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平成22年5月7日 大阪市長会見全文

2019年4月8日

ページ番号:158208

 

【市施設のゴールデンウィーク期間中の賑わいについて】

 

こんにちは、よろしくお願いします。ゴールデンウィーク明けの会見ということになりますけれども、今年のゴールデンウィーク振り返りまして、暑いくらいの素晴らしい天気に恵まれたなあという印象と、絶好の行楽日和が続いて、あちこちお出かけになって、今頃お出かけ疲れが出ている方がいらっしゃるかもしれません。本日はそういった「お出かけ」ということに引っ掛けまして、引っ掛けましてという言い方はおかしいかな、大阪市の関連施設のこのゴールデンウィークの状況をいくつかご紹介しようと思っています。
まず、天王寺公園・動物園でございます。今年は、4月にご説明したとおり、ゴールデンウィーク期間中、4月29日から5月5日までの間、テスト的に天王寺公園内から直接動物園に入園できるという臨時ゲートを設けました。この臨時ゲートを通りますと、天王寺公園に入園された方が新世界方面に行くこともできますし、逆に今までどおり新世界側の入り口からお入りになった方が天王寺公園に直接出て行くこともできるというゲートでございました。それで、どれだけの方が天王寺動物園に来られたかということなんですが、今年のゴールデンウィーク、4月29日から5月5日の間の有料入園者数でございます。91,598人でございました。そのほかに、中学生以下の子どもたちや大阪市内在住の65歳以上の高齢者の方、身体障害者手帳をお持ちの方は無料になりますが、そういった無料入園者の方が75,329人いらっしゃいました。有料、無料合わせますと、166,927人の方にお越しいただいたことになります。有料入場者数で比べますと、去年の同じ時期が73,871人、おととしが 67,173人でしたから、今年は去年に比べますと2割増、おととしと比べてもおよそ4割増ということになっております。
ちなみに、最初に申しました臨時ゲートをお通りになった方ですが、有料入場・無料入場の方、合わせて延べ91,813人。同じ方が入って同じ場所から出られるという、これが2人とカウントされていますので、実数ではおよそ5万人に臨時ゲートをご利用いただいたという推定ができます。なお、この定例会見でも赤ちゃん誕生をお知らせしたコアラでございますけれども、残念ながら非常に神経質な動物だという事で、ゴールデンウィーク、コアラ目当てに多くの方、お見えになったと思いますけれども申し訳ございません、皆様の前に登場することができませんでした。改めて、お目見えできる日を楽しみにお待ちいただきたいと思います。
また、海遊館でございますけれども、4月29日から5月5日の間の入館者数は 101,100人でございまして、前年に比べ、少し増えました。しかし、昨年、おととしと入館者数、この期間で9万人台でございましたので、3年ぶりに10万人台に戻りました。これはお天気にも恵まれた、それと同時に現在、海遊館で開いております「サメ博」やスナメリの展示の効果によるものだと思います。このように、おかげさまで連休中、大勢の方に大阪市の施設や展示をお楽しみいただけたと思っております。
