ページの先頭です

平成29年2月9日 大阪市長会見全文

2019年4月8日

ページ番号:385150

平成29年2月9日 大阪市長会見全文

司会

それでは、ただ今より市長定例会見を始めます。市長、よろしくお願いします。

 

「(仮称)大阪新美術館」の公募型設計競技において最優秀案を決定しました

「(仮称)大阪新美術館」の公募型設計競技において最優秀案を決定しました

Adobe Acrobat Reader DCのダウンロード(無償)別ウィンドウで開く
PDFファイルの閲覧には Adobe Acrobat Reader DC が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Acrobat Reader DC をダウンロード(無償)してください。

市長

はい。私の方から2点あります。まず、1点目ですけども、中之島の美術館についてです。中之島の新美術館の、これまで公募型の設計のコンペを行ってきましたが、その中で最優秀案、最終案が決定しましたので、その報告です。この新美術館については、このコンペを行い、そのコンペ自身をですね、有識者会議、これは公募型設計競技審査評価会議で実施しまして、国立国際美術館の館長の山梨館長を委員長とした複数の有識者の方の審議を経て、本日、最終決定をいたしました。このコンペにはですね、海外の3者も含みました合計68者からの提案がありました。まず、外観なんですけども。まず、外観のパースです。これが、最終決定されたコンペ案ですけども。まずデザインとしては、この黒のですね、直方体が宙に浮いたような設計でして、で、この黒のまさにこのキューブ状の直方体から更にですね、それぞれ直方形を切り抜くというようなデザインになってます。ここから、いろいろこう光も当たって入ってくる訳ですけども、外観としてはですね、この非常にシンプルで存在感がある外観、デザイン。そしてこの切り抜いたこの立方体からですね、さらにこの自然光がここに入ってきて、その中に入ると、今度はこの内部の、「パッサージュ」と呼ばれるんですけども、散歩道のような空間が吹き抜けのようにできてるという、まさに非常に独創性の高いデザインだというふうに思っています。で、これはデザイン性だけじゃなくて、機能性も非常に高いところが評価されてまして、まず、これが断面図です。外からこういった、中は吹き抜けになってるんですが、外からこういろいろ光が入ってくるような形になってます。そして、この2階部分がですね、デッキになっておりまして、この2階部分のデッキからほかのエリアにも直接つながるというような形で、ほかのこの近隣エリアをですね、まさに一体化させるような、そんなデザインになってます。それから道路に面して、ここにカフェとレストランがありますけども、ここに道路に面してカフェ・レストランというのも大きくとってですね、賑わいづくりについても大きく貢献すると。まさにそのデザイン性、それから機能性、それから周辺との一体性、そして賑わいづくり、当然、防災性も床が上がってますんで高いということで、最終的に最優秀案として評価されました。それからですね、ちょっと1個戻してもらって、また、こういったところが展望台機能も果たしてまして、これは設計者の方の話ですけども、この土佐堀川とか堂島川を望めるような、まさにこの中之島を望めるような、そういった展望台の機能も果たしてるということであります。このデザインを設計されました提案者は、株式会社遠藤克彦建築事務所(正しくは「研究所」)であります。この最終案をもとにですね、これから現場の学芸員の皆さんの意見も取り入れて、そのブラッシュアップを図って、新年度で基本設計、実施設計というのを進めていきまして、2021年度の開館というのを実現させていきたいと思っています。これで新美術館の絵姿ができましたんで、非常に大阪はですね、どこのエリアにも負けない第一級のコレクションも大阪市は持っていますんで、そのコレクションの魅力をこの美術館で最大限発揮してですね、世界から注目を集める新美術館にしていきたいと思っています。あわせて、賑わいづくり、ほかのエリアとのつながりということで、この中之島のエリアという、この近代美術館を中心とすればですね、非常に美術性の高いエリアになるというふうに思っています。ほかのエリアとの関連性で言うと、2階がデッキ部分になってますんでね、2階のデッキ部分でそれぞれ周辺とのつながりが生じます。この関電ビルのとこには「四季の丘」という小さな森のようなものがあるんですけど、小さな公園がありますが、そこともデッキでつながると。それから、国立国際美術館、市立の科学館がありますけど、ここでも2階部分からデッキでつながることを今、想定して、これは検討中です。で、先日発表しましたけども、中之島のアゴラ構想、阪大がですね、考えるアゴラ構想。芸術もちょっと取り入れたいというところがありますので、まさにそこともこう連動するということで、この新美術館を、ここを中心としてですね、世界にこの大阪の技術、文化、芸術を発信する拠点にしていきたいと思っています。完成を予定しているのが2021年度であります。

