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市長による米国出張報告詳細

2019年4月22日

ページ番号:379100

市長による米国出張報告詳細

1日目の行程

1日目の行程表
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【報告要旨】

  • 1日目の行程であるが、夕方関西国際空港を出発し、サンフランシスコ観光協会、サンフランシスコ近代美術館、それから取材があり、その後、サンフランシスコにいる日本の総領事との意見交換を行った。

サンフランシスコ観光協会

サンフランシスコ観光協会画像
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【報告要旨】

  • まず、サンフランシスコの観光協会において、TID(観光産業改善地区)という仕組みについて聴取した。
  • これは、一定の金額を宿泊者に課して、これを今後の観光施策に充てる仕組み
  • 府の導入した宿泊税に近いが、宿泊税は、府が徴収して、その使い道を府が決定するのに対し、TIDは、ホテル業界等観光関係者が、市内で、自分達の取り決めの中でホテル税のようなものを徴収して、どうやったら多くの人がサンフランシスコを訪れるだろうかというのを、行政ではなく自分たちで話し合いをして決め、サンフランシスコの観光振興を図るために必要なものに使っていく。資金集めから資金の使い方まで一定のエリアで決定していく仕組み
  • サンフランシスコ観光協会の2016年会計年度の収入見込み約3580万ドルの内70%をTIDの仕組みで徴収し、観光プロモーションや多くの方が集まる仕組みづくりをしている。
  • 今後、すぐに大阪に導入できる制度ではないかもしれないが、東京オリンピック・パラリンピックも控え、観光を大阪の基幹産業にしたいと自分はずっと思っているので、今後大阪においても見習うべき事案ではないかと思った。

サンフランシスコ近代美術館

サンフランシスコ近代美術館画像
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【報告要旨】

  • 2021年に中之島にオープンを予定している美術館の集客・運営の参考にするため、サンフランシスコ近代美術館を訪問
  • アメリカの寄付制度が充実しているせいもあると思うが、増築にかかった建築費用と運営経費をすべて民間からの寄付で賄っているとのことで非常に衝撃的であった。
  • 日本では、税を投入せずには作れないが、法人の方からの寄付金を募って、美術館を一緒に作り上げていく姿勢は見習うべきだと思った。
  • また、日本の美術館は入ったらいきなり入場料を支払うが、ここでは、人の集まる場、にぎわう場というコンセプトがあり、1階、2階には無料で入れて待ち合わせに使える部分もあり、そこに美術品も一定置いてある公共空間を構築している。
  • 中之島の美術館についても、当然美術館を核としつつも、施設自身が賑わい施設となるような取組を是非見習いたいと思った。サンフランシスコ近代美術館館長とも知り合いになれたので、大阪の中之島に、同じような近代美術館をオープンすることを話したところ、「展示品の貸借もしよう」と言って頂いた。今後部局を通じて、関係を構築したい。

在サンフランシスコ日本国総領事との意見交換

在サンフランシスコ日本国総領事との意見交換画像
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【報告要旨】

  • サンフランシスコの日本国総領事を訪問し、大阪祭り等、日本とアメリカ、大阪とサンフランシスコ間の信頼関係の醸成、草の根活動を行っている方々と意見交換をさせて頂いた。
  • 向かって左端が、アレンさんという現地の日系アメリカ人の方であるが、本当に大阪との関係をよくしたいと思って活動されている。大阪とサンフランシスコの姉妹都市関係が来年60周年を迎えるので、大阪祭りをサンフランシスコで初めて8月27日にやりますと言われていた。そして、実際開催されたようである。
  • 60周年にはサンフランシスコ代表団が大阪に行くようにしたいというお話も頂いた。また、現地の情報も聴取した。

2日目の行程

2日目の行程表
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【報告要旨】

  • 2日目の行程は、サンフランシスコ市長表敬、共同宣言、サンフランシスコ大阪姉妹都市協会の方々との意見交換。

  • それから大阪プロモーションセミナーを開催し、現地の人達、現地の企業に、「大阪で是非ビジネスをやってください」ということの売り込みを行った。

  • 6社11名の新進気鋭の企業の方々も同行したので、一緒に大阪のプロモーションをしたというのが2日目の日程である。

サンフランシスコ市長表敬訪問・共同宣言

サンフランシスコ市長表敬訪問
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共同宣言
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【報告要旨】

