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令和元年度 子育て支援室講演会 第3回講演会の内容

2020年3月17日

ページ番号:496618

子どもの育ち~学齢期編~

令和2年1月23日10時~12時

和歌山信愛女子短期大学教授:西原弘先生

長年、支援学校の子どもたちに教諭として関わってこられた西原弘先生をお招きし、学齢期の子どもへの寄り添い方、関わり方についてご講演いただきました

児童期(小学校低学年)

特性

  • 幼児期の自己中心性も残っているが、他人の立場を認めたり理解したりする能力も徐々に発達してくる。

この時期に大切なこと

  • 「人として行ってはならないこと」について知識と感性の育成や、集団や社会のルールを守る態度など、善悪の判断や規範意識の基礎の形成・自然や美しいものに感動する心などの育成(情操の育成)

中間反抗期(小2・3の頃)

  • 倫理的思考をするようになり、自分で物事を考えて行動するようになる。自立心も芽生える。

児童期(小学校中学年)

特性

  • 大胆だが無計画な行動を起こすことがある。なんでもチャレンジしようとする。
  • 相手のさぼりやルール違反がわかるので、友達同士の指摘が多くなる。
  • 他児の失敗はしつこく非難するが、自分の失敗には気づいていない。

この時期に大切なこと

  • 学力だけに焦点化せず、他にも子どもを評価する視点を保護者が持つこと。
  • 子どもが話しやすい雰囲気を作ること。

児童期(小学校高学年)

特性

  • 徐々に集団の規則や遊びの決まりの意義を理解して集団目標の達成に主体的に関わったり、共同作業を行ったり、自分たちで決まりを作り守ろうとしたりすることもできるようになる。

この時期に大切なこと

  • 抽象的な思考への適応や他者の視点に関する理解、自己肯定感の育成。
  • 体験活動の実施など実社会への興味・関心を持つきっかけづくり。
  • 集団における役割の自覚や主体的な責任意識の育成。

子どもにソーシャルスキル(人付き合いの技術)を教えよう

ソーシャルスキルは学習されるもの。「注意」「記憶」「認知」が関係する。どれかが欠けていると、よい行動に気づかず、真似ができず、覚えられない。

ソーシャルスキルの教え方

  1. 教示:取り組む内容の重要性に気づかせながら、流れの見通しを持たせる
  2. モデリング:教えようとするスキルのモデルを示し、観察させる
  3. リハーサル:ロールプレイやことばで反復させる
  4. フィードバック:やってみたことをほめたり修正してやる気を高める
  5. 般化:練習したスキルを実際の場面で使えるように促す

重点的に指導したいソーシャルスキル

  • コミュニケーションスキル(自己紹介、挨拶)
  • 参入スキル(遊びやグループ活動への参加)
  • 共感スキル(相手の気持ちを理解する)
  • 自己主張スキル(上手な断り方、気持ちの伝え方)
  • 問題解決スキル(トラブルの解決の仕方、謝り方)
  • ストレス対処スキル(辛い時のリラックスの仕方)

子どもの話をじゅうぶんに聴こう

  • すべての感情を受け入れ、尊重する。
  • じっくりと耳を傾け、批判的にならないようにする。
  • あいづちを入れ、注目していることを知らせる。
  • 時々、子どもの言っていることを要約したり、言い直したり、違う表現で言い換える。

最後に

子どもたちを支援をしていくのは親や教師だけではありません。いろいろな人にサポートをお願いしましょう。学齢期の子どもは、大人へ意思を主張したり、隠し事も増えてくるものですが、まだまだ大人に依存する時期です。叱るばかりではなく、子どもの言い分に耳を傾けて受け止めてあげましょう。

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電話:06-6882-9889

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