【新型コロナワクチン】小児(5歳〜11歳)接種について
2023年5月16日
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1 令和5年度の小児接種スケジュール
令和4年秋開始接種(追加接種)
令和5年5月8日から8月末まで
初回接種(1・2回目)を完了した「基礎疾患等のない方」
引き続き「令和4年秋開始接種」として、オミクロン株対応ワクチンを1回接種することができます。なお、令和5年3月8日から5月7日までの間に、オミクロン株対応ワクチンを接種していない場合に限ります。
初回接種(1・2回目)を完了した「基礎疾患等のある方」
「令和5年春開始接種」として、オミクロン株対応ワクチンを1回接種することができます。
なお、「令和4年秋開始接種」として、オミクロン株対応ワクチンを1回接種した場合も、前回接種から3か月の接種間隔が経過していれば、「令和5年春開始接種」として、さらに1回接種が可能です。
令和5年秋開始接種(追加接種)
令和5年9月以降
これまでにオミクロン株対応ワクチンによる追加接種の有無に関わらず、初回接種(1・2回目)を完了した全ての方が、「令和5年秋開始接種」として、ワクチンを1回接種することができます(使用するワクチンは未定)。
初回接種(1・2回目)
初回接種(1・2回目)をお済みでない方は、今までと同様に取扱医療機関で接種できます(令和6年3月31日まで)。
従来型ワクチンでの接種となります。
オミクロン株対応ワクチンの接種を希望される方は、初回接種(1・2回目)の完了が必要です。初回接種(1・2回目)が完了すれば、前回接種から3か月以上の間隔をあけて、オミクロン株対応ワクチンを接種できます。

2 ワクチンを受ける前に知っていただきたいこと

(1)ワクチン接種の必要性について
今後、様々な変異株の流行が想定されること、現時点において、特に重症化リスクの高い基礎疾患を有する5~11歳の小児に対して接種の機会を提供することが望ましいと考えられることから、厚生労働省の審議会で議論された結果、予防接種法に基づく接種に位置づけ、小児を対象にワクチン接種が実施されることとなりました。
(2)小児(5~11歳)の接種の努力義務について
新型コロナワクチンの接種については、予防接種法第9条において「予防接種を受けるよう努めなければならない。」との規定があり、いわゆる「努力義務」と呼ばれていますが、義務とは異なります。接種は強制ではなく、最終的にはあくまでも、本人や保護者が納得した上で接種にご協力いただきたいという趣旨です。
当初は、この規定は適用されていませんでしたが、オミクロン株流行下での小児の感染動向や、オミクロン株流行下における有効性及び安全性に関する知見等を踏まえ、令和4年9月6日から、小児(5~11歳)についてもこの規定が適用されることとなりました。
(3)保護者の方・小学生の方へのお願い
保護者の方へのお願い
接種は強制ではありません。
ワクチンの予防の効果と副反応のリスクの双方について理解した上で、自らの意思で接種を受けていただくものです。接種するメリット(期待できること)とデメリット(副反応等)を考慮いただき、接種を受けるご本人(お子さま)と保護者の方でよく相談のうえ、接種を受けるかどうかご判断ください。
小学生(しょうがくせい)のみなさまへ
新型(しんがた)コロナワクチンの接種(せっしゅ)は強制(きょうせい)ではありません。まわりに強制(きょうせい)したり、接種(せっしゅ)していないことを理由(りゆう)に差別(さべつ)することのないようにしましょう。体質(たいしつ)によって、受(う)けたくても受(う)けられないお友(とも)だちもいます。
もしワクチンを受(う)ける受(う)けないということで、なやんでいたら、親(おや)や学校(がっこう)の先生(先生)など、相談(そうだん)しやすい大人(おとな)に相談(そうだん)してください。
いじめ・嫌がらせ等に関する相談窓口
学校等におけるいじめ・嫌がらせなどに関する相談窓口は「子供のSOSの相談窓口」(文部科学省)
(電話・SNS・対面で相談を受け付けています)
いじめ・嫌がらせなどについての人権相談に関する窓口は「子どもの人権110番」(法務省)
(電話やメールで相談を受け付けています)
「学校生活(がっこうせいかつ)でなやんでいるあなたへ~相談先(そうだんさき)のあんない~」
(4)ワクチンの効果と副反応など
接種で使用するワクチンやワクチンの効果と副反応に関する情報、接種にあたっての注意点などについて、下記の大阪市ホームページに掲載しています。
接種するメリット(期待できること)とデメリット(副反応等)を考慮いただき、接種を受けるご本人(お子さま)でよく相談のうえ、接種を受けるかどうかご判断ください。
- 大阪市ホームページ「ワクチンを受ける前に知っていただきたいこと~効果と副反応等について~」
使用ワクチンやワクチンの効果と副反応、接種にあたっての注意点等を掲載しています。