 

御堂筋完成80周年記念事業のロゴマーク等が決定しました

御堂筋完成80周年記念事業のロゴマーク等が決定しました

Adobe Acrobat Reader DCのダウンロード(無償)別ウィンドウで開く
PDFファイルの閲覧には Adobe Acrobat Reader DC が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Acrobat Reader DC をダウンロード(無償)してください。

市長

引き続いて、御堂筋の80周年についてのロゴマークが決定しましたということです。御堂筋完成80周年記念事業についてのロゴマークの決定についてです。御堂筋は、昭和12年の5月11日に完成しました。そして、本年80年を迎えるということになります。ですので、これは先日も会議やりましたが、新年度はこの80周年記念事業ということで、様々なイベントを実施します。また、将来の御堂筋のあり方についても、その場で議論を深めていくということになります。私は、将来的にこの御堂筋というのは、ものすごく高いポテンシャルがあるエリアだと思ってますんで、車が通るだけじゃなくて、人が集まるエリアと、人がたまるエリアと。パリのシャンゼリゼ通りとか、ああいった世界各国の目抜き通りに負けないような、そんな御堂筋に、めざしていきたいと思っています。これは、その御堂筋の80周年に向けて議論を深めていきます。今回は、その80周年記念事業にあたっての、いわゆるロゴマークの決定であります。で、このロゴマークについては、各種イベントで幅広くPRをしようということで公募をしてました。このロゴマークについては、ポスターとか、それからリーフレットに活用します。それから御堂筋に設置された照明柱についてですね、そのバナーフラッグのデザインをやる訳ですけど、それと連動してということで募集をしていました。この募集をした結果ですね、東京も含めて各地から応募をいただきまして、全部で87作品の応募をいただきました。まず、応募をいただいた皆さんに感謝したいと思います。そして、このロゴマーク・バナーフラッグの審査委員会によってですね、この87作品のうちから最終的な4作品が選ばれ、そして4作品の中から、80周年記念事業推進委員会、これは私もメンバーに入ってますけど、そこで1票ずつ投じてですね、最優秀賞を決定しました。最優秀は、このデザインであります。まずこれは、こっちがロゴマークでして、これは80周年というこの数字、80周年を表現するということと、それから、今ある6車線がここに描かれてますけど、6車線が未来に伸びていくというような思いが、イメージが表現されてます。それから、ここには御堂筋のデザインであり、御堂筋の象徴でありますイチョウがあしらわれているという、これはロゴマーク。バナーフラッグも同じデザインであります。まさにこの6車線が伸びていると、将来に向かって伸びてると、未来を想像させるというイメージと、それから力強さということ。右肩上がりに道路が上がっていってると。まさに右肩上がりの成長をしていこうと、未来へ続くイメージが表現されてるということで選定されました。で、受賞された方は、有限会社ドットワンの内田憲志さんでありまして、後日、贈呈式も行って、賞金10万円を贈呈したいと思ってます。で、ちなみにこのロゴマークについては、使用届を出していただければ本日から無償で誰でも使用できるというものですから、市民の皆さんと一緒にですね、この御堂筋の80周年を祝って、この記念事業を盛り上げていきたいと思っています。私からは以上です。

 

質疑応答

司会

それでは質問をお受けいたします。必ずマイクを通しまして、社名・氏名をお名乗りのうえ、お願いいたします。では、幹事社のNHKさん、お願いします。

 

NHK 泉谷記者

NHKの泉谷です。まず、新美術館のことなんですけれども。この今、お示しくださった黒い見た目の建物というのが最終的に、これが最終案というか、こういう形にほとんどもう決まったということで、認識としては、まず、いいんでしょうか。