  • (上記「共同宣言」の画像中、右上の写真を指して)これはサンフランシスコ市のリー市長。アジア系の市長である。

  • (上記「サンフランシスコ市長表敬訪問」の画像中、右下を指して)これがサンフランシスコの市庁舎である。サンフランシスコ市庁舎に日の丸を掲げて迎えてくれた。この前に大通りがあって、非常に目立つところにあるが、そこに日の丸を掲げて迎えてくれた。

  • (上記「サンフランシスコ市長表敬訪問」の画像中、左上の写真を指して)ここが市長室である。サンフランシスコ・大阪姉妹都市協会の日系アメリカ人の方々がこちら(向かって右側)、こちら(向かって左側)は大阪市サイド。あとは企業の皆さんと一緒に、市長を表敬訪問した。

  • まず、サンフランシスコは、色々な新しい起業が生まれてくる経済都市であり、一層連携しようということで、人事の交流、情報の交流、あるいは文化・学術の交流をさらに深めていこうという旨の共同宣言にお互い署名した。

  • 来年60周年を迎えるので、是非今度はリー市長がサンフランシスコの企業も含めたミッション団を連れて大阪を訪問して下さいと申し上げた。リー市長は「必ず行きます」と言って、約束を交わした。来年サンフランシスコ代表団が来るので是非歓迎したいと思っている。

サンフランシスコ大阪姉妹都市協会との意見交換

サンフランシスコ大阪姉妹都市協会との意見交換画像
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【報告要旨】

  • サンフランシスコ大阪姉妹都市協会の代表的な方々が出席する中、協会がどういった活動をしているのか等について意見交換をさせて頂いた。
  • まさに今の日本とアメリカ、大阪とサンフランシスコの間の様々な活動をしておられる。
  • 例えば教育分野でいうと、「学生アンバサダ事業」といって、サンフランシスコ大阪姉妹都市協会から毎年2名ほど学生を親善大使として大阪に派遣し、大阪の空気を吸って、大阪を肌で感じてもらって、若い高校生がサンフランシスコに戻ってから、それを広めていくというような活動を下支えしている等、様々な大阪とサンフランシスコとの交流事業についての意見交換をさせて頂いた。
  • この場で、サンフランシスコの姉妹都市協会から、「サンフランシスコから行くだけではなく、大阪からサンフランシスコに来る学生さんを受け入れたいので是非検討してほしい」というお話があり、私も、若い時代に、そういうことを経験することは非常に重要だと思っているので、「じゃあそれをやりましょう」という話をさせていただいた。
  • 大阪に戻ってから今教育委員会とこの話を進めており、安全面での考慮が必要なので何人くらい受け入れられるのかという問題はあるが、高校生で、経済的に海外には行きにくいけれども一生懸命英語を頑張っているという生徒に、サンフランシスコの姉妹都市協会で受け入れてもらって、サンフランシスコ、海外というのを経験してもらって、新たな価値観を持ち帰り、それを今後の大阪にも返してもらいたい。
  • また、その人自身の経験にもプラスになるかという思いで、今教育委員会と話をしている。おそらくそれは実行できるような形になるのかなと思う。それから60周年事業の企画ということで色々話を聞かせてもらった。

大阪プロモーションセミナー・ネットワーキングレセプション

大阪プロモーションセミナー・ネットワーキングレセプション画像
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大阪プロモーションセミナー・ネットワーキングレセプション次第
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【報告要旨】

