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ワクチンの効果と副反応

2021年9月15日

ページ番号:528316

接種の効果と副反応のリスクの両方をご理解いただいた上で接種を受けるかどうかお考えください。

ワクチンの効果

新型コロナウイルスワクチンを受けた人の方が受けていない人よりも、新型コロナウイルス感染症(※)を発症した人が少ないということがわかっています。日本では現在、ファイザー社、武田/モデルナ社、及びアストラゼネカ社のワクチンが薬事承認されており、予防接種法における接種の対象となっています。

(※)新型コロナウイルスによる感染症が発症すると、熱や咳など風邪によく似た症状がみられます。軽症のまま治癒する人も多い一方、症状が重くなると、呼吸困難などの肺炎の症状が悪化し、死に至る場合もあります。

さらに、ワクチン接種をしても新型コロナウイルスの感染をゼロにできるわけではありませんが、ワクチン接種後に新型コロナウイルスに感染した人は、ワクチン未接種で感染した人と比べて、

  • 排出するウイルスの量が少なく、排出する期間が短い
  • 無症候性感染者の割合が高い
  • 症状のある期間が短い

ということが分かっており、自身も重症化しにくく、周囲にも感染を広げにくいと考えられます。

mRNAワクチン(ファイザー社製・モデルナ社製)の効果

ウイルスのタンパク質をつくるもとになる情報の一部を注射します。それに対する抗体などができることで、ウイルスに対する免疫ができます。

いずれのワクチンも、薬事承認前に、海外で発症予防効果を確認するための臨床試験が実施されており、ファイザー社のワクチンでは約95%、武田/モデルナ社のワクチンでは約94%の発症予防効果が確認されています。

下記の表によると、性別では大きな違いはなく、また年齢別でも高齢者を含めいずれの世代も軒並み90%以上と極めて高い予防効果を示しています。

参考:厚生労働省 新型コロナワクチンQ&A コラム "感染症専門医が解説! 分かってきたワクチンの効果と副反応"別ウィンドウで開く

効果
 感染予防効果発症予防効果
男性91%88%
女性93%96%
16~39歳94%99%
40~69歳90%90%
70歳以上95%98%
基礎疾患なし91%93%
基礎疾患1~2つ95%95%
基礎疾患3つ以上86%89%
肥満95%98%
2型糖尿病91%91%
高血圧93%95%
出典:厚生労働省新型コロナワクチンQ&A  感染症専門医が解説!分かってきたワクチンの効果と副反応

ウイルスベクターワクチン(アストラゼネカ社製)の効果

感染力を維持した弱毒性のベクターウイルス(運び屋)に、ワクチン成分に対応する特定の遺伝子を組み込んだ組換えウイルスを接種するものです。ベクターとなるウイルスがヒトの細胞内に侵入し、特定の遺伝子からウイルスのワクチン成分となるタンパク質をつくることで、免疫システムを活性化し、抗体が産生されます。

アストラゼネカ社のワクチンは、海外で実施された複数の臨床試験の併合解析の結果から、約70%等の発症予防効果が確認されています。同じ呼吸器の感染症のワクチンであるインフルエンザワクチンでは、65歳未満の成人での有効率が52.9%(2015/16シーズン)と報告されていることから、現在、日本で薬事承認されている新型コロナワクチンの有効性は高いといえます。

参考:一般財団法人日本感染症学会 ワクチン委員会「COVID-19ワクチンに関する提言」(第3版)

    厚生労働省 新型コロナワクチンQ&A "ワクチンの効果"別ウィンドウで開く

副反応

コミナティ筋注添付文書・COVID-19ワクチンモデルナ筋注添付文書・バキスゼブリア筋注添付文書より
症状
発現割合ファイザー社製武田/モデルナ社製アストラゼネカ社製
50%以上接種部位の痛み、疲労、頭痛

接種部位の痛み、疲労、頭痛、筋肉痛

接種部位の痛み、疲労、頭痛
10~50%

筋肉痛、悪寒、関節痛、下痢、発熱、接種部位の腫れ

関節痛、悪寒、吐き気・嘔吐、リンパ節症、発熱、接種部位の腫れ、発赤・紅斑

倦怠感、悪寒、関節痛、吐き気、接種部位の熱感・かゆみ

1~10%吐き気、嘔吐

接種後7日目以降の接種部位の痛みや腫れ、紅斑

発熱、嘔吐、接種部位の腫れ・発赤・硬結、四肢痛、無力症

いずれのワクチンも

  • 接種直後よりも翌日に痛みを感じる方が多いです。
  • これらの症状の大部分は、接種後数日以内に回復しています。
  • 倦怠感や関節痛、発熱など、1回目より2回目の方が頻度が高くなる症状もあります。
  • 接種後すぐにアナフィラキシー血管迷走神経反射が起こる可能性があります。

副反応の頻度の違いを重視するよりもいずれかのワクチンを接種できる時に接種することをお勧めします。これらの副反応は接種後2日くらいまでにはほとんどの人で消失します。