また、上海では万博が開幕いたしました。初日の5月1日から5日までの大阪館の入場者数でございますが、19,045人となっております。これから多くの方に是非、見に行っていただきたい、そしてまた、見に行っていただける事と期待しております。上海万博の大阪館は、「環境先進都市・水都大阪の挑戦」ということで、大阪府、経済界と共同で出展しておりますが、ちょうど私が大学4年の時でございまして、1970年、吹田の大阪万博、この時にやはり見た、外国の素晴らしい技術であるとか、未来はこうなるんだなあというような、そういう思い、さらには色んな各国の食事といったものを目の当たりにしまして、それがその後、本当に日本に定着してまいりました。そういった歴史を見ても、この上海万博によって紹介される大阪の産業技術であるとか、あるいは食文化といったものが、上海万博を訪れてくださった世界各国の人たちに非常に近い思いで見ていただけるいい機会にして、これから中国、あるいは広くアジアに定着していってくれたらいいのになという思いでございます。
上海と言いますと、帆船「あこがれ」で行く大阪・上海青少年交流事業の高校生の応募状況でございますけれども、募集定員30人に対して、現在46人のご応募をいただいており、定員を超えたお申し込みを頂戴しております。応募者の内訳は男子生徒が28人、女子生徒が18人となっています。5月14日の募集期限まで、もう少し応募者が増えるものと思いますけれども、乗船できる定員がございます。応募者全員の方に、この時点でご参加できないということになってしまっているのが残念ではございますが、参加者の決定につきましては、公開抽選のうえ、5月末に決定させていただきたいと思っております。こういった多くの皆さんから帆船に乗って上海までの海路を進もうという、この夏休みに我々が企画したこういった事業にご参加の意思を頂いた事、非常にうれしく思いますと同時に、メディアの皆さんに報じていただいたお陰だと感謝申し上げる次第でございます。
また、去年10月にスタートしまして、先月からは大阪市も含めて、全ての16の市で共同で運営することになりました救急安心センターの、このゴールデンウィーク期間の状況でございます。体制を強化して市民の皆さんからの救急医療の相談にお答えした訳ですが、寄せられた相談は、15の市から、各市からの相談を合わせて、4,878件でございました。そのうち大阪市以外のエリアの方からの相談は1,316 件となっております。ゴールデンウィーク期間中、市内外合わせた1日平均、これが 976件でございます。全ての着信件数のうち、「救急の必要あり」と判断されたケースが45件で、うち大阪市以外の住民のケースは9件ございました。大阪府内の16の市が力を合わせて、住民の皆さんの安心のために、少しでも役に立てたとすれば非常にうれしいことですし、協賛、いっしょにやろうと言っていただいた各市の皆さまにお礼を申し上げます。
なお、4月の他府県からの着信を含む全ての件数の1日平均、ゴールデンウィーク期間中は976件でしたが、4月は1日平均が352件でございましたので、いかにゴールデンウィークに、一般の診療機関が閉まっているということもあって、相談を頂いたかということなんですが、一例、ちょっと具体的なことを申し上げますと、5月2日の日曜日なんですが、長崎県からご親戚、息子さんがいらっしゃる大阪に遊びに来られた方、男性で55歳の方でございます。10年程前から頭痛がしていたということで、ホテルに帰って、島では長崎にお住まいだったんですけれども、CTスキャン等を受けられて異常は無いという診断だったそうです。で、ホテルに帰って頭痛がして、安心センターに相談を依頼されました。少し吐き気があるということだったので救急車を出動させましたところ、三次病院併設の病院で検査をしたら、脳底、脳の底ですね、脳底動脈にコブが見つかって、近日手術する予定であるということでございます。で、この方は大阪市内の大きな病院で検査する事によって、長年分からなかった頭痛という病気が判明し、10年間苦しんできた頭痛から解放されると喜んでおられるということでございます。本当に、こういった水平連携をやらせていただく中から、多くの方たちの安心というものを確保していきたいという思いにますます駆られております。私からは以上でございます。

