ページの先頭です

平成19年8月22日 大阪市長会見全文

2019年4月8日

ページ番号:155518

 

【世界陸上 直前状況について】

 

本日は、いよいよあと3日に迫ってきた世界陸上の直前の状況についてまずお話したいと思います。
昨日の晩から国際陸上競技連盟の総会が開会されました。国際陸連には212カ国が加盟していますが、そういった国・地域から役員が大阪に来られ2日間の審議も始まりました。約5年前の2002年12月にモナコで開催された国際陸連の会議で2007年の大阪開催が決定されました。その後、大阪市として準備をしてきました。河野洋平組織委員会会長のもと、約3年間に及びますが、大会運営の各般にわたり、幅広い多くのご協力をいただきながら、精力的に準備を進めてきました。
具体的には、交通局では来場者の輸送確保の問題、消防局の救急体制の問題、大阪府警本部との連携による安全対策、観客、選手、役員、メディアの方等の交通ルートの確保などに取り組んできました。主なものは、競技会場となる長居陸上競技場のトラックの張替えなどの改修整備をはじめ、選手の受け入れ態勢、宿泊・輸送、皇室・VIPの警備警護、観客の警備体制、ボランティアの募集とトレーニング、マラソンコースの沿道整理、メディアセンターの開設、広報・PR事業などです。
大会直前の今となっては、大会運営のすべてにおいて、きわめて順調に進められ、大会が大きい事故もなく無事に終了することを強く願っています。最後の点検と準備の仕上げに関係スタッフすべてが頑張ってやってくれています。実際、世界203の国と地域から約3,100人の選手・役員が参加します。VIPは1,500人、メディア関係者が約2,700人、あわせて7,300人の大会関係者が、世界各国から大阪に来られます。この世界陸上競技選手権大会の規模は、冬季のオリンピックなどをはるかに超える規模であり、この規模の大会を無事に終えるということの意義は非常に大きいと思います。大阪で開催できるのは非常に光栄であり、大きな機会を与えていただいたと改めて痛感しています。何としてもこれを成功させたいと強く思っています。
また、大阪市として、少しでも多くの市民、とりわけ子どもたちに、真のトップアスリートが世界一を競う世界陸上を観戦していただき、その感動を子どもたちの心に残したい。そして、その感動が子どもたちの将来に何らかの影響を与えると確信しています。今のところ、700校を超える小中学校から5万人を超える参加応募があります。その子どもたちの誘導などを高校生のボランティアでやろうということで、これも非常に素晴らしいと思います。大阪市として、世界陸上の開催の栄誉を担ったレガシーとして、子どもたちの心に何かを残したいと思っています。
市民の方々にも会場や沿道応援によって、この大会を楽しんでいただき、記憶に残る大会にしていただきたいと思います。国内外から来られる観客や選手の方には、市民の方と一緒に街をきれいにし、大阪的な温かいホスピタリティでお迎えします。選手にはベストのステージを、内外から来られる関係者の方には大阪的な温かいホスピタリティをということに最後まで努力をしたいと思っています。選手の方には、自己最高はもとより世界新記録、日本新記録の達成を願っており、そのため、競技場のハード、ソフト両面の競技環境を整えてきました。
さらに、大阪に来られる多くの選手、役員や観客の方々には、世界陸上の観戦のほか、大阪城、海遊館やUSJなど、大阪の観光地を訪れていただくとともに、大阪の街そのものを見ていただきたいと思っており、メディアセンターの中に大阪市インフォメーションデスクも設置しています。期間中、台風などの天災は仕方がないとして、事故などがなく、無事に終わることを強く願っています。この大会が、スポーツだけではなく、あらゆる面で、大阪を元気付け、更なる活性化への起爆剤となればと考えています。

 

【関西観光サミットについて】

 

この世界陸上大阪大会を契機として、関西の観光魅力を世界に発信することを目的に、陸上競技開催期間中の8月29日、関西の主要9都市の市長が一堂に集まる「関西観光サミット」を開催します。去年からすでに関西魅力発信事業として実施していますが、関西観光サミットと銘打って集まるのは今年が初めてです。詳しくは、お配りしている資料をご覧いただきたいと思います。

 

【サンフランシスコ市訪問について】

 