 

市長

そうです。その通りで間違いないですね。

 

NHK 泉谷記者

で、予算とかですね、具体的にいくら誰が出すみたいな話は、まだこれからということでいいんでしょうか。

 

司会

そうです。ただ、建築については一定の事業費ということで、これはもう議会でも議論されてますんで、基本的に建築については、建築費というか、それについては、これは大阪市で行うということになると思いますね。で、運営については、民間事業のPFIに入ってきてもらって、展示とか、そういったいわゆる賑わいのエリアとか、美術の展示、賑わいエリア、そういった運営について民間事業者にPFI方式で入ってきてもらうということになると思います。

 

NHK 泉谷記者

先週の会見でも、大阪市が所蔵している非常にこう優秀なコレクションについて言及なさってたんですけれども。モディリアーニとか、大阪市出身の画家の方とか。

 

市長

ええ、佐伯祐三。

 

NHK 泉谷記者

はい、佐伯祐三さんとかは、「特に売りにしたい」、「これを見てほしい」というのは、特にどんなものがありますか。

 

市長

いや、本当にその佐伯祐三さんとか、モディリアーニとか、素晴らしい作品が今、たくさんありますけども、それが今、眠ってますんでね。貸し出しとか眠ってたりもしますので、それが世に、大阪のこの中心の拠点でご披露できるというのは僕も楽しみにしてますし、多くの美術家の方、そして多くの市民の方、これは作品的にみると世界的に有名な作品ですから、世界から多くの人が大阪訪れてますけども、そのうちの一つ訪れる場所として、この中之島のね、近代美術館、訪れてもらえるというふうに期待してます。

 

NHK 泉谷記者

2点目に移りたいんですが、ちょうど今、おもてなしのことを仰ったので、大阪市としては、やはり国際観光都市としての魅力をアップさせるために、日ごろからも余念なく、いろんな働きかけをなさってると思うんですけれども。ちょうど今日ですね、自民党の方で、受動喫煙関連法案の一部の例外をめぐっての議論というのは、ちょっと紛糾してまして、30平方メートル以下のバーとかスナックっていうのは受動喫煙という問題の例外にすべきだということについての、いろいろと賛否が出てるんですが。大阪もそういった小さな、小規模なバーとかがたくさん立ち並んでて、それがある種、風物詩にもなってるところもあって、非常に難しいとは思うんですが、大阪市の市長として、この問題どういうふうにお考えになりますか。

 

市長

受動喫煙というのは、やっぱり世界的にこれは、日本は遅れてると言われてますんで、そこの問題意識はやっぱり持つ必要があると思ってます。で、じゃあ現実に、じゃあ本当に小さなね、いわゆる飲食店とかお酒を提供されるお店でどこまでそれが徹底できるのか、すべきなのかっていうのは、もう少し現場の意見をね、踏まえたうえでやっぱりやるべきなんじゃないかなというふうには思いますね。外の、いわゆるパブリックスペースの、外観はもちろんそうですし、大きなお店とか、そういうとこはきちんとした、この煙を分けるっていうことはできるんでしょうけど。物理的にこれはできないよねっていう小さなお店が大阪にはたくさんありますから、そういうところについては、もう現実に即した適切な案というのをやっぱりしていくべきなんじゃないのかと、僕はそう思いますけどね。うん。ちなみに立ち位置でいうと、僕はたばこ吸いませんけど。たばこ吸いませんけど、でも自分の父親がよくたばこ吸ってたので、家の中はもう劣悪な受動喫煙の状況でしたけどね。だから、別に煙に対する抵抗感は僕自身はないし、でもたばこも吸わないから、非常に中立な立場だと、個人的にはね。それで見たとしても、やっぱりパブリックスペースにおいては、受動喫煙っていうのは、やっぱり問題になるとこは、やっぱり日本は遅れてるだろうなと思いますし、一方で非常に小さなお店にまでね、その強制的なことをするっていうのは、そこはどうなのかなというふうには思いますけどね。そこまでしなくてもいいんじゃないかなと私は思ってますけどね。

 