 

質疑応答

 

記者

生活保護のことをお伺いしたいんですが、3月末の時点で受給者が14万人を超えました。とうとう超えたのかなあという気もしますけれども、まず、この数字についての市長の今のご認識とですね、今日、浪速区役所の現場を視察されたり、新人のケースワーカーさんたちを前にお話をされたかと思いますが、そのことについてのご感想と、また今後の大阪市としての対応についてお願いします。

 市長

はい。14万人という、これは、ここで止まってくれればいいなあとは思いますが、まだ通過点なのかなあ、それは国の大きな制度改正というものが私どもお願いしておりますけれども、具体的な動きとなって、まだ見えてこない部分があります。もちろん、雇用の安定という部分では、枠を広げていただいたり、そういうことをやっていただいてますので、少しは、この伸びていく勢いというものが鈍る事はあったにしても、これが減少に転じるという部分の、まだ施策が打たれていないと。国の方で打たれていないと思っています。何とか、今後とも引き続き大阪市の思いと、それからプロジェクトチームを通じて我々がやっております居宅の問題、事業といったものを、やはり積極的に進めていくと同時に、あとは我々がチャレンジしようとしているものは、弱い人をいかにしっかりと守りながら、貧困ビジネスと言われる、とんでもないビジネスを排除していく毅然たる態度ということだと思いますので、大阪市から少なくなったにしても、それが周りに広がっていったのでは、国の税金を使うということは同じ事ですから、是非、共通認識として、特に大都市に多いと言われている現状や、あるいは周辺市に我々が持っている情報をいかに素早く効果的にお伝えするのかという、これも水平連携の一種だと思ってますので、その方向でやっていきたいという思いです。それから今朝、浪速区役所で実際に生活保護の、ケースワーカーはもうすでに職に入っておりましたので、管理職の人たちと少し話をしました。なぜ浪速区を選んだかっていうのは、西成区の隣であり、なおかつ、その業者に付き添われてきたであろうと思われるぐらいの増加の傾向が、去年の初め、1月から4月ぐらいまでの間、非常に顕著であったこと、それがやや最近は、我々が取り組みを始めたPT(プロジェクトチーム)の具体的な動き方が見え始めたあたりから、やや減少傾向に転じている、そして、現場が抱える問題点はどういったものがあるのか、といったものを直接現場で話を聞きたかったから、区長以下に集まってもらって話をしました。ほんの短い時間でございましたんで、また色んな機会を通じて、私自身がプロジェクトチームのリーダーでございますから、現場に出向いていって現場の職員と色んな話をしたいなという思いになりました。で、124人の方を任期付の職員として、ケースワーカーとしてお迎えした昨日、その辞令をお渡しして、今日私が講話をさせていただきました。私の思いをしゃべるうちに、なおかつ、皆さん、その福祉の業務をある程度実際にやってこられた方であるとか、資格を持っておられる方でございますんで、お話している間に、皆さんの思い、これから大阪市の職員として、任期付職員としてではあるけれども、3年間しっかりと生活保護の現場に立ち向かい、弱い人を助けるという思いが伝わってまいりましてね、何となく自分でも30分の時間がオーバーしてるっていうのが分かりながら、45分ほど熱が入ってお話ししてしまいました。その中で一番言いたかった事は、大変な現場に自ら飛び込んできていただいたという思いと、それとケースワーカーというものが本当にしんどい思いをしている現場というものを、市の中枢と言われるこの中之島にいる人たちもしっかり分かっているよというメッセージと、応援体制にあるんだよというのを、しっかり我々はプロジェクトチームの中で今、きっちりと浸透させていきたいという思いでやっております。その思いがどこまで浸透しているのかっていうのは、まだ自分では自信はございませんが、言い続けることによって必ず浸透すると思いますし、そういった現場に飛び込んでくださった新しい大阪市のケースワーカーの職員に対して、是非、大阪市をもう一度いっしょになって盛り上げていっていただきたいという思いと、それと毅然たる態度で臨んでいただきたい、弱い人は絶対に助ける、そして悪徳ビジネスの横行は許さない、そのモデルになるよう頑張りましょうということを言わせていただいて、自分自身、この人たちの先頭に立つんだという思いがいたしました。非常に年齢層が多種多様、多様といったら怒られるのかもしれませんが、20代から60代までの人たちが124人いらっしゃいますが期待しております。

 記者

今の生活保護関連で、今、貧困ビジネス対策として、かなり力を入れてやってるんですけど、今、市長の話にもあったように周辺市町村や市町にですね、市に流れているという、そういう現状も我々の取材で分かってきたんですけども、今、周辺の市に流れているということを、まず市長どういうふうにお考えになるのかと、今、水平連携とおっしゃったんですが、今後、周辺の市といっしょになってやっていかないと、自分のとこだけいいという訳にはいかないと思うので、その辺をどういうふうにお考えなんでしょうか。