  • 官民一体となって大阪のビジネスポテンシャルのPRをした。
  • 対象は現地企業の関係者、行政機関、あるいは姉妹都市交流の関係者で、現地企業の関係者にも多く来ていただいた。
  • 私自身が大阪全体のプロモーションということで、大阪の優位性、魅力の紹介と「大阪でこんなことをしていますよ、是非大阪に積極的に投資してください」という話と、「大阪からこういった形でサンフランシスコに出てきている企業もありますので、サンフランシスコにおいて在大阪の企業とサンフランシスコの企業がこれをきっかけにビジネスが新しく生まれるということをやるべきだ」というような話をさせていただいた。
  • その後、経済戦略局長より、より具体的な「オープンイノベーション都市大阪の取組み」ということで、まさにここうめきたでも、イノベーションという新たな技術、新たな産業を生み出す、そういった取組みをしているわけであるが、そういう取組みについて、話をさせていただいた。
  • また、大阪市立大学の河田先生から、医学的な部分でプレゼンをしていただいた。
  • それから、同行した大阪のIoT関連企業6社それぞれのプレゼンをしてもらい、その後のレセプションで関係ができたと聞いている。すぐには契約とかにはならないが、一定興味を持たれた在サンフランシスコ企業との交流が進んでいるという話は聞いている。
  • それからジェトロ大阪の藤井本部長から「日本、関西へ投資することの魅力、日米連携の可能性について」。こういうプレゼンを大阪側からさせていただいた。
  • 一言で言えば大阪の売り込み。「是非連携しましょう。是非ビジネスを増やしていきましょう」ということをした。
  • その後テーブルに分かれて細かな意見交換を行った。

3日目の行程 シリコンバレー訪問

シリコンバレー訪問
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3日目の行程
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【報告要旨】

  • 引き続き、3日目はシリコンバレーを訪問した。
  • サンフランシスコの南側にサンノゼ市があり、一体がシリコンバレーと呼ばれているが、新たなビジネスがどんどん生まれるのを色々な関係者が支えて、新たなイノベーションが生まれてくる、そういったサイクルを作っていこうということを「イノベーションエコシステム」という。
  • 実は大阪市でも、こういう取組を実際行っているが、シリコンバレーではそういったことが盛んに行われているので、これを大阪の将来の産業政策につなげていきたいということが目的である。
  • シリコンバレーで中心的な役割を果たしているスタンフォード大学と、起業間もない企業家の人達が中に集って、そこで色々な関係者から支援を受けながら、新たなビジネスが生まれてくる、そういった合同施設のようなインキュベーション施設のGSVLabとサンノゼバイオキューブを視察した。
  • 第一線でやっているサンフランシスコ、シリコンバレーの事例を視察して、大阪に導入できることは導入したいという思いを持って視察をしてきた。
  • もう一つは、スマートシティということで、シリコンバレーで色々なITを活用した安心・安全のまちづくりが進んでおり、その先進事例を学ぶことが目的であった。
  • 自分は、大阪市にICT戦略室を新たに作ったのであるが、そこでも参考になるだろうと思い、視察をした。

スタンフォード大学CDR(デザインリサーチセンター)訪問

スタンフォード大学CDR(デザインリサーチセンター)訪問画像
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【報告要旨】

  • スタンフォード大学の中のデザインリサーチセンターでどんなことを行っているかを視察した。
  • ここに「失敗も成功もない。勝ち負けじゃない。僕らは色んなものを作り続けるんだ」ということが書かれている。
  • この標題のもと、企業や学生が縦割りではなく、横並びのチームになって、アイデアを出してどんどん商品化していくということをスタンフォード大学の中で行っている。
  • 「デザイン思考」という取組みで、簡単に言うと、「消費者やエンドユーザーが何を求めているのかについて、どんどん知恵出しをして、何が課題かを皆で出し合うというのが出発点で、その課題を解決するために、どういうサービスが必要かということを色々な角度から検証していくグループワーク」というのが、非常にざっくりとした「デザイン思考」の説明で、スタンフォード大学では一般的なやり方として行われている。
  • 企業からの依頼があって、1年間で解決策を提示するというようなプログラム等も現に行われているということで、様々な角度から学生も企業も力を合わせてやっているということであった。
  • 一つ例にあったのは、日常生活で何が課題かリサーチしていると、お年寄りが靴を履くときに屈むのが非常にしんどいということで、開発されたアイデアが、靴の中に足を入れたらITが機能してピッと靴が締まって、ちゃんとした靴になるというデザイン商品みたいなのがあって、わかりやすかったので記憶に残っている。
  • 3Dテレビを、非常にお金をかけて作ったけれど、あまり流行らなかったというように、先に「製品ありき」だと失敗するというお話もあった。作り手側に立っているからそういうことになるのであって、要は受け手の側からどんな課題があって、どんなことで困っているのかということを徹底的にあぶり出すのが新たなビジネスが生まれる大きなポイントだというのがデザイン思考ということであった。