「大阪・サンフランシスコ姉妹都市提携50周年記念事業」のため、9月6日から11日までの間、サンフランシスコ市を訪問します。大阪市が1957年にアメリカのサンフランシスコ市と姉妹都市提携を行ってから今年で50周年を迎えました。今年2月には記念事業のキックオフとして、サンフランシスコ市のニューソム市長が大阪市に来られ、いろんなレセプション等にも出席され、市会でもスピーチされました。今回は、私自身がサンフランシスコ市を訪問して、ニューソム市長を表敬訪問するほか、現地で行われる様々な記念行事に参加するとともに、記念事業として実施する大阪セミナーにおいて、大阪市の都市再生・創造都市についてプレゼンテーションを行います。

 

【世界陸上について】

 

さきほども言いましたが、昨日からIAAFの総会が始まり、その前にディアック会長、河野会長、私の3人で記者会見をしました。 5万人を超える子どもに無料チケットを配って、観戦してもらって、子どもに感動をという大阪市の子どもプロジェクトに、ディアック会長も非常に賛同をされて、昨日の記者会見でも、昨夜のIAAF総会の開会式でもそのことを強調され、あらゆるスポーツの基本である陸上競技を定着させていく必要があり、この子どもプロジェクトのようなものをIAAFの中で改めて検討し、世界規模でスタートさせたいということまで言われていました。子どもプロジェクトは大阪大会の後に残る、意義ある事業になると思います。河野会長は、記録がいいだけではなく、真剣に練習をし、積み上げて、スポーツマンシップで成果を競う、この精神を持ったアスリート「トゥルー アスリーツ」をもっと広げる活動がスポーツ界に必要だという趣旨の発言をされました。
すでに事前合宿等で来られているいろんな国の方にお会いしており、「日本は暑くて大変じゃないですか」とお聞きしても、「これは最高のコンディションです」というようなことを言われるので、少しびっくりしました。我々は、気候が暑すぎるのではと心配をしていましたが、そんなことは全然問題ないということで、今後、25日以降がどういう気候になるか分かりませんが、かなりいいコンディションで大会を迎えられるのではと期待しています。「大阪で開いて良かった」と言われる大会になるよう、メディアの皆さんにもぜひいろいろなかたちでのご協力をお願いします。

 

質疑応答

記者

一部の報道で、世界陸上の後に市長選出馬の意向を固めるというのが載っていましたが、それについてはどうなのでしょうか。

市長

市長選挙については選挙管理委員会が過日、11月18日と発表されました。今やっている市政改革は、将来の大阪のためには、これはやりきらねばならないわけですし、大阪市のやるべき市民との約束事として去年2月に5年計画で出した市政改革マニフェストは、どうしてもやりきらねばならないという責任感のようなものを私は強く感じています。けれども今は、あらゆる時間と頭の中を世界陸上に集中していますので、これが終わってからきちっと、市長選挙の問題というのは大事な問題ですので、十分熟慮して、改めて、世界陸上が終わってから、最終決断をした後、記者会見の場で自分の去就についてはきちっと説明をしたいと思っています。

記者

同じような質問になりますが、来る市長選挙の告示まであと2ヶ月半をきりまして、先日発表されました大阪市債の格付では、市政改革を進めた結果、実態では最高ランクというのを取得しまして、一方では、市政改革が今後、滞るようであれば下方修正も検討されるというような見解が示されました。市長のモットーとして、「変わるまで変える」というのがあると思いますが、そういったモットーをもとに今後、市長は、市政改革というのはどのように進めていくおつもりでしょうか。

市長

この間の格付けは、スタンダード&プアーズとムーディーズで、特に前者はそういうことが続けられていくという前提で格付けをしますということでした。今のところ、市政改革マニフェストはかなりのスピードで、前倒しで、行財政改革については約6割程度進んでいるわけですけが、これは完全にやりきらないといけない。大阪市の財政状況も含めて、なお安心できる状態では決してないわけですし、まずは、市政改革マニフェストの数値目標を完全に達成すること。同時並行にマニフェストの次のステップのものを考えていくこと。誰がやるにしてもこれはやらないと、地方自治体というものの存在が非常に危ういものになる。大阪市のような大都市の場合は非常に大きい影響がありますから、これを何としてもやりきる、大阪市としての大責任があると私は思っています。