 市長

はい。流れていくというのは、例えば西成で非常に生活保護の面談をするのに、キャリアもしっかり積んでいる人たちが受付をしているということから、貧困ビジネスが騒がれた頃から西成区役所にはそういう人たちが訪れず、その側に流れていった事を見ましても、当然、大阪市全域がしっかりした体制になればなるほど外へ浸透、浸透って言っていいんですか、滲み(にじみ)出していくであろうという推測ができました。ですから私ども今、各周辺市、さらには大阪府下全市町村に向けて、大阪市でやっているそのプロジェクトチームの取り組みであるとか、あるいは具体的に貧困ビジネスと推定される人たちの会社名であるとか、といったものを情報共有する必要があると思っています。
ですから、そういう呼びかけをして、大阪市に来ていただくなり、あるいは連絡ルートを確保する中で情報共有はしていきたい。で、これが大阪市の水平連携のやり方であるという形で思っています。別に、これは大阪府域にとどまることございませんので、同じような思い、同じような悩みを持っておられる市町村であれば、大阪市の生活保護行政のプロジェクトチームのところに問い合わせをいただければ、きちっとそこへ情報をお出しできるような、そういう体制はとるべきであるし、国に対しても我々の取り組みを逐次、今お伝えしているというふうに報告は受けております。はい。それでよかったかな?それでよかったですか?

 記者

橋下知事の大阪都構想のことで恐縮なんですが、市長がですね、大阪都構想については「イリュージョンだ」というふうに前回の会見でおっしゃったと思うんですが、それについて知事は「それがイリュージョンとおっしゃるなら、市長がイリュージョンとおっしゃることがイリュージョンだ」と、昨日会見でおっしゃっているんですけれども、そういった形で反論された形なんですが、これについて、まずどう思われるのか、お伺いしたいです。

 市長

イリュージョンと言われたことについてでいいですか?

 記者

はい。知事が反論されたことについて。

 市長

はい。「幻想」っていうふうに訳されますよね、「イリュージョン」っていうのは。例えば、素晴らしいもののように見えて、で、劇場を出た瞬間に、「素晴らしかったね。でも、実体無かったね」っていうものであろうと私は思っています。ですから、耳ざわりのいい言葉というものの本質というものが見えない限り、やはり私は大阪市という大きな市をあずかっている市長として、軽々にそのお話に乗る訳にはいかないという思いで、「中味が見えない」というふうに言い続けています。それに対して知事が、「ここまで言って中身が見えないのはおかしい」みたいにおっしゃっている事自体がイリュージョンやということと、イリュージョンとで、単に言葉の投げ合いになっても、それ自体がイリュージョンかなというふうにも思いますんで、そういうふうに思っておっしゃったんでしょうというのが感想ですね。

 記者

すみません、続いてなんですけれども、その維新の会がですね、大阪市の改革案っていうのをまとめたということで、その中には市役所そのもののですね、利権構造とか、高コストの体質を批判するような内容も入っているんですけれども、これについて市長はどのように思われますか。

 市長

すみません、それ私まだ見ておりません。維新の会がまとめられたという大阪市の?

 記者

改革案の骨子。

 市長

骨子がもう出てるんですか?

 記者

はい、をまとめられたということで、近々発表されるんだと思うんですけれども。

 市長

内容がもう出てるんですか?

 記者

はい。

 市長

内容がもう、読売テレビさんは入手されている?内容については。

 記者

そうです、はい。

 市長

で、そこに大阪市の利権が残ってるとか、そういうことが書いてあるということ?

 記者

そうですね。市の利権構造のことであるとか、はい。

 市長

はい。これはですから、それを見てみないと反論のしようがございませんし、私まだ入手しておりませんので、もし手に入りまして、それに実際に現実にね、その証拠があることであれば、きちんと対応しないといけないことであるのは当然ですし、それぐらいの改革はこの間やってきておりますんで、はい。それは、ごめんなさい、記者さん、維新の会の内部資料として近々発表になる、要するに橋下代表が指示をされて、まとめられた大阪市の改革構想の中にそういう文言が入ってるということですね?

