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令和4年度 建設局運営方針(素案)

2023年6月9日

ページ番号:553514

 令和4年度運営方針(素案)を公表します。

局の目標・使命および局運営の基本的な考え方

局の目標(何をめざすのか)

 安全・安心で快適な市民生活、活力あふれる都市活動を支える都市空間の実現。

局の使命(どのような役割を担うのか)

 道路・橋梁・河川・下水道・公園に関する膨大な都市基盤施設のストックを適切に維持・管理し、既存施設を効果的・効率的に活用しつつ、震災・風水害などに備えた都市基盤施設の機能拡充を行うとともに、都市のストック・ポテンシャルを活用して魅力ある都市空間を創出し大阪の成長や魅力向上となるまちづくりに取り組む。

令和4年度 局運営の基本的な考え方(局長の方針)

  • 大阪市では、道路、橋梁、河川、下水道、公園など膨大な量の都市基盤施設を管理しており、かつ、古くから都市化が進んだため、都市基盤施設の高齢化が進んでいる。これらの都市基盤施設は安全・安心な市民生活や都市活動を支える基盤であるため、計画的な管理を行い、その機能を着実に維持していく。また様々な分野の都市基盤施設を所管していることを強みとし、局の各分野を効果的に連携させ、一体的な局運営に取り組む。
  • 南海トラフ巨大地震に備えた対策や密集市街地における道路整備、近年多発している集中豪雨への対応を強化するための地域特性にあった局地的な浸水対策など、震災・風水害に備えた都市基盤施設の機能拡充や、業務継続計画の策定による災害への備えを進め、安全・安心な市民生活を実現する。
  • 活力あふれる都市空間の実現に向け、御堂筋、中之島通の道路空間再編やうめきた2期都市公園の整備に取り組むとともに、多様な主体との連携を図りながら、なんば駅周辺、梅田1丁目地区の道路空間の活用、水辺利用環境の創出や民間活力導入による公園の魅力向上、新たな公園の更なる活用など、それぞれの施設が持つポテンシャルを十分に活かした取り組みを実施する。さらに、夢洲における国際観光拠点の形成に寄与する都市基盤施設の整備や、都市交通の充実に向けて、連続立体交差事業や万博会場となる夢洲までのアクセス向上に資する道路整備事業など大阪市の成長や魅力向上となるまちづくりに取り組む。

重点的に取り組む主な経営課題

経営課題1 持続可能な都市を支える都市基盤施設の機能維持

  • 都市基盤施設の高齢化が進むなかで、安全・安心な市民生活を実現するには、都市活動を支える都市基盤施設の機能低下を招くことのないよう、予算的制約の中で適切かつ効率的に都市基盤施設の維持管理を実施していく必要がある。

主な戦略

1-1【都市基盤施設の計画的な維持管理】
  • 「定期的な点検の実施」により「施設の状態を把握」し、施設の重要度に応じて設定した「管理水準」を適切かつ効率的に維持することを基本とし、施設の特性に応じた効果的な維持管理を進める。
主な具体的取組
1-1-1から6【道路、橋梁、河川、下水道、公園の維持管理】
  • 既存の都市基盤施設の点検・調査、維持管理、改築・更新など

[算定見込額 64,892百万円]

経営課題2 震災・風水害などに備えた都市基盤施設の機能拡充

  • 災害時における都市活動の継続のため、通常業務を含めた建設局業務を継続的に実施できる体制や考え方を整理するとともに、建設局職員への十分な浸透・定着を図る必要がある。
  • 切迫する巨大地震や激甚化・局地化する風水害といった状況を踏まえ、安全・安心な市民生活を実現するため、予算的制約の中で引き続き都市基盤施設の機能拡充を進めていく必要がある。

主な戦略

2-1【災害時における都市活動の継続】
  • 災害時に建設局職員がとるべき基本的な考え方や災害時の建設局通常業務のあり方などをとりまとめた建設局版業務継続計画の建設局職員への浸透・定着を図り、PDCAサイクルを回す。
2-2【都市基盤施設の震災・風水害などへの対策】
  • 今後起こるであろう災害を見据え、都市基盤施設の耐震対策、浸水対策等を着実に進める。
主な具体的取組
2-1-1【災害への備え】
  • 建設局版業務継続計画に関する訓練等の実施など

[算定見込額 178百万円]

