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平成22年6月4日 大阪市長会見全文

2019年4月8日

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【上海万博会場で『大阪・上海友好都市フェスティバル』を開催します】

 

 市長

皆さん、こんにちは。本日は、来る6月29日と30日に、上海万博会場内で開催いたします『大阪・上海友好都市フェスティバル』のご紹介からでございます。まず、本日の発表にお越しいただいた方々をご紹介申し上げます。私のこちら側からでございますが、文楽の人形遣いで、人間国宝・文化功労者の吉田簑助(よしだ みのすけ)師匠でございます。それから、今回、たくさんの学生の方々を派遣し、予算面でも多大なご協力をいただいております大阪芸術大学の塚本邦彦(つかもと くにひこ)理事長でございます。  

 塚本理事長

こんにちは。  

 市長

そして、フェスティバルの実行委員会の委員長で、音楽劇の創作のみならず、全体の演出を担当していただきました俳優で映画監督の塩屋俊(しおや とし)さんでございます。  

 塩屋委員長

よろしくお願いします。  

 市長

本日、ご案内いたしますこのフェスティバルでございますが、今日お越しいただいた有志の方々を中心に、大阪市も参加いたしまして、実行委員会主催という形で開催されます。当日の内容は、このあとでご説明いただきますが、日本が世界に誇る伝統芸術と学生の皆さんの元気あふれるステージ、そして、日中アーティストたちの共演という組み合わせは、大阪の懐の深さや、あるいはそういった姿を上海の人たちに分かってもらううえで、すばらしい構成だと思います。きっと、大阪の魅力やあるいは元気のよさを、上海やアジアの人たちにアピールしていただけるもんだと思っています。それでは、塩屋実行委員長からフェスティバルのねらいや内容をご紹介いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  

 塩屋委員長

塩屋でございます。実行委員長の塩屋でございます。日頃は映画監督という仕事をやりつつ、大阪でも作品をですね、3本ほど監督させていただいております。今回は非常におめでたい、この上海万博の中で大阪、また日本を代表するパフォーミングアーツ、それを上海から全世界に発信したいと思って準備をしております。実は、蓑助師匠とは、人間国宝の蓑助師匠とは、2年前の日仏交流150周年記念スペシャルイベントで、はじめてお仕事いっしょにやらせていただきました。私自身が師匠のその芸をですね、じかに触れた時に、やはり、ただ単に感動するのではなくて、ここに日本の伝統芸能、それから現在に至るまでの全ての芸能の真髄があると確信いたしました。そして私は今回、上海万博での大阪のパビリオンで何をやろうかということを考えた時に、まずは、その先陣を切っていただくのが、師匠のパフォーマンスであるというふうに確信いたしました。同時に、ルーブル美術館を貸し切ってその日仏交流イベントはやったんですが、その時に、本日、私の今、隣に座ってらっしゃいます、塚本理事長の大阪芸術大学の生徒たちにも参加していただいて、すばらしい舞踏をやっていただきました。自分が、その制作にかかわっていた経緯もございまして、是非その感動を、今度は上海で再現するというよりは、さらにレベルアップした内容のものを上演したいということで、現在、準備をしております。お手元のパンフレットにございますように、我々は今回3つの演目をですね、やらせていただこうと考えております。実施日は6月29日と30日の2日間で、29日は日本館のイベントステージ、30日は万博文化センター内のミュージック館で公演をいたします。人形浄瑠璃文楽につきましては、29日はめでたい席で披露される『二人三番叟(ににんさんばそう)』、で、30日は蓑助師匠が静御前をつかう『義経千本桜・道行初音旅(よしつねせんぼんざくら・みちゆきはつねのたび)』を上演させていただきます。そして、これが一部、それから二部として、大阪芸術大学の学生による舞踏、これが本当に、私自身も彼らの稽古から本番を見たんですけれども、本当にすばらしい、エネルギーあふれるパフォーマンスでございまして、今回はまた、単にバレエというのみならず、和のテイストを加味したですね、ものを上演していただきます。それに合わせて、芸術大学さんには、よさこいを自由にアレンジした世界中の多彩な楽曲に乗せて、伝統的な、よさこい節を舞っていただきます。それから三部、これが音楽劇、ミュージカルをやらせていただきます。中国の胡奏(こそう)を中心としたミュージカルパフォーマンスでございます。阪神大震災で実際に姉を失った上海出身の胡奏奏者ウー・ファンさんが、その失意から立ち上がり、日中の架け橋としての音楽に希望を見出している姿を、ウー・ファンさん本人の胡奏の演奏と、それからピアノ、フルート、日本でトップレベルの演奏家、それからダンス、武術をまじえて演じるオリジナル作品です。この作品に関しましては、上海万博をキックオフとしてまた日本に戻り、ここ大阪で、また関西で再演を今、計画しております。このような公演を通して、多くの中国の方々、それから世界中の方々に日本、そして大阪の文化と芸術の奥深さに触れてもらうことで、大阪への興味が広がり、ますます交流が深まっていく機会になればと考えております。よろしくお願いします。  