スタンフォード大学Bio-X訪問

スタンフォード大学Bio-X訪問画像
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【報告要旨】

  • Bio-Xは、スタンフォード大学内にあって、学部や専門分野は当然それぞれ深掘りをしているが、そこの横串を刺すところがないので新たに作ったという学内の横断型の研究プログラム。
  • 建物が、女性の子宮の形をしているということで、何故かというと、「新たなものを徹底的に生み出していこうという思いを持ってこの施設を作った。そして場所もそれぞれの学部のちょうど真ん中のところにこれを作って、まさに横断型で新しいビジネス、新しいものをどんどんここから生み出していこうということで生み出した研究施設」とのことであった。
  • 全2200人の教授のうち約3分の1がBio-Xの会員になっており、「新たな企業からの依頼がどんどん入ってきて、投資にして10倍の見返りがある。新しいビジネスがここからどんどん生まれている」とのことで、非常に見習うべき事項であると思った。

GSVLab訪問

GSVLab訪問画像
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【報告要旨】

  • 次にGSVLabというインキュベーション施設を訪問したが、ここはアクセラレータが運営している。
  • アクセラレータをわかりやすく言うと、スタートアップというアイデアのあるベンチャー企業が、まずアイデアをビジネス化したいという思いでこの施設に入り、それがどんどん成功したら成長していくわけであるが、普通にしていたら、なかなかお金も経験もないので、その種を早く育てていこうという役割をするのがアクセラレータであり、アクセラレータが、関係者としてお金や場所や知恵を出したりして、新たなビジネスを生み出していく、これが基本的な仕組みである。
  • このラボではビッグデータ、教育、クリーン分野、モバイル、エンターテインメント等、様々な分野の150社のスタートアップ企業が入居し、ここからどんどん新しいものを生み出そうとしている。
  • こういったところは、大阪でも今取組を進めている。ちょうど先日、「シード・アクセラレーション・プログラム」というのを行った。今年の4月に10社くらいを選抜して、4月から9月までの間、大企業やメディア等、出資する人達の中で、知恵を借りたり、プレゼンをするなど、約4か月の集中的なプログラムを行って、だいたい2億円以上の新たな投資がこの大阪でも生まれた。
  • これは、行政がお金を出すわけではなくて、民間からの投資を募る仕組みづくりであり、今後も、こういう取組みを進めていかなければならないと思う。

サンノゼバイオキューブ訪問

サンノゼバイオキューブ訪問画像
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【報告要旨】

  • バイオキューブは、医療・医薬品・医療機器といった医学系の新たな企業を育てる施設である。
  • 大阪は非常に医療・健康の分野に強みがある。京都も神戸も、関西圏は医療や健康分野は最先端を走っているので、それを活かすという意味では、新たな産業や新たな起業が生まれて来るのはどういうところなのかと思い、ここを視察させて頂いた。

シリコンバレー・スマートシティ・プロジェクト視察

シリコンバレー・スマートシティ・プロジェクト視察画像
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【報告要旨】

  • 次は、スマートシティプロジェクトの視察で、リーバイススタジアムに行ってきた。
  • 日本で成り立つのかなと思ったが、圧倒的な数の防犯カメラを町中に設置している。これをインターネットでつないで、情報共有がすぐにできる仕組みとなっている。
  • 人の流れや動き、渋滞等もすべて把握して、信号をそれにあわせて変えたりする。顔認証もできるので、犯罪歴のある人が来ていないかとか、そういうことを徹底的にチェックする。日本の場合、個人情報の点で、どれだけこのようなことができるかわからないが、シリコンバレーではまさにそういうことを行っているということである。
  • バスについても、人を車で轢かないように自動制御システムを導入していたり、積極的にICTを使ったスマート化というのを地元の企業と連携して徹底的に追求しているということであった。

サンノゼ市主催レセプション

サンノゼ市主催レセプション画像
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【報告要旨】

  • これはサム・リカルド サンノゼ市長である。色々意見交換をさせて頂いた。
  • スマートシティを導入するにあたって、「日本では個人情報の点から考えられない」というと、むしろ「それは行政としての責任だ」ということで、価値観のぶつかりあいといった話も色々させて頂いた。「実験的ではあるけれど、そういったことをどんどん積極的に取り組んでいかないと、これからの都市はもたないと思いますよ」というのがサンノゼ市長の意見であった。
  • その他、色々情報共有や人間関係作りを行った。

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