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人との直接接触により感染する病気

2019年12月25日

ページ番号:5089

ウイルス性出血熱


●主な発生地域
アフリカ、中近東、東欧など  

●主な症状
通常2~10日の潜伏期間の後、初発症状として、発熱、頭痛、咽頭痛があり、その後、下痢、胸痛や筋肉痛を伴い、重症の場合、口腔、鼻腔などからの出血症状がみられます。  

●感染経路と予防

患者の血液、分泌物、排泄物から、皮膚粘膜の傷口をとおしてウイルスは侵入し感染します。また、感染している人との性的接触によっても感染します。空気感染はないといわれています。予防としては、不衛生な場所へ立ち入らないことが大切です。

ウイルス性出血熱の疫学的及び臨床的特徴
  ラッサ熱 エボラ出血熱 マールブルグ病 クリミア・コンゴ出血熱
流行地域 西アフリカ地域 アフリカ中央地域 アフリカ中・南部地域 アフリカ中・南部地域
中近東、ロシア、東欧
中央アジア地域
宿主体 自然宿主は
ネズミ(マストミス)
自然宿主は
不明
自然宿主は
不明(サルは終末宿主)
媒介動物は
ダニ
ヒトへの感染経路 創傷感染、性的接触など直接接触
症  状 初期症状は発熱、咽頭痛であり、その後、胸痛、下痢や筋肉痛を伴い、重症の場合は出血症状が見られる。
潜伏期間 通常7~10日 通常3~10日 通常3~7日 通常2~9日

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