 市長

ありがとうございます。続きまして、塚本理事長から抱負を語っていただこうと思います。よろしくお願いいたします。  

 塚本理事長

どうも皆さん、こんにちは。いつもお世話になりまして。つい最近ですね、日曜の夜にですね、4回続けて朝日放送でですね、テレビドラマをですね、産学共同でつくったんですね。大好評でしたけれども、それをですね、読売新聞さんとかね、産経新聞さんとか、普通は朝日放送系のね、ことですのに、書いてくれはるんですね。「関西のマスコミさんすごいなあ」と思ってね。そういう、その記者の方がいいと思いはったんかどうか知りませんけど、書いてくれて、「これ会社の壁越えとるわ」と思ってね、ちょっと感動いたしました。そんなことでありがとうございます。大阪市とですね、大阪芸大、古い付き合いで、何かあればですね、お声がけをいただいているということで、今回もですね、平松市長からのですね、お声がけで。うちの学生はね、何か表現したくてうずうずしとるんですわ。もうね、絵描きたいとか、うずうずしとるんですね。だから、声がかかりますと喜んでですね、参加してきよる訳ですね。だから、しょっちゅうどっかでね、発表さす場を提供したらなあかんのですわ。どっかで展覧会やってますし、舞台芸術もやってますし、音楽会もやってますしね、何かそういう方面のネタがなかったら、是非とも私どもにおっしゃってください。何かありますわ。そういうことでね、そういう意味でも、今度また大阪市のほうから、そういう場を提供していただいた。これ、そんじょそこらの場じゃないですよね。国際的ですよね。中国でやる万博にですね、大阪市とコラボレーションですね、学生たちが何かやると。こんな幸せな学生いませんわ。ほんとね、おかげさんでございますわ。そんなことでね、市長さんからお礼は言われましたけども、芸大こそですね、お礼を申し上げたいと、学生共々ですね。で、今からもう皆さん、うずうずしてましてね、練習に力入ってるということでございますね。今後もですね、そういう公から声がかかるのは一番うれしいんですけども、何かありましたらですね、何でもそろいます。音楽もいけますしね、さっき言いました舞台芸術、みなそろいますのでね、さすがに文楽と歌舞伎はできませんけどね、他のは全部いけますのでね、何かあったらお声がけください。ありがとうございました。  

 市長

どうもありがとうございました。塚本理事長でした。最後になりましたけれども、蓑助師匠のメッセージを塩屋委員長から紹介していただこうと思います。よろしくお願いします。  

 塩屋委員長

それでは、吉田蓑助師匠のメッセージを代読させていただきます。   

 

 上海万博に寄せて

28年前、文楽は北京、上海で公演を行なっていますが、今回は万博会場での上演ということでより多くの地域の方々に見ていただけるのを大変楽しみにしています。今回の演目は、舞踏の要素の強い、短いものですが、文楽にはストーリー性の豊かな演目が数多くあります。文楽の本拠地である大阪に是非お越しいただいて、文楽を見ていただくきっかけになればと思います。人形をつかった演劇は、ともすれば子ども向けと思われがちです。大人のための演劇である文楽が、中国の人の目にどのように映るか、太夫、三味線、人形の三業が一体となって頑張りたいと思っております。                     吉田蓑助

 

市長

どうもありがとうございました。よろしくお願いいたします。  

 

【『生活保護行政特別調査プロジェクトチーム』第7回委員会を終えて】

 

