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日本遺産(北前船寄港地)について

2020年3月31日

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大阪市が北前船寄港地として「日本遺産(Japan Heritage)」に追加認定されました

 平成29年4月に11市町(注1)で日本遺産(Japan Heritage)に認定されました「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落~」について、平成30年5月に、大阪市を含む全国27市町(注2)が追加認定されました。
 また、令和元年度にはさらに7市町(注3)が追加認定され、16道府県45市町の広域日本遺産となりました。

 このたびの認定を契機とした、さらなる観光振興、交流人口の拡大、インバウンドの拡大に向けた取り組みについてご紹介します。

 

(注1)日本遺産認定(平成29年4月28日)の11市町
 函館市、松前町、鰺ヶ沢町、深浦町、秋田市、酒田市、新潟市、長岡市、加賀市、敦賀市、南越前町

(注2)大阪市を含む全国27市町
 小樽市、石狩市、野辺地町、能代市、男鹿市、由利本荘市、にかほ市、上越市、佐渡市、富山市、高岡市、小松市、輪島市、小浜市、坂井市、宮津市、大阪市、神戸市、洲本市、赤穂市、高砂市、新温泉町、鳥取市、浜田市、倉敷市、呉市、尾道市

(注3)令和元年度追加認定された7市町
 鶴岡市、出雲崎町、金沢市、姫路市、たつの市、多度津町、竹原市

日本遺産への認定内容について

「日本遺産(Japan Heritage)」とは?

 「日本遺産(Japan Heritage)」は地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」として文化庁が認定するものです。
 ストーリーを語る上で欠かせない魅力溢れる有形や無形の様々な文化財群を,地域が主体となって総合的に整備・活用し,国内だけでなく海外へも戦略的に発信していくことにより,地域の活性化を図ることを目的としています。

北前船とは?

 江戸時代、北海道・東北・北陸と西日本を結んだ西廻り航路は経済の大動脈であり、この航路を利用した商船は北前船と呼ばれました。北前船は、米をはじめとした物資の輸送から発展し、船主自身が寄港地で仕入れた多種多様な商品を、別の寄港地で販売する買い積み方式により利益をあげたことから「動く総合商社」と形容されています。日本海や瀬戸内海沿岸に残る数多くの寄港地・船主集落は、北前船の壮大な世界を今に伝えています。

認定の概要

  • タイトル:荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落~
  • ストーリー:日本海や瀬戸内海沿岸には、山を風景の一部に取り込む港町が点々とみられます。そこには、港に通じる小路が随所に走り、通りには広大な商家や豪壮な船主屋敷が建っています。また、寺社には奉納された船の絵馬や模型が残り、京など遠方に起源がある祭礼が行われ、節回しの似た民謡が唄われています。これらの港町は、荒波を越え、動く総合商社として巨万の富を生み、各地に繁栄をもたらした北前船の寄港地・船主集落で、時を重ねて彩られた異空間として今も人々を惹きつけてやみません。
  • 認定内容の詳細はこちらです。(文化庁ホームページへ遷移します)別ウィンドウで開く

大阪市の構成文化財

住吉大社

住吉大社の写真

大坂に到着した北前船の船頭たちが参詣した神社。

住吉大社の石灯籠群

住吉大社の石灯籠群の写真

住吉大社の境内に立ち並ぶ600基あまりの石灯籠。北前船ゆかりの廻船業者が奉納したものも多い。

日本遺産「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落~」の公式ホームページ

日本遺産「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落~」公式ホームページは、下記のバナーをクリックしてご覧ください。

日本遺産「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落~」公式ホームページ
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今後実施予定の取組み

 大阪市では引き続き、各認定市町と連携しながら日本遺産に関するイベント等を実施する予定です。

実施済みの取組み

令和元年度

令和元年度5月31日(金曜日) 関西北前船研究交流セミナー

 日本遺産に認定された関西地区における北前船寄港地が連携した共同事業として、「関西北前船研究交流セミナー」を開催しました。

 セミナーは、大阪市の構成文化財である住吉大社で開催し、和歌山大学名誉教授の上村雅洋氏による基調講演「北前船の航海と安全」に続いて、大阪府立大学観光産業戦略研究所客員研究員の尾家建生氏をコーディネーターとして、「日本遺産の活用」について、ガストロノミーツーリズムの観点から3名のパネリストによるパネルディスカッションを行いました。その後、住吉大社内で廻船業者等から奉納された石灯籠や航海安全祈願の神楽の見学を行いました。

 関西地区のみならず、西日本各地の寄港地市町の学芸員の方々や観光振興に携わる方々が多数参加し、北前船ストーリーや構成文化財の活用策について知見を深めるとともに、情報交換を行い、交流の輪を広げました。 

基調講演の様子
住吉大社内を見学している様子

令和元年8月30日(金曜日) 北前船こども交流拡大プロジェクト

 日本財団「海と日本PROJECT」の一環として「北前船こども交流拡大プロジェクト」を開催しました。

 このイベントは、北前船が地元にもたらした文化や歴史を楽しみながら、海に関心をもって「港」の役割の重要性について理解を深めることを目的として実施しており、小学校高学年を対象として北前船日本遺産推進協議会の45自治体の中から、16自治体で行われています。大阪市では、北前船ストーリーの構成文化財である「住吉大社」の近くに位置する大阪市立東粉浜小学校の5年生がプロジェクトに参加しました。

 プロジェクトでは、午前中にNPO法人すみよし歴史案内人の会の方から北前船についての講義を受けるとともに、実際に住吉大社へ行き、フィールドワークを通して住吉大社や石灯籠について説明を受け、北前船と住吉大社のつながりを学びました。