2-2-1から6【道路、橋梁、河川、下水道、公園、地下空間の対策】
  • 既存の都市基盤施設の震災・風水害対策など

[算定見込額 32,321百万円]

経営課題3 都市の成長と魅力向上

  • 御堂筋や中之島通の道路空間再編に向けた取組や大阪を代表する公園への民間活力導入による魅力向上など、それぞれの施設が持つストック・ポテンシャルを十分に活かし、だれもが住み・働き・訪れたくなる都市空間を創出していく必要がある。
  • 道路・河川・公園など都市空間を活用するうえでは、多様な主体との連携の必要がある。
  • 夢洲における国際観光拠点の形成に寄与する都市基盤施設の整備のうち万博開催に必要となるものは、2024年度内に完成させるため、夢洲等で輻輳する工事を円滑に推進させる必要がある。
  • 高速道路ネットワークの強化や交通の円滑化など都市交通の充実に向けた取組を推進し、大阪・関西の成長を牽引するまちづくり進めていく必要がある。

主な戦略

3-1【賑わい創出・観光拠点整備による都市魅力の向上】
  • 御堂筋将来ビジョンに基づき、御堂筋を「車中心から人中心の道路空間」へと再編すべく、道路空間再編に取り組む。
  • 大阪のアイデンティティとなる都市公園を創出するとともに、既存ストックの活用により都市公園の魅力向上を図る。
  • 2025年大阪・関西万博をめざし、夢洲等で輻輳する工事を円滑に進めるための工事調整等を行いながら、道路・橋梁・下水道の整備を進めていく。
3-2【多様な主体との連携】
  • 御堂筋においては、歩行者利便増進道路制度(通称:ほこみち)の活用や道路協力団体との連携、梅田1丁目地区においては、官民連携のまちづくりの推進、さらに市民に身近な公園での公園活用の展開を目指すなど多様な主体との連携した取り組みを推進する。
3-4【都市交通の充実】
  • 万博開催時の会場への交通アクセスの充実に向け、淀川左岸線(2期)事業の確実な事業推進を図るとともに、淀川沿いのルートなど自転車でのアクセスルート確保に向けた取組を推進していく。
3-6【2025大阪・関西万博に向けた取組】(再掲)
主な具体的取組
3-1-1【御堂筋・周辺エリアの魅力向上】
3-2-1【道路での多様な主体との連携】(再掲)
  • 側道の歩行者空間化に向け、道頓堀橋北詰から長堀通間において道路整備工事等を実施する。
  • メインストリートの賑わい創出、憩いや交流など活力形成に資する空間形成をめざした検討及び工事等を実施する。

[算定見込額 1,656百万円]

3-1-6【夢洲における国際観光拠点形成の推進】
3-6ー1【夢洲における国際観光拠点の推進】(再掲)
  • 夢洲等における国際観光拠点の形成に向け、道路・橋梁・下水道の整備を推進する。

[算定見込額 -百万円](大阪港湾局予算により実施)

3-4-1【高速道路ネットワークの強化】
  • 淀川左岸線(2期)事業について、全区間のトンネル本体工事及び橋梁工事等の確実な推進を図る。

[算定見込額 28,477百万円]

「市政改革プラン3.0」に基づく取組等

主な取組項目・取組内容

【行政手続きのオンライン化に向けた取組】

  • 対面協議が必要な手続きや公的証明書の原本の提出が必要な手続きなどオンライン化が困難な手続きを除き、オンラインでできる手続きの拡充を図る。

【業務改革・働き方改革の推進】

  • 市民サービスの向上と職員の負担軽減を目的に、これまで以上の業務改革に取り組む。

【インフラ整備事業等におけるリスクマネジメントの実施】

  • インフラ整備事業等においては過大な本市負担が生じるリスクが潜在していることから、各事業におけるリスクの洗い出し、評価、対応策の検討などのリスク管理に取り組むこととし、各課によるセルフ・チェックに加え、部会による各事業への内部監査を実施する。

【次代を担う職員の育成】

  • 若手職員から市民サービスの向上や事務の効率化等に関する提案を募集し、実現に向けて局部長級職員等と意見交換を行う。

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大阪市 建設局企画部方面調整課

住所:〒559-0034 大阪市住之江区南港北2丁目1番10号 ATCビルITM棟6階

電話:06-6615-6438

ファックス:06-6615-6575

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