じゃあ続いて、まずお知らせでございますが、本日午前、第7回目の『生活保護行政特別調査プロジェクトチーム』の会議を開催いたしました。今回は、近隣都市、指定都市合わせて全国から29の市にも参加いただいて開催いたしました。また、厚生労働省からのご参加もいただきました。これだけ多くの自治体に参加していただけたのは、今の自治体が生活保護について、いかに危機意識、問題意識を持っているのか、その表れだと思っております。今回の会議では、他の自治体の担当者から、現場の状況を直接お聞きすることもできました。大阪市からも、貧困ビジネスや医療扶助、さらに就労支援といった生活保護に関する喫緊の課題につきまして、大阪市の取組み状況をご報告し、情報共有させていただいたと思っております。厚生労働省に参加していただけたことも含めまして、大変、有意義な第一歩を踏み出せたと思っています。これまでは大阪市の中で、局の枠を越えた全庁体制ということで、生活保護という大きな課題に取り組んできた訳ですけれども、これからは、次のステージになっていくと思います。今日の会議を節目にしまして、大阪市の近隣の都市や、大都市として同じ課題を抱える指定都市と連携を深めていきたい。そして、国に対して、制度の抜本的改革を、都市が力を合わせることによって、より力強く訴えていきたいと思っています。具体的には、大阪市としての制度提案を、遅くとも今年の秋までには取りまとめ、まずは大阪府市長会や、私が市民生活・都市活力部会長をやらせていただいております指定都市市長会、ひいては全国市長会の場につなげていく、そういう方向性でやっていきたいと思っております。このことは会議の場でも皆さんにお伝えした次第でございます。

 

【『平成23年度 国の施策・予算に関する提案』について】

 

続きまして、平成23年度の国の施策、予算に関しての提案についてです。国の予算編成に向けまして、予算確保にとどまらず、施策・制度についての提案を国会議員の皆様に説明させていただきます。その内容ですが、大阪市の役割を3つに大別し、市民に身近な基礎自治体としての役割といたしまして「セーフティネットの再構築」と「安心実現社会の構築」、圏域の母都市としての役割としまして「成長産業への支援と経済の活性化」そして、それらの役割を十分に果たすために必要な「地域主権の確立」を柱といたしまして、最重点項目をとりまとめたものでございます。詳細な内容につきましては、昨日、ホームページにも掲載しておりますけれども、是非ごらんいただければと思います。さらに今年は特に、説明会の中で、大都市制度に関する大阪市の考え方もお伝えしていくつもりにしております。その考え方ですが、地域主権の推進にあたりましては、基礎自治体内の事務は全て基礎自治体が処理すべきであるという、その原則に立ちまして、国・府県との役割分担を明確にする必要がございます。大阪市は圏域の母都市として、都市インフラの整備など広域的な役割も果たしております。そして、住民に身近な基礎自治体が、水平連携により補完し合いながら、市域内の事務を一元的に全て実施することが、行政の効率的で効果的なあり方であると考えております。また、基礎自治体が一元的に事務を実施、水平連携が今後進んでいきますと、間接行政体の役割というものは、物流ネットワークなど広域的な事務に限定されることになっていくのではないでしょうか。そのような広域にわたる事務や、自治体間の高度な調整が必要な事務などを広域自治体、将来的には、道州が補完的に実施して、基礎自治体をサポートすればいいのではないかと考えております。つまり、府県は広域自治体に発展的に解消されるということでございます。なお、生活保護制度や国の外交や安全保障に関わることは、国が責任を持って実施すべきだと思います。特に、喫緊の課題であり、我々も今朝その会議を持ちましたけれども、生活保護につきまして、国がナショナルミニマムを保障すべきであるということから、抜本的な制度改正について引き続き要望をし、要請してまいりたいと考えております。私からは以上です。

 

質疑応答

 

 記者

2点お願いします。1点は、先ほど民主党の新しい代表に菅さんが選ばれました。その後、衆議院の本会議のほうで、先程、首班指名も行なわれて、新しい総理に菅さんがなられるんであろうと思います。で、その事に関して、市長どのように思われますでしょうか。まず、この代表選なんですけれども、菅さんが291票で、樽床さん、大阪府連の代表もされてるので、市長もよくご存知かと思いますが、樽床さんが129票という結果でした。この結果についてどのようにお考えかということと、新しい総理が菅さんなられたということを、どのようにお考えかということをお願いします。