 記者

そうですね、はい、補選に。

 市長

はい、分かりました。今ね、非常に難しいんですよ。要するに補選というものを控えて現職の大阪府知事という非常に大きな職にあられる方が、地域政党とはいえローカルパーティー、地域政党なのか、の代表になられた事によって、非常に橋下知事ご自身がね、やはり法律家でありますから、公職選挙法の規定であるとか非常に微妙な立場の発言をせざるを得ない状況なので、どういう立場でお話しになったのかというのが難しい状況になってるのは事実です。私自身もだから、どうお答えすればいいのかっていうのは非常に迷いながらお話ししている状況です。

 記者

今の質問に関連してなんですけれども、昨日、橋下知事は大阪市へのいわゆる内政干渉についても、これは当たり前のことで、どんどんやっていくというような発言で。

 市長

ごめんなさい、すみません。大阪市の内政干渉をするのは当たり前だっておっしゃった訳ですか?文言的に。

 記者

そうですね、文言で言うと、「僕は大阪市民からも票を得ているので、どんどん言っていくのは当たり前だ」というふうに言っているんですけれども、この件についてどう思われるのかということと、あと、そういったことを言っていても仕方がないので公開討論をしていきたいという発言がありまして、この点についても市長今まで何度か発言されてると思うんですけど、改めて公開討論についてどのようにお考えかお聞かせ下さい。

 市長

知事の定例会見ですよね?

 記者

はい、昨日の定例会見ですね。

 市長

だから、知事の定例会見ですよね?

 記者

はい。

 市長

その、知事の定例会見でおっしゃることとしては、自分も大阪市民から票をもらってるから、市政改革ですか、市政改革について言う権利があると。これを例えば一般化していくとね、色んなケースに当てはめていくと、行政の単位というものは何なんやろとか、国の単位って何なんやろとか、ということになってしまう恐れは無いのかなという危惧は感じます。で、私、昨日の時点で公開討論を受けると申しました。で、その時点では知事が具体的にどういうふうにおっしゃったのかということを把握しておりませんでした、きっちりとは。大体の情報は入ってきておりましたけど。で、夕べ、色々な情報を総合するにつけ、私自身が非常に奇妙に感じたのは、ゴールデンウィーク前の定例会見で、グラフをお示ししましたよね、大阪市の財政改革は右下がり。で、大阪府はそれよりはるかに上で右肩上がりになってるよっていうのを申しましたのは、これは事実として、お互いの負債を負っている総合を見せたらそういう数字になる。それを言っただけであって、大阪府の改革について、私は四の五の申した覚えはございません。ただ、大阪市民である私が大阪府民であるということになりますから、府民として考えた時に、まだ知事がお触れになっていない部分で言うと、お触れになっていない部分と言うか、私がそれがメインで言ったつもりなんですけれども、減債基金5,200億積んでないといけない減債基金のうち、2百数十億は積まれたということで、まだ5,000億ほどが残ってるはずです。やっぱり、本来手を付けるべきではないと言われている減債基金、ここに手をお付けになった過去の、これは知事が手を付けたものではございません。大阪府が取り崩してしまった減債基金によって、非常に大阪府の財政っていうものが硬直化しているのは事実でございますので、これに対して私は改革の方法なんて全然思っておりませんので、なおかつ、それを考えるのは私の役目ではないと思ってます。ただ、知事にはその改革の方向性をまずお出しになるべきじゃないですかということを申し上げているだけです。お互いの現在の負債残高を競い合っても意味が無いですし、なおかつ、公開討論をしたいとおっしゃっている、その昨日の会見を全部総合していくと、何のために、どういう資格で討論をおやりになりたいとおっしゃっているのか。私が出て行く場合は必ず大阪市長としてでしかない出方になります。で、橋下知事は大阪都論を討論したいとおっしゃっているのか、大阪市の財政改革を討論したいとおっしゃっているのか、大阪府の財政改革について討論したいとおっしゃっているのか、そもそもそういうものを討論することに、今、意義があるのかどうかといったことから、昨日も少し申しましたが、どうも不毛な議論になる恐れを感じると。あれだけ公開討論しよう、公開討論しようと言っているのに、私がそういう必要は無いと一言ではねつけると、また逃げていると言われるのがオチですから、どういう形であれ、情報は全部出していきますし、我々は。その段階において本当に必要であるという判断があり、何について、どういう資格で大阪市と大阪府の問題を討論したいと思ってらっしゃるのか。私は変わらず府市協調路線を歩みたいと思ってます。で、歩めるとも思ってます、今の形ででも。それの具体的な実績というものが、すでに夢洲・咲洲地区の開発推進協議会というところで実動部隊の動きみたいなものも進めながら、一方で府議会でお約束した咲洲の現状というものを、どうあそこにお金を入れながら、足りなかった分、あるいは府に来ていただくために我々が整備を進めるとお約束をした部分が、どこまで進んでいるかみたいなものも、いつでもデータが出せるような形にして、これは当然、府議会いつからだっけ?