3 小児接種(5~11歳)の概要
(1)接種対象者
初回接種(1・2回目) | 追加接種(3回目以降) |
---|---|
5歳から11歳までの大阪市民の方 | 初回接種が完了し、前回接種から3か月以上経過した 5歳から11歳までの大阪市民の方 |
(2)実施期間
(3)接種費用
無料(全額公費負担)で接種できます。
(4)使用するワクチン
初回接種(1・2回目) | 追加接種(3回目以降) |
---|---|
ファイザー(5~11歳用)(※1) | ファイザー(5~11歳用)(※1) 【オミクロン株対応ワクチン】 (3月29日(水曜日)から接種開始) それ以前は「従来型ワクチン」(※2) |
(※1)12歳以上の方のワクチンとは用法・用量が異なる別の種類のワクチンになります。
(※2)従来型ワクチンによる追加接種は、令和5年3月31日(金曜日)をもって終了しました。
初回接種(1・2回目) | 追加接種(3回目以降) | |
---|---|---|
接種間隔 | 通常、3週間(※3) | 前回接種から3か月 |
接種対象年齢 | 1回目接種日に5~11歳(※4) | 接種日に5~11歳 |
(※3)1回目の接種から間隔が3週間を超えた場合、1回目から受け直す必要はありません。できるだけ速やかに2回目の接種を受けていただくことをお勧めします。
(※4)初回接種については、1回目の接種時の年齢に基づいて判断します。1回目の接種時に11歳だった方が、2回目の接種時までに12歳の誕生日を迎えた場合、2回目接種にも1回目と同じ小児用ワクチンを使用します。
他のワクチンとの接種間隔
- インフルエンザワクチンは、新型コロナワクチンと同時に接種を受けることができます。
- 前後にインフルエンザ以外の予防接種を行う場合、原則として新型コロナワクチン接種と13日以上の間隔を空けてください。
ファイザー社の小児用ワクチンについて
ワクチンを接種される方や保護者の方は、効果や副反応などの記載された「新型コロナワクチンの説明書」(厚生労働省ホームページ「新型コロナワクチンの予診票・説明書・情報提供資材」参照)を事前に読んでおいてください。
(注)現在、何らかの病気にかかって、治療(投薬など)を受けている方は、その病気を診てもらっている医師にあらかじめ接種してよいかをご確認ください。
(5)接種券の発送
接種対象の方に接種券を順次発送します。接種券の発送スケジュールなど詳細については、下記の大阪市ホームページをご確認ください。
(6)接種場所
小児科、もしくは小児の診療を行う医療機関(取扱医療機関)で接種できます。
取扱医療機関については、大阪市ホームページ「新型コロナワクチン接種を実施する個別接種(取扱医療機関)について」及び「大阪市コロナワクチンマップ」からご確認いただけます。
(7)予約方法
(8)接種当日にお持ちいただくもの
初回接種(1・2回目) | 追加接種(3回目以降) |
---|---|
・ 接種券 | ・ 接種券一体型予診票(あらかじめ記入の上、お持ちください) |
上記に加えて、お薬手帳をお持ちいただくと問診がスムーズです。

4 留意事項
- 接種には、保護者の方の同意及び同伴が必須です。
- 接種される本人や、同伴される保護者に熱があるなど、体調がすぐれない場合は予約を取り消し、別の日に接種してください。
- 当日は、肩を出しやすい服装でお越しください。

5 お問合せ先
お問い合わせ先は「大阪市新型コロナワクチンコールセンター」からご確認ください。

6 リンク集
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このページの作成者・問合せ先
健康局 大阪市保健所 感染症対策課 新型コロナワクチン接種等調整チーム
大阪市新型コロナワクチンコールセンター(電話:0570-065670、06-6377-5670)