 市長

はい。昨日も、昨日でしたか、おとといか?おとといも、まず鳩山総理大臣の辞任に対してコメントを出させていただきました。で、今回、菅さん、色々、例えば、国民の声、選挙に反映させるのかとか、色々ご意見あるようですが、やはりこの政治、今、日本がおかれている状況とか考えますと、一刻の停滞も許されないということから、選挙をされたんだろうということです。で、予想通りといいますか、2人の候補で争うと、菅さんが総理大臣になられるという予想通りの結果でございますが、色々と菅さんもこの間、鳩山内閣の8カ月の間、8カ月かな?そうですね、の間に、色んな場面で立ち往生された。しかし、持ち前の負けん気で非常な勉強をされているやに聞いております。今後、また新たな気持ちで出発するということですから、我々、国民側からすると、しっかりした日本の政治、それを国民に分かりやすい形で知らせていただきたい、進めていただきたいという思いです。
樽床さんは民主党の大阪府連の代表をされておりまして、129票という数字は私は今はじめて、ちょっと他のことをやっておりましたので、数字を実際に聞いておりませんでしたが、予想以上の票を取られた、これはやはり、樽床さんがおっしゃった新しい風という意味で、今は、あらゆる層がやはり変革を望んでいる。これは国政の中にいる人も、国民も。そういう時代なんだろうなというふうに思いますので、その風の内容についてしっかりと情報を確かめながら進まなければならないんではないかと思います。樽床さん、府連代表として、今後どういう政治活動をされていくのか、これも是非、菅内閣を支えるという形になるのか、国政を前に進めるという、大きな決意を持って首班指名、首班指名じゃないわ、ごめんなさい。代表選挙に臨まれた訳ですから、そういったことを、これからもっと積極的に多分発信されるんだろうと思っております。以上です。

 記者

地域主権を進める立場である市長として、新しい菅総理に対して何か注文ですとか、ありますでしょうか。

 市長

はい。鳩山総理大臣の辞任の際の言葉の中に、地域主権をやはり徹底的にもっと進めたかったというふうに、おっしゃった部分があったように思っております。それは非常に私自身も、鳩山さんの本当の思いだと思って受け止めておりますから、当然、菅さんとお話をされた際にもそのことは出ているはずです。地域主権って何やろうと言った時に、まだまだ具体的に国民の姿には映っていないものを、我々、基礎自治体が中心になりながら、これもそうですよ、あれもそうですよ、みたいな形で提示していければ、より国はここをやって欲しい、もうそこまでは地方がやったらええねん、基礎自治体がやるんやというような心構えといいますか、基礎自治体、地方にとっても覚悟が必要な、そういう時代がやってくるんだという思いでおりますので、是非その方向で進めていただきたいと思います。はい。

 記者

先日ですね、橋下知事のあれは、広田(市会議員)さんの当選報告会というのがありまして、その中での発言で、これは毎回言ってるんですけど、大阪の経済特区の場所についてなんですけど、知事はベイエリアをやりたいんだけれども、大阪市のほうが、どうも北ヤードを想定していてですね、前に進まないみたいなことをおっしゃっているんです。

 市長

あっ、そうですか。

 記者

ちょっと平松市長の考えと違うことをおっしゃっているのか、それはそうなのか、ちょっとこちらもよく分からなくてですね、それ、お話されてるのか、考えがほんとに齟齬(そご)があるのか、そこらへん聞いてらっしゃれば教えていただければと思います。

 市長

大阪市は、ベイエリアと北ヤードと、どっちがどっちなんていうこと言った覚えございませんし、経済特区に関しても、はっきりとベイエリア、「これは府市協調してやりましょうね」、「経済界もいっしょにお願いしますね」っていうこと言ってますから。で、この7月1日からはベイエリア、それも咲洲庁舎の中に統一部局といいますか、同じ方向性で部局を構える訳ですから。何を根拠におっしゃってるのか分からないことが多過ぎますね、知事の発言には。あっ、ごめんなさい、代表の発言には。その時は代表で言ってらっしゃったんですから。だから、何を根拠にそういうふうにおっしゃるのかっていうのが、分からない部分が多過ぎて、それがそのままメディアに取り上げられて、逆にそれがそのままメディアに取り上げられることで、「あっ、平松、そない思ってたんか」、「あるいは大阪市、そない思てんのか」っていうふうに誤解を与えることは、私、残念でなりません。ですから、それは、はっきり差別も区別もしておりません。同時進行で、ずっと言っております。北ヤードが知の集積、知の地場エリアになり、そこで生まれたものがベイエリアでものをつくっていく形になれば最高。しかし、両方が同じにめざしているものは、これからの地球環境であるとか、あるいは環境ビジネス、ビジネスと言われてますけれども、エネルギー問題、エコといったものを、しっかりと大阪から地球上に発信するというようなものをつくりたいと言ってる訳ですから、それに優劣も甲乙も前後もありません。はい。

 記者

子ども手当についてお伺いしたいんですが、大阪市の中で、新規に申請が必要な方が5万世帯あるということで、その中で、今、申請ができている方が、およそ半分ということなんですけれども、今後、こういった方についてはどのように対応されていくのか、そのあたりお願いします。

 市長

はい、まだ申請されていない方についての対応ということでよろしいですか?今おっしゃったように、およそ5万世帯が新たに受給する世帯だっていうことは、先日の定例会見でも言ったと思います。で、その内4月下旬から保育所、幼稚園、中学校などを通じまして、保護者にお知らせをお配りしたことから、5月末現在で約26,000世帯まで周知ができたということで、申請していただいたということで、申請率が52%になっております。で、お知らせしておりますように、まず6月の7日には、これまで児童手当を受給しておられたところにわたりますし、新たに支給するとさせていただくのは28?

