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喫煙防止教室の報告について

2019年7月29日

ページ番号:476329

未成年に対する喫煙防止意識への効果

未成年の喫煙防止の取組み

たばこの煙によって、未成年の呼吸器疾患(肺や気管支の病気)や中耳炎の悪化、身体発育の遅れを生じることが知られており、落ち着きのなさや学力低下も引き起こすという報告もあります。

家庭内や公共の場での受動喫煙も未成年に悪影響を及ぼします。大阪府では社会全体で子どもを受動喫煙から守り、府民の健康で快適な生活の維持を図ることを目的として、大阪府子どもの受動喫煙防止条例が平成30年12月13日に施行されました。

西淀川区では、区医師会及び区役所の共同事業として区内の小中学校で喫煙防止教室を実施しています。2018年度は10校で喫煙防止教室を開催しました。その検証結果について報告します。

喫煙防止教室について

西淀病院地域総合内科 福島啓、野口愛、大谷紗代

西淀病院医局事務課 今村翔太郎

西淀川区医師会

研究期間

2018年4月~2019年3月

目的

西淀川区内の小学生を対象にした喫煙防止教室を行うことで、児童の喫煙防止の意識が高まり・維持されているかどうかを明らかにするために、喫煙防止教室を受講した児童と受講しなかった児童で喫煙防止の意識の変化について調べた。

対象

西淀川区内で協力が得られた全ての公立小学校の生徒及び公立中学校1年生・2年生

実施方法

小学生

喫煙防止教室を受講前と受講3か月後に、加濃式社会的ニコチン依存度調査票小学校高学年版(以下「KTSND-Youth」という)を用いたアンケートを実施。受講していない児童は、10月と1月にKTSND-Youthアンケートを実施し、前後の喫煙防止の意識の変化を調べた。

小学生の実施方法
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中学生の実施方法
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中学生
KTSND-Youthアンケートに出身小学校を記載してもらい、1年前もしくは2年前に喫煙防止教室を受講したかどうかを判別し、喫煙防止の意識の差を調べた。

アンケート項目

①タバコを吸う人は、タバコをやめたくてもやめられないでいると思う

②タバコをすうことは大人っぽいと思う

③タバコはお茶やコーヒーのように味や香りを楽しむためのものだと思う

④タバコを吸う生活も大切にするほうがよいと思う

⑤タバコを吸うと生活が楽しくなることもあると思う

⑥タバコをすうとからだや気持ちにいいこともあると思う

⑦タバコをすうと気分がすっきりすることもあると思う

⑧タバコをすうと頭のはたらきがよくなると思う

⑨お医者さんや学校の先生は「タバコをすってはダメ」といいすぎると思う

⑩灰皿が置いてあるところなら、タバコをすってもよいと思う

上記の質問項目を30点満点で測定し、点数が低いほど喫煙防止の意識が高い。

倫理的配慮

西淀川区小学校長会にて研究内容を説明し、小学校へ依頼する際にも改めて説明と依頼文を提出した。アンケートは匿名とし、出席番号で受講前後の変化を調べた。アンケートへの回答は自由とし、拒否する場合は回答しないことも可能とした。

 

検証結果

喫煙防止教室を受講した児童では受講前:6.11点から、3か月後:5.59に低下したが、受講していない児童では受講前と3か月後では有意な変化はなかった。また、1年前に受講しなかった児童:5.39点に比べて、受講した児童:4.42点と低かった。しかし、2年前に受講した児童と受講しなかった児童では有意な変化はなかった。

以上より、喫煙防止教室の効果は1年後までは維持しているが、2年度には消失してしまう。そのため、小学生時と中学生時に続けて喫煙防止教室を実施することで、喫煙防止の意識を維持させることが出来る。

小学生の検証
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中学生の検証
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〒555-8501 大阪市西淀川区御幣島1丁目2番10号(西淀川区役所2階)

電話:06-6478-9882

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