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新型コロナワクチンのよくある疑問 ~若い人にこそ知ってほしい~ 3回目接種編

2022年12月27日

ページ番号:570567

新型コロナワクチンよくある疑問 3回目接種編

  現在、新型コロナウイルスの新規感染は若い世代を中心に増加傾向にあり、若い世代であっても感染後、重症化したり回復しても後遺症として様々な症状が続く場合があります。
 ワクチン接種後の副反応について、SNSやインターネット等では様々な情報が溢れ、特に若い世代のみなさんの中には、接種による体への影響に不安を感じている方も多いことでしょう。
 正しい知識を持っていただき、少しでもワクチン接種の不安を解消できることを願っています。

現在の新型コロナウイルスの感染状況は?

現在の新型コロナウイルスの感染状況

 現在、30代以下の若い世代の方の新規感染者が全体の約6割を占めており、若い世代への感染が広がっています。なかでも10代の方への感染が他の年代に比べて最も多くなっています。

新型コロナウイルスに感染するとどうなる?

新型コロナウイルスに感染について

 新型コロナウイルスに感染すると、喉の痛み、頭痛、発熱などの風邪に似た症状が現れ、若い世代の方も重症化したり、回復しても後遺症として様々な症状が続く場合があります。 重症化しなかった場合でも、1週間以上(最短で10日)の療養が必要となり、療養期間中は外出もできません。

 後遺症に関する詳しい情報は、下記のリーフレットをご確認ください。

若い人は後遺症にならない?

若い人は後遺症について

 若い世代の方は、後遺症のリスクは高齢の方と比べ高くはありませんが、30代以下の若い世代の方からの後遺症に関する相談件数は、全体の約4割を占めています。

後遺症にはどのような症状があるの?すぐに治るの?

後遺症の症状について

 後遺症に関する相談者の多くに現れた症状は、倦怠感、嗅覚・味覚障害、呼吸苦などがあります。その他に筋力・集中力の低下、抜け毛などの症状も見られます。
 後遺症の原因は不明な点が多く、発症から6か月以上経過しても4人に1人に何らかの症状が継続するなど、治療には長い期間が必要となる場合があります。後遺症が疑われる場合は、かかりつけの医療機関または大阪府新型コロナ受診相談センター等にご相談ください。

なぜ、3回目のワクチン接種が必要なのか?

3回目接種の必要性

  オミクロン株は従来株よりは重症化率は低いものの、感染力が強いため 感染拡大による重症者の増加が懸念されています。
  日本で接種が進められているワクチンは、デルタ株等だけでなく、オミクロン株に対しても発症予防効果や重症化予防効果等が確認されていますが、その効果は経時的に低下していきます。そのため、感染拡大防止及び重症化予防の観点から、3回目の接種が推奨されており、特に基礎疾患をお持ちなどの重症化リスクの高い方に推奨されています。

 詳しくは、下記のリンクをご確認ください。

オミクロン株にも効果があるの?

オミクロン株にも効果があるの

 ワクチンによる発症予防効果などは、時間の経過とともに低下していきますが、3回目接種によって、オミクロン株(BA.1、BA.2流行期)に対する発症予防効果は、65~70%(3回目接種から1か月後)まで、入院予防効果は約90%(3回目接種から14日以降)まで回復すると報告されています。 

 詳しくは、下記のリンクをご確認ください。

ワクチン接種

ワクチンを接種することで、①重症化を防ぎ、②感染を抑え、③人にうつす確率を減らせます。

1・2回目と異なるワクチンを接種できる?

1・2回目と異なるワクチンを接種できる

 3回目接種においては、1・2回目接種で接種したワクチンの種類に関わらず、ファイザー社のワクチン、モデルナ社のワクチン又は武田社のワクチン(ノババックス)を接種(交互接種)することができます。現時点では、ファイザー社のワクチンは12歳以上、モデルナ社のワクチン及び武田社のワクチン(ノババックス)は18歳以上の方に使用できます。 但し、12~17歳の方が3回目接種で接種できるワクチンは、現時点ではファイザー社ワクチンのみですのでご注意ください。

 同じワクチンでも交互接種でも、効果・安全性に差はなかったと報告されています。

 詳しくは、下記のリンクをご確認ください。

3回目接種ではどんな副反応があるの?2回目接種より重い?

3回目接種ではどんな副反応があるの、2回目接種より重い?

 海外の臨床試験の結果では、ファイザー社のワクチン及びモデルナ社のワクチンいずれの場合も、2回目の接種後と比較して有害事象の発現傾向は概ね同様であると確認されていますが、リンパ節の腫れなどについては、初回(1回目・2回目)接種時と比較して、発現割合が高い傾向にあります。心筋炎の報告頻度は2回目接種後よりも3回目接種後の方が低い傾向がみられています。
 いずれのワクチンにおいても、接種翌日に症状が現れることが最も多く、大半が数日後には回復すると報告されています。 

 詳しくは、下記のリンクをご確認ください。

ワクチン接種後の症状に関する相談窓口について

ワクチン接種後の症状に関する相談窓口

 ワクチン接種後の症状については、かかりつけの医療機関または大阪府新型コロナウイルスワクチンに関する専門相談窓口(電話番号 0570-012-336 または 06-6635-2047)にご相談ください。

積極的に接種をご検討ください

接種的な接種の検討を

 自分の健康だけでなく、家族、友人や同僚を守ることにつながりますので、積極的に接種をご検討ください。

 ※新型コロナワクチンの接種は任意であり、強制するものではありません。

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このページの作成者・問合せ先

健康局 大阪市保健所 感染症対策課 新型コロナウイルスワクチン接種等調整チーム
電話:0570-065670・06-6377-5670(大阪市新型コロナワクチンコールセンター)