動物を飼育している方へ(新型コロナウイルス感染症関連)
2022年3月28日
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- ペットの世話や、ペットへの感染防止のためにも、人が感染しないことがいちばん大事です。
- ペットから人への感染は、現時点では報告されていません。
- 海外では、感染した飼い主からペットが感染した例が数例報告されています。
- 動物との過度な接触は控え、触れた際は、手洗いなどの衛生対策をしましょう。
- 家族や知人など、もしもの時のペットの預かり先を決めておきましょう。
もし自分が感染してしまったら?
- 預かり先にペットを預け、適切な治療を受けましょう。
- 自宅待機を指示された場合は、ペットと距離をとりましょう。
- 老犬ケア 新型コロナ感染者の愛犬・愛猫対応施設
新型コロナウイルスに感染した方の愛犬や愛猫のお預かりにも対応する施設です。 民間施設のため有料でのお預かりとなります。また、施設の状況や条件によってお預かりできない場合があります。
- 環境省ホームページ
動物を飼育している方、ペット関連事業者さま向けの、新型コロナウイルス感染症に関する情報が掲載されています。
- 【環境省】ペットを飼ってる皆様へー新型コロナウイルスへの対応-
環境省が作成した新型コロナウイルスへの対応の普及啓発用チラシです。
動物を飼育する方向けのよくある質問
質問1 飼育しているペットに感染しますか?
これまでのところ、新型コロナウイルスに感染したヒトからイヌ、ネコが感染したと考えられる事例が数例報告されております。また、動物園のトラやライオンが飼育員から感染したと推察される事例も報告されています。 ただし、新型コロナウイルスは主に発症したヒトからヒトへの飛沫感染や接触感染により感染することが分かっており、現時点では、ヒトから動物への感染事例数はわずかな数に限られています。
質問2 感染した動物での症状はありますか?
質問3 飼育しているペットから人が感染した事例はありますか?また、ペットを飼育する上で注意すべきことはありますか?
これまでのところ、新型コロナウイルスがペットから人に感染した事例は報告されておりません。
一方で、ネコは、新型コロナウイルスの感受性が他の動物種よりも高いとの報告があり、実験室内での感染実験では、ネコが他のネコに感染させ得るという結果が報告されています。また、オランダのミンク農場でのミンクの大量感染事例では、新型コロナウイルスに感染したミンクから人へ感染した可能性のある事例が報告されています。
新型コロナウイルス感染症に限らず、動物由来感染症の予防のため、動物との過度な接触は控えるとともに、普段から動物に接触する前後で、手洗いや手指用アルコールでの消毒等を行うようにしてください。特にペットの体調が悪い場合はできる限り不必要な接触を控えましょう。
- (参考)厚生労働省動物由来感染症ホームページ
主な動物由来感染症について説明されています。
質問4 新型コロナウイルスはコウモリ由来というのは本当ですか?
新型コロナウイルスの自然宿主は現時点では不明です。その遺伝子配列がコウモリ由来のSARS様コロナウイルスに近いため、コウモリがこの新型コロナウイルスの起源となった可能性が考えられていますが、明確なことはわかっておりません。
- (参考)国立感染症研究所ホームページ
新型コロナウイルス感染症について説明されています。
- (参考)日本ウイルス学会ホームページ
新型コロナウイルス感染症について説明されています。
質問5 犬を飼育していますが、狂犬病のワクチンは6月30日までに打たないといけないのですか?
犬を飼育されている方は、狂犬病予防法に基づき毎年4月1日から6月30日までの期間に飼育している犬に予防注射を受けさせる必要があります。
しかしながら、昨年に引き続き、令和4年についても新型コロナウイルス感染症の発生又はまん延の影響によるやむを得ない事情(動物病院の混雑による3密防止等)により6月30日までに予防注射ができなかった場合は、7月以降(遅くとも12月31日まで)に予防注射を行うことも可能です。
ただし、上記措置は、犬の狂犬病予防注射を行わなくてもよいとしたものではありません。飼育している犬への狂犬病予防注射は、飼い主の大切な義務ですので、適切な時期に必ず予防注射をお願いします。
また、動物病院を受診する際は、待合室での混雑を避けるため事前に電話連絡で相談するなど、集団感染を防ぐための配慮をよろしくお願いします。
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このページの作成者・問合せ先
大阪市 健康局健康推進部生活衛生課乳肉衛生・動物管理グループ
住所:〒530-8201 大阪市北区中之島1丁目3番20号(大阪市役所2階)
電話:06-6208-9996
ファックス:06-6232-0364