NHK 泉谷記者

分かりました。次なんですけれども、昨日のIRと万博をめぐる戦略会議で、市長が仰ったことにちょっと印象的だったのが、「うまくいかなかった場合の想定っていうこともしなさいよ」ということは部局に指示なさってたんですけども、これ具体的にいくつぐらいのパターンというのを、今後指示なさるのかなというところをお伺いできればと思うんですね。具体的には、インフラ整備の見直し案と、それにかかる予算というのもだいぶ変わってくるということがあると思うのですが、大体、やっぱりその2点をベースに、何パターンぐらいを、いつぐらいまでに部局からちゃんとプランとして、見える化して出すように指示なさるのかというところをお聞かせいただければと思います。

 

市長

これはIR推進局ができてからということにはなると思うんですけども、そこで様々な専門部局ができますんで、そこできっちり詰めていくことになると思います。で、思うのは万博が、誘致してますけどこれはパリとの競争になりますから、これは勝ち負けある話ですんでね。じゃあ、当然勝つことを前提にこれはやりますけども。じゃあ、もし勝てない場合は、それはいつ判明して、30年の秋に判明しますけども、じゃあその時は夢洲のインフラはどうするのか。それからもう一つはIR、統合型リゾートはね、誘致がいつ決定するのか、決定しないのか。統合型リゾートが誘致が決まらずに、万博のみが決まった場合はどうするのかと。いくつかインフラ整備という意味では、組み合わせのパターンが考えられると思うんですよね。だからその組み合わせのパターンをしっかり考えて、そしてインフラ整備をどのようにしていくのかっていうのを、その方程式を解いていくということをシミュレーションしながら、これはしっかりやっていこうということですね。

 

NHK 泉谷記者

そこの最大のねらいっていうところと、そういったこう脇を締めてかかるところが、市長としての思いっていうのは、どういうところにあるのかっていうことを改めて伺えればと思うんですけど。

 

市長

これはやっぱり楽観、物事が大きく失敗する時っていうのは、楽観してる場合が多いですから、これは当然、それをめざしていくんですよ、100パーセントIR誘致を成功させ、万博誘致を成功させ、をめざしていくんですけど。そこが、じゃあ成立しない場合に果たしてどうするのかっていうのは、やっぱりこれは、常に考えなきゃいけないし。というのは、インフラの整備って結局、じゃあどこがやるのっていうと、これは大阪市がやるんですよ。当然、費用負担の問題とかで、大阪府との費用負担の協議であったり、あるいは民間事業者が来るんであれば民間事業者との協議っていうのがありますけども。それはだから費用負担をどう協議するのかっていうのは、これはやりますけれども、最終的に、じゃあインフラを整備するのはどこがやるのっていったら、これ大阪市がやるんです。だから、これは大阪市長として考えた時に、もう全く何も無計画にドーンと進めるっていう訳には、やっぱりこれいきませんのでね。何がこうなった場合はこういうふうな進め方をしようというのを、きちんと整理しておく必要があるだろうなというふうに思います。そういった整理をしないと、阿倍野の再開発みたいになるんじゃないかなという思いがありますんでね。で、じゃあ、何ていうんですかね、仮に統合型リゾートが来ない場合の、じゃあ別の第2案を準備しとけというのは、僕は指示しません。それは、例えば第2案として住宅、45,000戸の住宅っていうのは、選手村から45,000戸の住宅っていうの、この前の現状の、大阪市が前に持ってた案ですけどね。そういった、こっちが駄目だからこの案ですぐいくとか、そういうもんではないと思ってますんで。ただ、もしこれが来なかった場合というのが、これ今と同じ状況になりますからね。今と同じ状況になるけどもそこで、今と同じ状況だけど、今は結局止まってるんですよ。トンネルについても、オリンピック誘致するために掘りました、途中まで。で、それが今、完全に事業はどうなってんのっていったら、事業停止中なんですよね。穴は、トンネルはあるけどもレールは引いてない状態で。で、トンネルは夢洲まで届いてるけど、ちょっと駅がつくまではもうちょっとできてないんですけど、要は事業停止の状態なんです、今。この状態をずっと続けていくのかどうなのかっていうところに最後はかかってくると思うんですけどね。で、そこの見込みが全く、万博も来ない、例えばIRも来ないというんであれば、そこはやっぱりストップのままでいないといけないし、今後、それを延ばすんであれば、きちんとした計画がないと延ばしちゃいけないでしょうしね。だから、そこの判断っていうことは慎重にやっていこうということですね。もちろん、例えば万博誘致のために最低限のこの盛土とかね、土砂、これはもう当然、しゅんせつ土砂を埋めるとか、そういうのは今の夢洲でも当然やるべきことなんで、それはやりますけども。さあ一歩踏み出そうというのは、判断するのは平成30年の秋ぐらいが一番大きな判断基準。それまでに盛土とかしゅんせつ土砂の埋め入れとかね、それとか基本、いわゆる設計レベルはやるかもしれません。将来いつか活かせますからね。じゃあ、現実にトンカチを動かし始めるということについては、いわゆる工事を着工してね、現実に動かし始めたらお金がかかりますから、そこについては一定の方向性が決まってない段階では、これはできないだろうなと思ってますし、そこの方向性が大きく決まるのは平成30年の秋ぐらいかなと。準備はしますけども、本格的に、だからそこを動かし始めるかどうかっていうのは、やはり慎重に検討してやらないといけない。それはなぜかというと、最終的にはこれやるのは大阪市だからです。お金は当然、負担は協議はしますけどね、ということですね。

