「サンクトペテルブルグ市は、河川や運河に恵まれた歴史的・文化的な都市であることに大変感銘を受けた。日本語・英語教育学校の訪問では、熱心に日本語を勉強されている学生との交流を通じ、サンクトペテルブルグ市民に親しみを持った。共通点の多い両市の間に親密な友情が深まり、友好親善が更に発展することを祈念する。」と挨拶しました。

その後両委員長からはサンクトペテルブルグ港の開発やネヴァ河について紹介があり、防災対策や文化交流等について活発な意見交換が行われました。

9月25日(木)14時から14時15分 ラジオ局取材

現地ラジオ「モスクワのこだま」局に村上副市長が出演するため、その収録として電話インタビューを受けました。「大阪とサンクトペテルブルグ市の交流について」をテーマに、今回の訪露目的や交流分野、両市間で交わされた議事録調印で期待されることなどについての質問に答え、サンクトペテルブルグとの交流にかける本市の意気込みについて、力強くコメントしました。

9月25日(木)14時30分から16時30分 文化施設視察(エルミタージュ美術館)

世界中からの観光客の誘致に向けた都市魅力向上施策の一環として、大阪における文化集客施設運営の参考とするため、世界3大美術館の一つであるエルミタージュ美術館を視察しました。荘厳な建物そのものが芸術作品といった印象の同美術館は、300万点以上の西洋美術品を有しており、大阪市内で過去に『エルミタージュ美術展』が開催された際に大変多くの観客が訪れるなど、ロシアを代表する文化・芸術施設として大阪市民にも親しまれています。

大阪市代表団及び市会代表団は「黄金の間」等を学芸員の説明を受けながら見学し、サンクトペテルブルグ市が誇る文化・芸術について理解を深めました。

9月25日(木)12時15分から17時30分 サンクトペテルブルグ上下水道公社(ヴォドカナル社)訪問

両市の上下水道のとりくみについて学び、相互の意見交換を行うため、サンクトペテルブルグ市内約500万人の住民、数万の企業・団体に給水し、市の下水道事業も管理しているサンクトペテルブルグ上下水道公社(以下、ヴォドカナル社)を訪問しました。

同社とは、今年7月に、サンクトペテルブルグ市のマルコフ副知事とともに、カルマジノフ社長をはじめとする皆さんが来阪した際、大阪市の水道局、建設局の職員と両市の上下水道施策に関する意見交換を行ったところです。

一行はカルマジノフ社長の出迎えを受けたあと、19世紀にできた9階建ての給水塔をそのまま活用した水道科学館と、教育センターを見学しました。

施設見学のあと、会議室でヴォドカナル社の各部門担当者と柳生水道局浄水統括担当部長、佐崎建設局水環境担当部長、都市技術センター企画推進部の大谷事業企画課長、大阪から参加した積水化学工業㈱と㈱フジキンの担当者の間で意見交換が行われました。ヴォドカナル社からは、サンクトペテルブルグの上下水道の組織、建設投資計画、顧客サービス等についてのプレゼンテーションがありました。サンクトペテルブルグ市内の上下水道普及率は非常に高いものの、郊外への安定した給水確保や近年の節水傾向に伴う水道使用量減少への対処に加え、下水管及び下水処理場の能力不足による一部下水の未処理放流などが課題となってきているため、大阪の優れた技術の参入に対する期待の声も聞かれました。


建物前で水に関する展示物の説明を受ける


意見交換会の様子

9月25日(木)19時30分から21時30分 姉妹都市提携35周年記念レセプション

両市の姉妹都市交流35周年を祝い、今後の相互協力のあり方を確認するため、サンクトペテルブルグ市内を流れるネヴァ川の船上で開催された記念レセプションに出席しました。本レセプションには両市から行政、企業の代表者ら約50名が参加し、活発な意見交換が行われました。

冒頭にマルコフ副知事より「代表団の皆様のサンクトペテルブルグ市訪問を心から歓迎する。大阪とサンクトペテルブルグはどちらも水の都と呼ばれるなどとてもよく似ている。本日の知事表敬での会談結果について、議事録への調印がなされたが、これをきっかけに今後、両市の友好関係がさらに強くするものと期待している」との祝辞を頂きました。これに続き、村上副市長は「各訪問先においてサンクトペテルブルグの人々に大変暖かく迎えて頂き、感謝している。今回の訪問を機に両市の友情の絆が今後より深く充実したものになると期待している」と挨拶し、杉田副議長も今回の訪問に際してのサンクトペテルブルグ市の協力に謝意を表しました。

航行中は、船上からサンクトペテルブルグ市街の景色を眺めながら、サンクトペテルブルグ国立大学東洋学部のリビン部長よりサンクトペテルブルグのまちづくりや歴史・文化についてのご説明を頂きました。


マルコフ副知事、村上副市長による冒頭挨拶


市内を流れるネヴァ川

9月26日(金)10時から16時30分 姉妹都市提携35周年記念プロモーションセミナー&ネットワーキング

「大阪の経済」「大阪の上下水道」を紹介し、互いの取組について意見交換を行うため、姉妹都市提携35周年記念プロモーションセミナーを開催しました。本セミナーには大阪市・サンクトペテルブルグ市の行政・企業関係者等、併せて70名ほどの参加者がありました。

村上副市長は冒頭で、前日に両市の協力関係を強化する議事録に調印したことに触れ、「このように早速、協力関係を形にできて大変うれしく思う」と感謝の意を表しました。これに対し、サンクトペテルブルグ市のマルコフ副知事は「様々な分野における相互交流を進めることは重要なことであり、姉妹都市提携35周年を記念する本セミナーで、経済、上下水道の分野での大阪の取組みを学び、意見交換する意義は大変大きい」と挨拶しました。また、来賓としてご参加頂いていた山村総領事からも姉妹都市提携35周年に対する祝辞を頂きました。

