都市計画道路生玉片江線の道路工事に伴う土質検定試験(土壌汚染調査)の結果及び対策について
2020年11月20日
ページ番号:415207
大阪市建設局では、都市計画道路生玉片江線の道路工事の範囲において、工事に伴い搬出する予定の土砂の土質検定試験を実施したところ、調査地点1箇所において、土壌汚染対策法の定める基準値を超える「ふっ素及びその化合物」が検出されました。
なお、現地は舗装で表面を覆っていることから、土壌の飛散のおそれはありません。また、周辺地域で地下水の飲用利用はないことから、周辺住民の方々の健康に影響を及ぼす可能性はないものと考えております。
- 土質検定試験について
建設工事に伴い発生する土砂の搬入にあたり、受入場所の受入基準に適合していることを確認するための試験。
建設発生土の搬出先である臨海部埋立地(夢洲地区)の建設発生土受入基準においては、搬入土量が2,500立方メートル以上の工事、もしくは2,500立方メートル以下であっても発生場所が工場跡地や河川等の埋立地の履歴を有する場合、その土壌について土質検定試験を行い、特定物質が許容値(土壌汚染対策法等に定める環境基準値)以下であることとしている。
1.調査概要
(1)調査場所
1 大阪市生野区桃谷1丁目2番地先(1か所)
2 大阪市天王寺区堂ヶ芝1丁目3番地先(1か所)
調査位置図
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(2)調査期間
平成29年8月10日から平成29年9月14日まで
(3)調査方法
(4)調査項目
- 第1種特定有害物質(揮発性有機化合物)
- 第2種特定有害物質(重金属等)
- 第3種特定有害物質(農薬等)
(5)調査結果
生野区での調査場所(1)において、ふっ素及びその化合物の土壌溶出量の基準値を超過しました。
なお、天王寺区での調査場所(2)につきましては、基準値を超過した汚染物質はありませんでした。
項目 | 基準値 | 検出最大値 | 調査深度 | 備考 |
---|---|---|---|---|
ふっ素及びその化合物 | 0.8ミリグラム/リットル以下 | 0.93ミリグラム/リットル | 地表面下0.0~0.5メートル | 生野区の調査場所(1) |
分析結果一覧
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2.人の健康への影響について
3.今後の対策
今回の工事で掘削する予定の箇所のうち、基準値を超過した調査地を含む地番の土地において土壌汚染対策法に準じ追加調査をし、ふっ素及びその化合物の基準値を超える土地の範囲を確定してまいります。
基準値を超える土地において、掘削により発生する建設発生土は、土壌汚染対策法に基づき、トラックに飛散防止シートをかけて適切に処分地への搬出を行います。また、掘削跡は良質土にて埋め戻し、舗装工事を実施します。
都市計画道路生玉片江線の道路工事の概要
- 工事名称 生玉片江線外1舗装新設その他工事-8
- 工事場所 天王寺区石ヶ辻町~生野区桃谷2丁目
- 工事期間 平成29年7月21日~平成30年9月20日(予定)
- 工事概要 舗装新設工事など
施工延長 915メートル
施工幅員 30メートル
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大阪市 建設局道路部街路課
住所:〒559-0034 大阪市住之江区南港北2丁目1番10号 ATCビルITM棟6階
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