記者

市政改革をやりきるために、出馬表明されるタイミングというのはいつぐらいでお考えでしょうか

市長

これは、誰がやるにしてもやりきらねばならないことですし、私としては手をつけた1人として責任感はあるということはさっき申し上げたわけですけど、これは非常に大きい問題なので、まだもうちょっと十分考えて、決断次第、記者会見を開いていただいて、そこで、私自身のことについては公表したいと思います。まずは世界陸上が終わらないと、そういう余裕もないというのが現状ですね。

記者

一方、民主党が府連を中心に独自候補擁立の動きをしているようですが、そのあたりを市長は現段階ではどのようにお考えでしょうか。

市長

政党ですから、いろんな考えがあっていいと思います。

 

記者

直近のチケットの売り上げについて教えてください。

市長

これは日に日に、ものすごく変わっていますが、3、4日前の数字で言えば、全体の枚数の約43パーセント近く。初日とか2日目とかはもうほとんど売れていて、あと、日本選手が活躍しそうな日は6割から7割売れていて、今、電話が殺到しているみたいです。どこに行ったらすぐに買えますかと。かなりの手ごたえがあると思います。

 

記者

話が戻りますけど、出馬表明に関しては世界陸上後ということですが、政党への推薦要請なども世界陸上の後ということでしょうか

市長

決断をすることがまず第1です。決断をする中で、必要なことはそれに伴って、やるべきことはやらないといけないでしょうけど、まずはやはり、出るという決断こそ一番大事です。

記者

4年前は自民公明民主の3党の推薦で、2年前は自公でしたけれど、そのあたりはどうお考えでしょうか。

市長

これもやはり、本当に選挙に出るという決断をする中で考えていくべきことだと思います。

 

記者

前後して申し訳ありませんが、世界陸上のチケットの販売について、昨日の時点で、29日、30日、31日が特に売り上げが悪く、午後の部が3割ちょっとしか売れてないと聞いています。ディアック会長も、より多く来ることが望ましいと言っていたと思いますが、何か大阪市として対策をすることはありますか。

市長

そこの3日間は、日本選手の出番が少ないのですが、こんな素晴らしい選手が出ますよというようなことをIAAFも自ら言うし、そういうことをやろうということです。大阪市も組織委員会の一員ですから、そういうことはやりたいと思います。

記者

市として何か動員をかけるとか、そこに子どもたちを持ってくるとか、そういうことはないですか。

市長

(PRなどをしていくのは)夜の部で、子どもたちは午前の部になります。

記者

職員を集めるとか。

市長

動員はしません。


記者

世界陸上ですけども、何としてでも成功させたいといろんな場でおっしゃっておられますけども、開催都市として何をもって成功と判断するのか、そこらへんの目標であるとか、具体的な設定であるとか、そういうものがあれば、市民に分かりやすいかたちで教えてください。

市長

これが成功であったかどうかというのは大阪市が判断することではなく、第3者、一つには選手や選手役員が後でどういう感想を持つか。もう一つはIAAF、国際陸連のメンバーがどう評価するか。それから、もう一つはスタンドや競技場、沿道の応援の盛り上がり。そういう3つぐらいの要素を考えています。

 

記者

世界陸上には、かなりの額の税金が投入されていますが、現段階で、市長として、大阪市にとってメリットというものがあったとお考えなのでしょうか。

市長

世界陸上競技選手権大会の規模をやりきれる力がある都市というのは世界中、そう多くはない。今見ていると、大阪市は完璧にやっていると思うので、これは大阪にそういう力があるというひとつのいい評価材料になるだろうと思います。同時に、7300人の関係者が世界から集まり、それぞれが自分の感想を口伝にあちこちで言ってくれると思うので、これは非常に大きい効果があると思います。やっぱり、元は取らないといけないと初めから思っていましたし、成果はあがるだろうと思っています。

記者

で、元はとれるだろうと。

市長

もちろん。

探している情報が見つからない

このページの作成者・問合せ先

大阪市 政策企画室市民情報部報道担当

住所:〒530-8201 大阪市北区中之島1丁目3番20号(大阪市役所5階)

電話:06-6208-7261

ファックス:06-6227-9872

メール送信フォーム