アレルギー反応について

他のワクチンや注射薬で、(重症でなくとも)すぐにアレルギー反応を起こしたことがある時は、新型コロナワクチンを接種すべきか、かかりつけの医師に相談してください。

日本で承認されているポリエチレングリコールを含むワクチンは、ファイザー社の新型コロナワクチンと武田/モデルナ社の新型コロナワクチンです。ポリエチレングリコールとの交差反応性が懸念されているポリソルベートを含んでいる既に承認されたワクチンは、アストラゼネカ社の新型コロナワクチンのほか、複数存在します(※)

(※)沈降13 価肺炎球 菌結合型ワクチン(プレベナー13)、インフルエンザ HA ワクチン「第一三共」、組換え沈降 4 価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン(ガーダシル)、乾燥細胞培養日本脳炎ワクチン(エンセバック)、5 価経口弱毒生ロタウイルスワクチン(ロタテック)、不活化ポリオワクチン(イモバックス)など

また、 ポリエチレングリコールは大腸内視鏡検査時に下剤として使用する医薬品をはじめ、様々な医薬品に添加剤として含まれており、ポリソルベートも同様に複数の医薬品に含まれています。なお、ポリエチレングリコール は「マクロゴール」という名称で呼ばれることもあります。

参考:日本薬剤師会「薬剤師から一般の方々に向けた新型コロナウイルスワクチンに関するFAQ」

心筋炎・心膜炎について

ファイザー社製ワクチンと武田/モデルナ社製ワクチン接種後に起こった症状として軽症の心筋炎や心膜炎が報告されています。1回目よりも2回目の接種の後に多く、高齢者よりも思春期や若年成人に、女性より男性に、より多くの事例が報告されています。国内でも、件数は稀ではあるものの、同様の報告がみられています。軽症の場合が多く、心筋炎や心膜炎のリスクがあるとしても、ワクチン接種のメリットの方がはるかに大きいと考えられています。

ワクチン接種後に、急性心筋炎・心膜炎が国内外で報告されていることについて、心筋炎・心膜炎の専門家は以下のような見解を示しています。

  • 軽症の心筋炎・心膜炎は治癒する病気であり、仮にワクチン接種後にかかったとしても、循環器の通常の診療体制で対応できる。
  • 若年者では新型コロナウイルス感染症にかかった場合にも心筋炎になることがあり、新型コロナウイルス感染症にかかった場合には、ワクチンを接種した場合よりも、はるかに高い頻度で心筋炎がみられる。

 こうしたことからワクチン接種により感染の重症化予防を図るメリットの方が圧倒的に大きい。

数日以内に、胸痛、動悸、息切れ、むくみ等の症状があれば、すぐに医療機関を受診し、ワクチンを受けたことを伝えてください。

血小板減少症を伴う血栓症・毛細血管漏出症候群等について

ごく稀ではあるものの、アストラゼネカ社製ワクチン接種後に、血小板減少症を伴う血栓症(※1)毛細血管漏出症候群(※2)ギラン・バレー症候群などの脱髄疾患(※3)を発症した例が、海外で報告されています。接種後に次のような症状が現れたら、速やかに医療機関を受診してください。

(※1)持続する激しい頭痛、目のかすみ、息切れ、錯乱、けいれん、胸の痛み、足のむくみや痛み、持続する腹痛、接種部位以外の内出血(あざ)などの症状。なお、これらの症状のほとんどは接種後28日以内に起きることが多く、また、2回目の接種後よりも1回目の接種後に起きることが多いといわれています。

(※2)手足のむくみ、低血圧などの症状

(※3)手足の力が入りにくいなどの運動障害、しびれなどの感覚障害、排尿・排便障害、目のかすみなどの視力障害

参考:厚生労働省 新型コロナワクチンQ&A ワクチン接種後の血栓症について別ウィンドウで開く

副反応疑い報告の状況について

接種日以降に副反応があらわれたとき

大阪府新型コロナウイルスワクチンに関する専門相談窓口

   電話番号:0570-012-336 または 06-6635-2047

   相談受付時間:24時間(土日祝日も対応)

聴覚障がいのある方は以下の番号までFAXにてご相談ください。

  大阪府新型コロナワクチン専門相談窓口  FAX番号:06-6641-0072

大阪市で接種可能なワクチンについて

注意: 2回目は、必ず1回目と同じワクチンを接種してください。

ワクチンの一覧表
 ファイザー社製ワクチン武田/モデルナ社製ワクチンアストラゼネカ社製ワクチン
対象年齢12歳以上12歳以上40歳以上
接種間隔/回数3週間の間隔で2回(※1)4週間の間隔で2回(※2)4~12週間の間隔で2回(※3)
1回投与量0.3ml0.5ml0.5ml
用法筋肉注射筋肉注射筋肉注射

接種間隔について
(※1)接種後3週間を超えた場合は、できるだけ速やかに2回目の接種を受けてください。
(※2)接種後4週間を超えた場合は、できるだけ速やかに2回目の接種を受けてください。
(※3)最大の効果を得るためには、8週以上の間隔をおいて接種することが望ましいとされています。8週以上あけて2回目の予約を取ることが難しい場合は4~12週間あけて、必ず2回目の予約をお取りください。また、接種後12週間を超えた場合は、できるだけ速やかに2回目の接種を受けてください。