 政策企画室企画部長

運営委員会が来週ぐらいと聞いています。

 市長

当然、府議会でも我々のお約束した進捗度合っていうのはチェックされるはずですんで、そこに間に合うようにきちっとデータの整理もしておりますし、その進捗度合についてはしっかりやっていると私は現場に対して申しました。

 記者

すみません、もう少し。公開討論についてなんですけれども、知事のパフォーマンスに付き合わされているような印象も受けるんですけれども、とはいえ、トップ同士で話をすること自体は必要なのかなという感じもしまして、公開ではなくてもですね、しっかりとお二人で話し合うなど、今後、前向きな議論と言いますか、何か知事と府市連携という中で、こういったことをというのは何かございますか。

 市長

ありがとうございます。そういうふうに言っていただけると、また電話しやすくなるかなとも思いますけれども、何て言うんですか、ちょっと次元が違う部分で、すぐ話になってしまうんで、何て申したらいいんですかね、私もちょっと発言に気をつけないといけないなと思う部分ではあるんですが、どう言ったらいいのかな。やっぱり基本に戻ると、やれることからやりましょうと。目の前にやらなければならないことは山ほどある。で、やるべきこと、やれること、やれそうでやれないこと、やれないかもしれないけどもやってみたらやれるかもしれないこと、という色んな状況の、府と市の、巷間二重行政と言われているようなもの、これも本当に二重行政なのかどうか。二重であるからこそ、大阪府民、大阪市民にとっては助けになってる部分もあるのではないかというのを、はっきり情報も全部お出ししながら、府民、市民にどう思いますかっていうのはあっていいと思いますね。で、私どもは今、皆さんにも取材していただいておりますし、この間、服務規律のプロジェクトチームを含め、生活保護行政のプロジェクトチームも含め、本当にやらねばならないことを山ほど抱えながら、一方では前向きに市を進めていくための地道な努力というものも日々続けております。そういったものを、私の個人的な思いとしては、ずっとそれを突き進めていきたいし、その中で府と協働する部分とか、府と話し合わなければならない部分みたいなものを、しっかりと話し合えば解決できるという部分は、前の2月22日にもお示ししております。そこで何のお返事もいただいてないので、まだ。指揮官が一人になれば物事は解決するとおっしゃってますんで。どうも、それにどう取り繕えばいいのかっていうので、悩んでいる、それと同時に今、自分の目の前にある大きな問題、これを何とかしてしっかりとしたものに変えていきたいという思いで突き進んでおりますんで。また、色んなご提案あったらいただければと思います。