午前中のセミナーでは、井上経済戦略局長が「大阪・関西の都市魅力、国際戦略特区の紹介」と題し、大阪・関西のもつ健康・医療等のライフサイエンス分野、環境テクノロジー・新エネルギー等のグリーン分野における特区インセンティブや、水の都、食の都、大阪文化といった都市魅力を紹介し、大阪への投資、企業進出、観光客来訪を呼びかけました。続いて、日本貿易振興機構(JETRO)サンクトペテルブルグ事務所の宮川所長より「対日投資への取り組みと日露ビジネスの連携」と題し、日露ビジネスの現状やJETROの取り組みについての紹介がありました。終了後は「大阪へ進出するにあたって、規制緩和政策や税制優遇措置があるのか」「ビザの手続きはどうすればよいのか」などの質問があり、大阪への関心の高さが伺われました。

午前中のセミナー終了後、出席した両市の行政・企業関係者等と、引き続きの質疑応答や互いの情報交換を行いました。


井上局長によるプレゼンテーション


熱心に聞き入る現地行政・企業関係者

午後のセミナーでは、柳生水道局浄水統括担当部長より「大阪市の上水道施策」、続いて㈱フジキンうりづくり(営業)部門総本部国際事業部の安居氏より「ロシア市場向けフジキンのバルブ」について同社の概要と技術の紹介に関する発表がありました。質疑応答に引き続き、佐崎建設局水環境担当部長より「大阪市の下水道事業」、都市技術センター 企画推進部の大谷事業企画課長より「大阪 水・環境ソリューション機構(OWESA)の取組み」、最後に、Sekisui SPR Europe GmbH の中川代表取締役社長より「積水SPR管路更生事業-ソリューション提案」についての発表がありました。セミナーには、サンクトペテルブルグ市が企画したプレスツアーに参加した時事通信社のほか、ロシアメディア各社も多数取材に来られており、現地における関心の高さを伺い知ることができました。また本セミナー開催に併せ、大阪企業2社とサンクトペテルブルグ上下水道公社及び現地企業との商談会も開催されました。


大阪の上下水道についてPR


現地企業との商談会

9月26日(金)11時から13時15分 大阪観光プロモーションセミナー

大阪の観光魅力をPRするため、大阪観光局主催の大阪観光プロモーションセミナーが開催され、40名を超える現地観光関連企業関係者の参加がありました。村上副市長から、「大阪市はサンクトペテルブルグと同様に、古くから水運のまちとして栄えてきた歴史がある。現在大阪では、水と光の魅力でまちを盛り上げるために、官民が連携して様々な取り組みを進めている。来年は、水の都の魅力を発信する様々なイベントの開催が予定されているシンボルイヤーであり、サンクトペテルブルグからも多くの方に大阪を訪れていただければ、と思う。」と挨拶しました。その後、大阪観光局の担当者が観光DVDを使った大阪の紹介や、大阪の観光素材・旬の情報などについてのプレゼンテーションを行い、ロシアから大阪への誘客に努めました。


観光プロモーションにて大阪をPR

9月26日(金)14時から14時30分 在サンクトペテルブルグ日本国総領事館訪問

今回、各種行事の開催やセミナー集客など多大なご協力を頂いている山村嘉宏在サンクトペテルブルグ日本国総領事を表敬訪問しました。村上副市長は今回の代表団受入れに対する総領事館の協力について謝意を述べるとともに、「今後の姉妹都市交流は、経済交流により注力していかねばならないということで、今回は民間企業と一緒に参った。活発な商談を期待している。」と述べました。総領事からは、ロシアのビジネス環境や進出日系企業の状況、今後の水ビジネスにおける日露連携の可能性について説明があり、今後とも両市のビジネス連携や相互交流の推進にご協力頂ける旨のコメントを頂きました。


山村総領事との意見交換会

9月26日(金)15時から16時30分 サンクトペテルブルグ国立大学訪問

両市の学術交流の活性化に向けた情報交換を行うため、大阪市立大学と大学交流を行っているサンクトペテルブルグ国立大学を訪問しました。ザヴァールジン・アレクセーイ副学長からは2020年までの大学の発展計画について述べられ、「主要6分野(ナノテク、IT、物理、地球環境、経営技術、人材開発)に注力している」との説明がありました。さらに、「大学の学生、教授とも日本語及び日本文化に興味のある人が多く、日露関係のプロである日本語学科を中心に、日露交流の活発化に期待する。」とのコメントがありました。村上副市長からは「学問が細分化する中、ひとつの大学でいろいろ研究するのは困難で、大学交流を拡大することがが重要。」と応じました。同席した大阪市大の西澤学長からも3つの重点分野(アーバンサイエンス、高度人材の活用、国際化の促進)について説明がありました。


サンクトペテルブルグ国立大学アレクセ―イ副学長と意見交換

9月26日(金)19時から22時 文化施設視察(マリインスキー劇場)

世界中からの観光客の誘致に向けた都市魅力向上施策の一環として、大阪における文化集客施設運営の参考とするため、世界的にも有名な観光施設であるマリインスキー劇場を視察しました。劇場内では、帝政時代に造られたというホールやカフェなどがそのまま使われており、歴史的建造物をいかに文化・集客施設として活用し、まちづくりに活かしていくかを考える上で、大変参考になる内容でした。

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大阪市 経済戦略局立地交流推進部国際担当都市間交流担当

住所:〒559-0034 大阪市住之江区南港北2‐1‐10  ATCビル ITM棟 4階 M-4

電話:06-6615-3757

ファックス:06‐6615-7433

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