ファイザー社製ワクチン(コミナティ筋注)について


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本ワクチンを接種される方とそのご家族の方へ


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接種を受けた後の注意点

ワクチンの説明書

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ワクチンの開発に当たって、国内外での臨床試験(治験)で接種後に生じた様々な事象(症状、疾病など)の件数や頻度は、薬事審査の際に審査され、添付文書などに記載されています。
新型コロナワクチン「コミナティ筋注」(ファイザー株式会社)添付文書別ウィンドウで開く

参考:厚生労働省 ファイザー社の新型コロナワクチンについて別ウィンドウで開く

武田/モデルナ社製ワクチン(COVID-19 ワクチンモデルナ筋注)について


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本ワクチンの接種を受ける方へ


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接種を受けた後の注意点

ワクチンの説明書

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ワクチンの開発に当たって、国内外での臨床試験(治験)で接種後に生じた様々な事象(症状、疾病など)の件数や頻度は、薬事審査の際に審査され、添付文書などに記載されています。
新型コロナワクチン「COVID-19ワクチンモデルナ筋注」 添付文書別ウィンドウで開く

参考:厚生労働省 武田/モデルナ社の新型コロナワクチンについて別ウィンドウで開く

アストラゼネカ社製ワクチン(バキスゼブリア筋注)について


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接種を受けた後の注意点

ワクチンの説明書

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☆アストラゼネカ社製ワクチンを受ける方へ☆

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ワクチンの開発に当たって、国内外での臨床試験(治験)で接種後に生じた様々な事象(症状、疾病など)の件数や頻度は、薬事審査の際に審査され、添付文書などに記載されています。
新型コロナワクチン「バキスゼブリア筋注」 添付文書別ウィンドウで開く

参考:厚生労働省 アストラゼネカ社の新型コロナワクチンについて別ウィンドウで開く

接種場所

個別接種【取扱医療機関】

大規模接種会場

(注1)大阪市では、接種日時点で12歳から17歳までの方の接種については、ワクチンの効果や若年層特有の副反応等を丁寧に説明する必要があることから、取扱医療機関での個別接種を推奨しています。大阪市が実施する集団接種会場では接種できません。なお、大阪府コロナワクチン接種センター及び自衛隊大阪大規模接種センターでの接種については、それぞれのホームページ等をご確認ください。

(注2)・小学生の場合は、保護者の同意・同伴が必須です。

     ・中学生及び中学校卒業後、接種日時点で16歳未満の場合は、原則、保護者の同意・同伴が必要です。

ワクチン接種を受けることができない方

 ・体温が37.5℃以上の方
 ・重い急性疾患にかかっている方
 ・ワクチンの成分に対し、アナフィラキシーなど重度の過敏症の既往歴のある方
 ・上記以外で、予防接種を受けることが不適当な状態にある方

上記に加え、アストラゼネカ社のワクチンの場合は、以下の方も接種することができません。
 ・ワクチン接種後に血小板減少症を伴う静脈もしくは動脈の血栓症を起こしたことがある方
 ・毛細血管漏出症候群の既往歴のある方

注意が必要な方

 ・過去に免疫不全の診断を受けた人、近親者に先天性免疫不全症の方がいる方  
 ・心臓、腎臓、肝臓、血液疾患や発育障害などの基礎疾患のある方  
 ・過去に予防接種を受けて、接種後2日以内に発熱や全身性の発疹などのアレルギーが疑われる症状がでた方  
 ・過去にけいれんを起こしたことがある方  
 ・ワクチンの成分に対して、アレルギーが起こるおそれがある方

また、新型コロナワクチンは筋肉内に注射することから、  
 ・抗凝固療法を受けている人、血小板減少症または凝固障害のある方は、接種後の出血に注意が必要とされています。

新型コロナウイルスに感染した方もワクチンを接種することができますが、

 ・体調や治療内容等、総合的に主治医の判断を仰ぐことを基本とし、症状出現または無症状での検査陽性判明日から約4週間以上経過していることが望ましいとされています

 ・カシリビマブ/イムデビマブ(ロナプリーブ)等の抗体カクテル療法を受けた場合は、治療終了後から3か月程度あけて接種することが勧められています。

詳しくは、以下の厚生労働省の資料、サイトをご覧ください。

既感染者への接種について(第21回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会資料より抜粋)別ウィンドウで開く

新型コロナウイルスに感染したことのある人は、ワクチンを接種することはできますか?|新型コロナワクチンQ&A|厚生労働省別ウィンドウで開く

まずは、接種前にかかりつけ医にご相談ください。

副反応による健康被害が起きた場合の補償について

健康被害が予防接種によるものであると厚生労働大臣が認定したときは、予防接種法に基づく救済(医療費・障害年金等の給付)が受けられます。

予防接種健康被害救済制度について

新型コロナウイルスワクチンを接種するみなさまへ

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このページの作成者・問合せ先

健康局 大阪市保健所 感染症対策課 ワクチン接種等調整チーム
電話:0570-065670、06-6377-5670(大阪市新型コロナワクチンコールセンター)