 

NHK 泉谷記者

そうすると、こういう「もしも」という場合を想定した具体的な案を、市長としてはちゃんと見ておきたいというタイミングは、やっぱり平成30年の着工っていうのが具体的に決まる前までにはっていう感じで、構えてらっしゃるっていうことですか。

 

市長

そうです、もちろん、もうちょっと前にはなると思いますけども、この1年ぐらいの間にはっていうことにはなるんじゃないんですかね。1年ぐらい経てば実施法も、いわゆる統合型リゾートの実施法ができるかどうかっていうこともかかってくると思いますし、これはもう政治の世界ですんでね。1年以内に制定するとはありますけども、何が起きるか分かりませんから。アメリカだってオバマさん抜けて、急に選挙が変わってトランプ大統領になって、これだけ大きく変わる訳ですから、政治の世界で何が起きるか分かりませんので、だから、そういった意味で確定的な、そういった意味で1年以内に実施するという実施法、これの成立に向けてこちらは動いていきますけれども、そうじゃなかった場合とか、それが延びた場合とか、いろんなパターンをやっぱり考えないと、これはいかんだろうなというふうには思ってますね。

 

NHK 泉谷記者

最後にですね、総合区8区ということで、行政案を出されてらっしゃるんですが、具体の区割りっていうものは、どういったことをもっとも重視して決められるのかということと。あと、一部の会派から意見が出てるんですけれども、やはり住民の盛り上がりっていう点でも、区割りが出た段階になるとやっぱりだいぶ、盛り上がりっていうのはおのずと高まるだろうと。そうなった場合の住民説明っていうのは、また新たな段階として、「やっぱり必要なんじゃないか」っていう声もあるんですが、そういった辺りを行政としてはどうお考えかというところをお聞かせください。

 

市長

まず、これはもう明日、2月10日の大都市・税財政で、議会が行われますんでね。その議会でおそらく区割りについても考え方というのが、それぞれの区割りを考える会派からは多分意見されるでしょうし。そこで区割りについての議論というのも多分行われるでしょうから、ちょっとまだ私、今、現時点で把握してないけどもね。だから、そういったまず議会の意見というのは非常に重視すべきだと思ってます。議会の意見を出て、それを踏まえたうえでどう判断するかっていうのを、ちょっと僕自身は考えたいと思ってます。ですので、今、こういった考え方で区割りをしますというのは、当然考えてることは無策ではなくて考えてることはありますけど、明日の市会の議論というのを非常に重視したいと思ってますので、そこで議会の意見も聞いて、区割りというのを考えたいと思っています。

 

NHK 泉谷記者

説明会っていうのはどうでしょうか。

 

