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道頓堀川の堤防耐震対策工事に伴う水底の底質の汚染状況調査の結果について

2020年8月5日

ページ番号:509496

調査の概要について

概要

 大阪市では、南海トラフ巨大地震・津波に対応する河川施設の耐震化を図るべく、道頓堀川において平成27年度より堤防の耐震対策工事を実施しています。

 耐震対策工事を行うにあたり、河床に堆積している水底の底質(以下、「河床土砂」と言う。)を浚渫する必要があるため、河床土砂の汚染状況調査(以下、「底質調査」と言う。)を進めてきました。

 これまでの底質調査の結果について、データ数が一定揃ってきたことから、今回これを取りまとめました。今後も、引き続き耐震対策工事において、底質調査を行い、随時データ更新を行っていく予定です。

 底質調査の結果、ダイオキシン類の含有量において水底の底質の環境基準を超過していた地点がありましたが、基準を超過していた地点は全て河床であるため、人体へのばく露の可能性はありません。

 汚染された河床土砂については、攪乱、拡散による二次汚染を防止し、周辺水域への影響を最小限に抑えるよう配慮した施工により、耐震対策工事の中で除却対策を進めています。

調査基準

環境基準

 環境基本法及びダイオキシン類対策特別措置法では、人の健康を保護するうえで維持することが望ましい基準として環境基準を定めるものとされており、環境庁告示第68号において、水底の底質中に含まれるダイオキシン類の含有量が150pg-TEQ/g以下と定められております。

 この環境基準が達成されていない地域または水域にあっては、同告示に基づき、可及的速やかに達成するように努めることとされています。

施設受入基準

 河床土砂の処分先である北港廃棄物埋立処分地第2・3区では、海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律及びダイオキシン類対策特別措置法に基づき、施設受入基準を定めており、溶出試験ではダイオキシン類を含む33項目、含有試験ではダイオキシン類を含む3項目を確認することとしています。北港廃棄物埋立処分地第2・3区の受入基準については、「北港廃棄物埋立処分地第2・3区の受入基準の試験項目」をご確認ください。

 この基準値を超過した場合については、底質の処理・処分に関する指針またはダイオキシン類を含む水底土砂の取扱いに関する指針により、一定要件を備えた埋立場所等以外への排出や海洋投入処分が禁止されています。

調査の内容について

 調査対象地は、道頓堀川の日吉橋から西道頓堀橋の間です。

調査対象地
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概略調査

 各橋間を10,000平方メートル(100メートルメッシュ)の格子状に区画して、汚染状況調査を実施しました。

  • 各単位区画数:16単位
  • 各試料採取地点:16地点(16検体)

詳細(平面)調査

 概略調査でダイオキシン類の溶出量における基準値を超過した地点が確認されたことを踏まえ、平面的な汚染範囲を詳細に把握するため、基準値を超過した地点を含む各橋間において、流下方向に50メートル間隔、横断方向に右岸・中央部・左岸の3点の格子状に区画した9単位区画(計18地点)のうち、概略調査で調査した4地点以外の14地点の汚染状況調査を実施しました。

  • 全単位区画数:18単位
  • 試料採取地点:14地点(14検体)

詳細(鉛直)調査

 概略調査及び平面調査でダイオキシン類の溶出量における基準値を超過した地点について、鉛直方向の汚染範囲を把握するため、計画河床(OP-1.8メートル)、計画河床-1.0メートル(OP-2.8メートル)、計画河床-2.0メートル(OP-3.8メートル)において、汚染状況調査を実施しました。

  • 試料採取地点:15地点(32検体)

底質調査結果について

底質調査結果

 概略調査、詳細(平面)調査及び詳細(鉛直)調査について、調査結果をまとめています。

 堤防の耐震対策工事を行うにあたり、河床土砂を浚渫する必要があるため、汚染状況調査を実施したところ、ダイオキシン類について、含有量では調査地点30地点中29地点において環境基準(150pg-TEQ/g以下)を超過しました。

 この底質調査で検出された全ての地点は河床であり、人体へのばく露の可能性はありません。

 なお、ダイオキシン類について、溶出量では調査対象地点30地点中15地点において施設受入基準を超過しており、ダイオキシン類以外については、施設受入基準を超過していませんでした。

 汚染された河床土砂については、攪乱、拡散による二次汚染を防止し、周辺水域への影響を最小限に抑えるよう配慮した施工により、耐震対策工事の中で除却対策を進めています。

底質調査結果

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日吉橋から汐見橋まで

 含有量の環境基準を超過したのは、調査対象9地点中、9地点であり、基準超過濃度の範囲は、環境基準(150pg-TEQ/g以下)の1.4倍から1.9倍でした。

 溶出量の施設受入基準を超過したのは、調査対象9地点中、0地点でした。

図1 基準超過範囲図

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汐見橋から幸西橋まで

 含有量の環境基準を超過したのは、調査対象10地点中、9地点であり、基準超過濃度の範囲は、環境基準(150pg-TEQ/g以下)の1.2倍から1.8倍でした。

 溶出量の施設受入基準を超過したのは、調査対象10地点中、8地点であり、基準超過濃度の範囲は、施設受入基準の1.1倍から3.3倍でした。

幸西橋から幸橋まで

 含有量の環境基準を超過したのは、調査対象2地点中、2地点であり、基準超過濃度の範囲は、環境基準(150pg-TEQ/g以下)の1.3倍から1.6倍でした。

 溶出量の施設受入基準を超過したのは、調査対象2地点中、0地点でした。

図3 基準超過範囲図

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幸橋から西道頓堀橋まで

 含有量の環境基準を超過したのは、調査対象9地点中9地点であり、基準超過濃度の範囲は、環境基準(150pg-TEQ/g以下)の1.4倍から3.5倍でした。

 溶出量の施設受入基準を超過したのは、調査対象9地点中7地点であり、基準超過濃度の範囲は、施設受入基準の1.1倍から2.1倍でした。

用語の解説

ダイオキシン類

 ダイオキシン類とは、ポリ塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシン(PCDD)とポリ塩化ジベンゾフラン(PCDF)及びコプラナーポリ塩化ビフェニル(コプラナーPCB)の総称であり、化学物質の合成過程、燃焼過程などで非意図的に生成される。PCDD には75 種類、PCDF には135種類、コプラナーPCB には10 数種の異性体が存在する。(このうち、毒性があるとされているのはPCDD で7 種類、PCDF で10 種類、コプラナーPCB で12 種類の計29 種類)

毒性等量(TEQ)

 ダイオキシン類は種類が多く、毒性の強さがそれぞれ異なる。このため、ダイオキシン類による毒性の強さを表す方法として、最も毒性の強い2,3,7,8-四塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシン(2,3,7,8-TCDD)を基準にした濃度に換算することが一般的に行われる。

 換算方法は、それぞれのダイオキシン類の検出濃度に2,3,7,8-TCDD を基準にした係数(毒性等価ファクター:TEF)を乗じ、その合計値を求める。なお、2,3,7,8-TCDD の係数は1としている。

単位の説明

 ピコグラム(pg):1兆分の1グラムを表す単位

問い合わせ先

大阪市建設局企画部河川課

〒559-0034

大阪市住之江区南港北2-1-10ATCビルITM棟6階 

電話番号:06-6615-6839

ファックス:06-6615-6583

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