学校選択制にかかる検証報告【中間まとめ】について

　学校選択制は、小学校、中学校及び義務教育学校の入学に際して、子どもや保護者が就学する学校を選べる制度として、平成26年度入学から順次導入区を拡大し平成31年度入学から全区において実施しました。

　今年度末に検証結果のとりまとめを行うため、学校選択制検証ワーキンググループを設置し、学校選択制が子どもや保護者の意向に応える就学制度であるかどうか、当初期待していたメリットが生じているか、課題が生じていないかなどの分析を行っています。今般、中間まとめとしてワーキングで議論した内容をまとめましたので公表します。

　今後とも、様々なデータをもとに分析を深化するなど、ワーキングで議論を行い、子どもたちの最善の利益をはかるため、学校選択制が今後も よ り良い制度となるよう引き続き、検証作業を行ってまいります。

　学校選択制において、事実と異なる風評や偏見など、いわれなき忌避意識をもって就学する学校を選ぶことはあってはならないことです。検証においても「視点⑧区や学校が提供する情報ではなく、風評等による学校の選択がなされていないか」として引き続き検証を行っているところです。学校案内や学校説明会、学校ホームページなどを通じて、学校の状況や取り組みについて積極的に情報発信してまいりますので、保護者のみなさまにおいては、正しい情報を収集し、適切な学校選択を行っていただきますようご理解・ご協力をいただきますようお願いいたします。