市長

いや、それはもう、まだ先の話ですんでね。まずはその区割りをつくって、そしてそれだけじゃやっぱり最終案にはなってこないですから、8月までに、8月中ぐらいにね、かなり詳細の案も詰めたものをつくっていくということが大事だろうなというふうに思いますね。そのうえで住民説明会とかどうするか、こうするかっていうのは、また考えたいとは思います。

 

NHK 泉谷記者

分かりました。幹事社からは以上です。

 

司会

ほかにご質問ございませんか。はい、日経新聞さん。

 

日本経済新聞 田邊記者

日経新聞の田邊です。今日、市内中心部の児童急増対策について、教育委員会の審議会が開かれたんですけれども。西船場小学校の問題は9月議会で議論されましたけども、その他の、他の中央区だったり西区だったり、北区の小学校について、まだ具体的な解決案が出ていない状況だと思うんですけれども、市長としては、何かこう解決案など具体的な施策など考えていらしたら教えてください。

 

市長

これは「所管」という意味では教育委員会なんですけど、これは僕も総合教育会議で入ってますんでね、意見を言える立場ですから、これについては西区、そして中央区なんかは特に小学校の狭あい化っていうのが進んできてますから、そこで中学校も含めた小中学校のあり方っていうのを早急に検討するようにすべきだというふうに思ってます。で、そういったことを教育委員会に指示というか、教育委員会にも、もう指摘もしてますし、そこは今日、ちょっといろいろ議論されたその結果はまだちょっと聞いてないですけども、その議論を加速させるようにというのは指示もしてますし、僕自身もそれは重要な課題だと思って、今、検討してます。特に西船場小学校の辺りとか、あの辺りっていうのは本当、喫緊だろうなと思ってますね。

 

日本経済新聞 田邊記者

今日、その「校区を再編するのはちょっと難しい」だとか、「新しい校舎を建てる場所がない」とか、ちょっと「解決策がない中で大変だ」っていうお話だったんですけれども、市長として、なんか新しいアイデアとか、それに関する、関連する条例とか考えられるものっていうのはありますか。

 

市長

これはもう行政の積み上げなので何とも言えないですけど、僕自身が思っているのは、これはいわゆる市立高校の再編も含めて考えるべきだと思ってます。市立高校は一定、再編という方向性も示されてますのでね、市立高校を再編した時に、じゃあ、果たして校舎っていうのはどこが空くんだろうかということも一つありますしね。当然、市立高校自身を特色ある学校にするために、先日は扇町とそれから南と、そして3校と再編の話が出ましたけども、そこも含めてやっぱり考えるべきでしょうし、それ以外にも、いわゆる西船場小学校エリアにおいても市有地っていうのはありますのでね。小学校、中学校の環境整備というのは非常に大切ですから、「策がありませんでした」で済む話じゃありませんので、そこは大阪市が持ってる市有地であったり、高校の再編であったり、そういったことも含めて小学校の教育、特に小学校が非常に狭あい化してるところの教育環境の整備というのは、トータルで考えるべきだと思ってます。最終的には、だから教育委員会が決めることですけどね。僕が決めてええんやったら、ここで案は「これとこれ」っていうのは、ありますけど。そこは、いわゆる高校も含めて、市有地も含めて、小学校、中学校の再編のあり方っていうのは、やっぱりこれは考えるべきだと思いますね。うん。そこは、その議論を早く進めていこうというので、教育委員会が今、言ってます。

 

司会

はい、読売新聞さん。

 

読売新聞 守川記者

読売新聞の守川です。美術館の件なんですけど、整備方針の中ではですね、今後その名称とかロゴマークとかっていうのは順次検討していくということだったんですが、そのスケジュール感をどういうふうに考えておられるのかというのと、他の自治体の美術館なんかでは、最近ネーミングライツとかですね、いうのを活用されているケースもありますけども、そういうことも検討していくプランはあるのかと、2点です。

 

