平成27年度当初予算の概要について
2015年3月20日
ページ番号:303736
予算編成にかかる考え方・全体予算の概要など
平成27年度此花区予算の編成にあたっては、将来ビジョンで掲げる次の5つを柱として、区政会議等を通じて区民のニーズを的確に捉えながら事務事業の再構築を進めるとともに、歳入確保や基金の有効活用を行うことで、各施策を効果・効率的に推進することとしました。
・「災害に強く、犯罪の少ない安全・安心なまち」
・「生き抜く社会力を身につける教育と子育てしやすい環境づくり」
・「誰もがいきいきと暮らせる健康・福祉の充実」
・「このはなの魅力や可能性を最大限に活かした地域活力の創出」
・「区政への区民の声等の反映および情報発信力の強化」
とりわけ、次の事業を重点的に取り組むこととしました。
・南海トラフ巨大地震に備え、区民6万6千人が区外へと避難するための計画策定及び検証訓練を実施するとともに、避難時に必要な無線を配備するなど情報連絡体制を強化します。
・高齢者をはじめとする支援を必要とする方々に対して、住民ボランティアによる見守り活動を推進するなど、地域におけるきめ細やかな見守りネットワークの実現を図ります。
・子どもたちの将来におけるキャリア形成に向けた実践的な教育環境づくりとして、新たに、小中学生による英語創作劇の制作・上演を行います。
・今後のまちづくりを支える若い世代の地域活動への参加促進等を図るため、「このはな環境創造プロジェクト~大阪ひかりの森プロジェクト地域貢献事業」等によりまちの魅力を区の内外に発信します。
以上により、「災害に強く、未来に希望が持てる、魅力ある『このはな』」の実現をめざします。
此花区関連予算 | 890,796千円 |
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区長自由経費 | 245,157千円 |
区シティ・マネージャー自由経費 | 645,639千円 |
主な事業
・此花区6万6千人エクソダス大作戦(仮称)計画策定及び検証訓練等実施事業 予算額 16,419千円
【概要】
南海トラフ巨大地震による津波到達後、此花区民が浸水区域外へ安全に避難するための具体的な計画を策定します。
【工夫点】
津波により区域のほぼ全域が浸水するため、一定期間、区外の避難施設(大阪城公園周辺を想定)での生活を余儀なくされることから、必要な調査を実施のうえ計画を策定します。
・津波避難時に必要な無線機による情報連絡体制の構築事業 予算額 12,363千円
【概要】
津波避難ビル毎に、無線機及び携帯型予備電源を配備することで、安全・的確な避難誘導を実現します。
【工夫点】
区民を津波避難ビルへ避難誘導する際に最適な通信方法の検討を西淀川区役所と連携しながら進めます。
・「KONOHANAトライブ」英語劇事業 予算額 4,878千円
【概要】
区内小中学生が此花区の魅力・伝承などを題材とした英語創作劇をネイティブスピーカーとともに制作し上演することを通じて、英語コミュニケーション能力の向上を図ります。
【工夫点】
「元気づくり基金」を活用し、区内に存する「大阪市立咲くやこの花高等学校演劇科」との連携により実施します。
・「このはな地域見守りタイ」事業 予算額 8,771千円
【概要】
地域住民ボランティアを中心とする「このはな地域見守りタイ」が支援を必要とする高齢者等を発見し、見守ることで、地域で支えあう近隣関係を構築します。
【工夫点】
要援護者の把握や専門的ケア等を行う「地域における要援護者の見守りネットワーク強化事業」との連携を図ることで、よりきめ細やかな見守り体制を実現します。
・このはな環境創造プロジェクト~大阪ひかりの森プロジェクト地域貢献事業 予算額 5,000千円
【概要】
有識者・地域住民・区内企業等の意見を踏まえ策定する「このはな環境創造ビジョン」に基づき、環境活動に取り組む市民を支援します。
【工夫点】
夢洲メガソーラー事業者からの寄付金を財源として地域貢献事業を展開します。
平成27年度当初予算の概要
平成27年度当初予算の概要
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