 記者

公開討論はされると。

 市長

あのね、ですから、それも何について、どういう立場で、大阪府知事として府と市の問題についてということであれば、例えば二重行政の話であるとかね、具体的にどれをどういう形でやりましょうとか、それから前回2月の22日にやらせていただいた際に、我々はお願いしている4項目ございますが、その4項目についてまだ何の回答もないし、で、事務方では府と市の事業仕分けについて実際に、もうこっちはこっちで動いているし、府は府で動いていると聞いてますから、それがいつ摺り合わせができるのか。これは当然、情報交換になりますんで、公開していく中から府と市が抱えている、広域なのか基礎自治体なのか、あるいは政令市がやるべきなのか広域行政体がやるべきなのか、その広域行政体の中では、やっぱり私は関西州というものをめざしていただきたいという思いがずっとございますんで、是非そういった方向に舵を切っていただければいいなと思いますけど。だから、公開討論会も前提条件をしっかりと出さないと、単に言いっぱなしで不毛になると。そういうものを公開でやる意味が、しかも討論でしょ。のっけからバトルモードですよね、何となく雰囲気が、討論っていうのは。それほどその討論、府と市で戦わせなければならないような議論というものがあるのだろうか。あっ、1点ね。これは私自身が自分自身で感じている事で、やはり最近、知事とほとんど電話をしていません。ほとんどというか、全くしていない。で、前であれば、確かに今おっしゃったように、「ああいうふうに言いましたけれども、実はこうこうこうで」みたいな、お互いのエクスキューズ、お互いがその背景について、お互いに言いたい事は言ってかまわないよっていう形で連絡し合ってた時期がございました。その時には当然、新聞とか放送を見ても、「あっ、こういうふうに言いはったんか、でもこの裏にはさっき言ってたこの部分があるよね」ってのがあったんですが、最近はメディアを通じての情報しか入らない事が、ひょっとすると自分の判断を誤らせかねないかもしれないというのを、昨日の知事の定例会見を見て、府市の財政問題に、要するに府の財政問題に市が突っ込んできたみたいな捉え方をされたようなんですね、知事は。私が言ったのは、最初にも申しましたけど、減債基金の取り崩しについて、やはり大きなこれから先の世代に大きな穴が開いている訳ですから、その穴をやっぱり証明していただかないと、説明していただかないといけないですよ、としか言っていない。それを、どういう情報の伝わり方をしたら、ああいう形で反論になるのかというのが、今ひとつ分からないです。ですから、そうですね、そういった情報確認という意味では、こういうふうに書いてあるけど、あるいはこういうふうにしゃべってらっしゃるけど、これはどういう意味なんですかというやり取りは、前ありましたから、その部分で増幅される恐れはあるなというふうには感じますから、いかに冷静に私がいて、今、与えられている大阪市長としての仕事を粛々とこなしていくか、そして市の職員の頑張りを多くの大阪市民の皆さんに分かっていただくか、ということに集中していきたいと、このように思っております。

 記者

先ほど読売テレビさんがおっしゃったことの続きで恐縮なんですが、維新の会のほうがまとめている市政改革のことで、中味がまだ見えてないんであれなんですけども、所属の議員さんに聞いたら、地下鉄の民営化で値下げだとか、府市の水道の統合の話なんかをされてまして、詳細がまだ市長のところに届いてないんで、あれですけども、市政改革を進めてこられた市長がやってらっしゃる横で、こうやって突っ込んでくるというか、改革案を出してくるということについてはどう思われますか。

 市長

それは、世間の人たちが判断される事ではないでしょうか。私、まだ内容見ておりませんので、ここで言明する事は大いに危険があると思っております。

 記者

はい、ありがとうございます。

 記者

梅田北ヤードの開発の件に関してお尋ねしたいんですが、本日このあとですね、日本サッカー協会の方、経済界の方々とですね、お話し合いをされるということなんですけれども、一番争点にしたいなあと思っていることをお聞かせいただきたいのが一点と、あと事業費に関して大阪市としてはどういうふうに思ってらっしゃるのか、前お話しされたように、スタジアムの建設費等々に関しては一切出すつもりはありませんということを続けていらっしゃる、もしくは考え方が変わったのか、あればお願いいたします。

 市長

はい。本日このあと、市の公館で開かせていただきますけれども、今日のは、14日だっけ、調印は?正式な。それに向けての関係者の最終的な合意確認という形で開かれるものです。で、その合意確認についての内容等は、また現場で取材に応じさせていただきますんで、是非その場で取材していただきたいと思います。で、基本的認識として、大阪市が、その競技場建設に出資するのかという話につきましては、私は議会でずっとお答えしておりますし、この定例会見でも申しておりますように、国立競技場としての建設を、あらゆる方向を模索しながらお願いしてまいると。そこに市の負担が生じるようでは、現在の大阪市の財政では、とてもそこへ突っ込んでいくだけの力がございません。もちろん、知事が前におっしゃった、やはり単に国費でというだけではなくて、民間の方たちの協力も得ながらという方向性を、確か橋下知事もおっしゃっております。その方向性を否定するものではございませんし、できるだけ多くの方から指示をいただきながら、あのFIFAワールドカップの開催に向けて、しかも大阪の駅の北側にある、そこに開会式ならびに決勝戦ができる規模のスタジアム、それを環境という大きなコンセプトにたがえることなくつくっていきたいという思いは変わっておりません。はい。

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