 こども青少年局子育て支援部子育て支援担当課長

28日です。

 市長

28日になります。で、その段階でもまだ申請されていないという方につきましては、今年の9月まで猶予期間ございますから、それまでに申請していただいたら、さかのぼって、4月からの、さかのぼって支給することができますから、そういったことも周知徹底を、今後、区役所の窓口や、あらゆる我々のもっているメディアを通じて、届くように情報を発信していきたいと思ってます。はい。

 記者

今日の生活保護のPT(プロジェクトチーム)なんですが、今日、厚生労働省の保護課長が来られて、一生懸命やってるというようなお話だったんですが、実際はですね、ちゃんと抜本的な制度の改正等までいくとですね、非常にまだ壁が大きいんじゃないかなという気もするんですけども、そのあたり、今日、実際に保護課長が来られて、どういうふうに市長受けとめられたのかなっていうのをお願いします。

 市長

はい。本当に多くの自治体に参加していただいたこと、そして厚生労働省からも保護課長が来ていただいたこと、これは大きな一歩だと私思ってます。で、今まで何度も何度も大阪市は、この生活保護問題、私が市長になる前から色々な動きをやってきておりましたが、どうも東京から見る大阪に対する、ある種のバイアスがかかった判断みたいなものから、なかなか現場を見ようという形にまでなってこなかったものが、保護課長にも来ていただき、それから全国に、本当に数多く増えている生活保護受給者の実態、さらには対策といったものまで具体的な提案をさせていただく方向性が見えただけでも、かなり大きい一歩を私は今日は印したと思っています。で、ここに至るまで、去年の9月から、皆さんに公開したのは5回目の会議からだったんで、「何をやってんのやろな」っていう思いがおありになったかもしれませんけれども、この間、私どものプロジェクトチームのメンバーは、それぞれが知恵をしぼりながら、そして絶えず厚生労働省に色んな情報をあげながら、実態をあげながら、そして警察の協力を得た、得ながらやってきた1つの形になりつつあります。今後はやっぱりこれをしっかりと、その制度の中に入れていただけるような方向を我々も考えて提示していかないといけないし、それに対して、今後、厚生労働大臣、あるいは副大臣がどういう布陣になるのかまだ分かりませんけれども、同じように、今までと同じように、時間があれば上京し、その際に我々のもってる生データをしかるべき方にご説明申し上げながら、それと同時に我々は、こういうふうな現金支給だけに頼ってきた生活保護行政のひずみみたいなものを、何とか抜本改革は長い時間がかかるから何もしないんではなく、やれることからやっていくという姿勢で、多くの人たちが感じている不公平感であるとか、あるいは、国のナショナルミニマムである、セーフティネットに対する不信感であるとか、そういったものを1つずつ払拭していく、そういう形につなげていきたいと思います。この間の我々の取組みに対しまして、市民の声もいくつかいただけるようになりました。概ね評価していただいている内容のほうが多うございます。もちろん、その中に、「弱い人をしっかり守らなあかんで」っていう声があるのは当然ですし、我々も、そのつもりで臨んでまいります。

 記者

すみません、子ども手当のことでもう1点だけ、すみません。子ども手当、これ内閣府かなんかの調査だと思うんですが、子ども手当の使い道として、貯蓄をするというのが43%占めているということなんですけども、これについて市長どのように思われますでしょうか。

 市長

いや、これはそれぞれ、そのお家の事情がおありですから、貯蓄できるところはいいんでしょうね、おそらく。で、やっぱり基本的に全ての人の税金から、国全体で子どもを育てようという主旨での、子どもがいる家庭に配られる手当ですから、ちゃんと子どものために使っていただくんであれば、貯蓄をされようと、今すぐに、例えば保育料であるとか、着るものであるとか、そういうことに使っていただくということなんだと思います。ですから、我々の思いとしては、例えばこれも生活保護と1点共通する部分では、現金支給ではなくて、他の道を選べるような制度にしていただきたいという声は、今後もあげ続けていこうと思っております。

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