 午後からは、一般社団法人日本昆布協会の方から昆布についての講義を受け、昆布が北前船で北海道から大阪まで運ばれて来たこと等を学習したあと、昆布だしと鰹だし、その2種類のだしを混ぜた合わせだしの飲み比べを行いました。子どもたちは、それぞれのだしのうまみの違いに驚いていました。

住吉大社に関する講義の様子
フィールドワークの様子
昆布に関する講義の様子

令和2年2月5日(水曜日) 日本遺産案内パネルの設置

 経済戦略局と住吉区役所は、住吉大社境内および住吉区役所内に「日本遺産案内パネル」を設置しました。
 北前船と住吉大社との関わりを解説したもので、北前船寄港地としての大阪の魅力を市民の皆さまおよび観光客の皆さまに向けて広く発信することを目的としています。

 案内パネルには二次元コードを掲載しており、お手持ちの携帯電話等で読み取っていただくと、日本遺産「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間 ~ 北前船寄港地・船主集落 ~ 」公式ホームページにアクセスすることができます。

住吉大社内に設置された案内パネル
住吉大社内に設置された案内パネルと石燈籠
住吉区役所内の北前船案内パネル

平成30年度

平成30年6月6日(水曜日) 関西・北前船寄港地日本遺産認定共同記者会見

 関西・北前船寄港地日本遺産認定共同記者会見を開催し、北前船交流拡大推進機構理事長及び今年日本遺産の追加認定を受けた関西の7市町(宮津市、神戸市、洲本市、赤穂市、高砂市、新温泉町、大阪市)の代表者が、今後の取り組みを発表しました。

 大阪市からは田中副市長が出席し、北前船の起点・終点となった大阪市が「天下の台所」と呼ばれていた歴史を交えながら、北海道から運ばれた昆布と近海から運ばれた鰹やいりこなどが出会って「合わせだし」が生まれた場所として、だし文化に着目した事業の実施に向けて取り組むことを発表しました。

 また、今回の「北前船」ストーリーの構成文化財にもなっている「住吉大社」については、古くから航海安全の神として信仰を集めていたことから北前船の船頭たちも参詣しており、住吉大社にある600基の石灯籠には北前船ゆかりの廻船業者が奉納したものも含まれることを紹介しました。

記者会見の様子

平成30年8月24日(金曜日) 北前船こども交流拡大プロジェクト

 日本財団「海と日本PROJECT」の一環として「北前船こども交流拡大プロジェクト」を開催しました。

 このイベントは、北前船が地元にもたらした文化や歴史を楽しみながら、海に関心をもって「港」の役割の重要性の理解を深めることを目的として、小学校高学年を対象として北前船日本遺産推進協議会の38自治体の中から、15自治体の小学校で行われています。大阪市では、北前船ストーリーの構成文化財である「住吉大社」の近くに位置する大阪市立住吉小学校の5年生がプロジェクトに参加しました。

 プロジェクトでは、児童ひとりひとりが記者となり、北前船についての調査を進めました。午前はNPO法人すみよし歴史案内人の会の方から北前船についての講義を受けるとともに、実際に住吉大社へ行き、フィールドワークを通して住吉大社や石灯籠について説明を受け、北前船と住吉大社とのつながりを学びました。午後には、講義やフィールドワークで学んだ内容を、班ごとに壁新聞にまとめて1日の成果を発表しました。今後、全国15自治体の成果物が1冊の冊子にまとめられる予定です。

住吉大社でのフィールドワーク
壁新聞についての発表

平成30年10月 大阪の食を体験する観光プログラム「あじわい大阪」

 大阪市と株式会社ぐるなびは、平成30年10月に大阪の食を体験する観光プログラム「あじわい大阪」を実施しました。

 「あじわい大阪」では、優れた料理人や食関連産業を支える人たちとふれあいながら、「天下の台所」「食いだおれの街」と呼ばれる大阪の多様な食文化を堪能していただき、また来たくなるような大阪の魅力の発信を目指し、「大阪が育んだ食文化の特別な体験」をテーマに、全6種の食の旅をご用意しました。

 大阪は、北前船で北海道から運ばれた昆布と近海から運ばれた鰹やいりこなどが出会って「合わせ出汁」が生まれた場所です。今回、日本遺産認定を記念し、プログラムのうち「大阪がはぐくんだ浪速割烹料理を堪能!」の中で、「浪速割烹 喜川」において出汁がふんだんに使われた料理を味わいながら、店主の上野修さんから割烹の作法や、北前船寄港地・大阪の魅力を語っていただきました。北前船が大阪に遺したものについて、参加者の方に実感いただく機会となりました。

当日の様子

平成31年2月24日(日曜日) 北前船寄港地日本遺産認定記念ハイキング

 関西の7市町(宮津市、神戸市、洲本市、赤穂市、高砂市、新温泉町、大阪市)が日本遺産に追加認定されたことを記念し、「北前船寄港地日本遺産認定記念ハイキング」を各地で開催しました。

 大阪市では、NPO法人すみよし歴史案内人の会による「北前船ゆかりの住吉大社とその周辺を歩く」を開催しました。

 住吉大社は北前船の船頭たちが参詣した神社として知られています。ガイドの説明を交えながら、住吉大社境内の本殿や奉納された多くの石灯籠群などを巡り、北前船と住吉大社との関わりを学びました。

 

石燈籠を見学している様子

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大阪市 経済戦略局観光部観光課