市長

今後、これ民間の方も入ってきてもらって、そしてこの運営方針なんていうのは民間の意見もだいぶ、これやっぱり取り入れていこうと思ってますんでね。ですんで、これは役所だけで決めるべきじゃないと思ってますから、そういった実際に運営される民間の方の意見もしっかり聞いた上で、そういったいわゆる細部の部分というか、非常に細部は大事だと思いますけど、そういう細部のところについては詰めていくべきだろうと思ってます。ですので、決め方としては、これはPFIでいきますから、運営する民間の方、それからこれは現時点で決まってる訳じゃないけども、新しく館長になられる方ということも、そういった方のやっぱり意見も踏まえてね、しっかりとした有識者あるいはその民間の方の会議体の中では、やっぱりこういうふうに決めていくべきだろうと思ってます。これはまだ、時間はありますんでね、じっくり時間をかけて決めていきたいと思ってます。

 

読売新聞 守川記者

あと、市長の言葉の中でですね、その「世界に冠たる近現代美術の美術館にしていきたい」というお話だったんですけど、世界的に見たら、僕もそんな詳しくないんですけど、ニューヨークのMoMAとかグッゲンハイムとか、有名な美術館たくさんありますけど、そういう、何か、めざすべき理想像っていうか、こういうところに肩を並べるようなみたいなイメージっていうのはあるんですかね。

 

市長

いや、もうそれはやっぱりね、誰が聞いても分かるというような、それは規模で言うと全然まだ違ったりはするかもしれませんけども、ここの美術館の真似事という訳ではないですけどね、世界で本当に冠たる都市には美術館っていうのはありますんで、ルーブルもそうですし、今、仰ったような美術館もそうですし、そういった大阪を代名、代名するようなね、そんな美術館にしていきたいと思ってますし、やはりその見せ方についても、こういった素晴らしいデザインになりましたから、内部の展示品の細かなところまで日本らしさが、こう出るような、そういったものに、僕はしていきたいとは思ってますけどね。ただ、そういったところも、専門家の意見を含めながらやっていくべきだろうと思ってます。で、この中之島のエリア自体がこれで非常に将来性の高いエリアに、やっぱりなってきますんでね。非常に中心地でもありますし、将来ここは、なにわ筋線で電車もつながりますから、そういった意味では、「ああ、大阪にこういった近代美術館があるな」と、そこで名称とかも確かに非常に大事になってくるんですけど、大阪にこういう美術館があるというのが世界に知られるようになりたいと、していきたいなというふうに思いますね。今回のまだ外観イメージですけども、これだけ見ても、かなり特徴的なデザインですのでね、非常に僕は期待が高いと思ってます。

 

読売新聞 守川記者

検討する会議体の立ち上げっていうのは、いつぐらいからみたいなイメージは。

 

市長

うん。これは、引き続き山梨館長がかなりリーダーシップを持ってやっていってくれてますんで、山梨館長を中心としたメンバーというように、引き続きね、この近代美術館の方向性、これはもう、継続してずっとやっていくっていう話にはなるかと思います。

 

司会

はい、共同通信さん。

 

共同通信 矢頭記者

共同通信の矢頭です。二つありまして、まず一つ目、同じく美術館の話なんですけれども。この構想をさかのぼると、なんか市政100周年の時のもう30年前からあったものが、ようやくこう、設計まで見えてきてという、すごい長いスパンになってて。非常にいろんな要因があると思うんですけれども、これだけ30年以上かかって今にこぎつけたという、その30年かかったということを、どのような要因があってこれだけの長い時間かかったかって、その辺り、市長、もし分析というか、お考えお持ちだったら、ちょっとお伺いしたいんですけれども。

 

市長

うーん。それは、どうなんですかね。もう、歴代市長に聞いていただいた方がええんかもわからないですけど。美術館というのは、やっぱり非常に、美術館を準備するというので、非常に貯蔵品というのをやっぱりコレクションしていたり、寄附をいただいたりっていうのもありましたんでね。その美術館自身がその都市格を高める、都市の魅力を高めていくっていうのは、僕はそうだとは思うんですけど、それを今まで、いろんな事情があったのか、優先順位がそれほど高くなかったのか、ちょっとそれはもう僕自身はちょっと歴代市長じゃないので分からないですけども。とにかく近代美術館っていうのは、これはやっぱりやるべきだなというふうに思ってましたので、昨年の予算の時からそうですけども、議会の理解を得るように努力をして、今、進めてきたということですかね、うん。あとは、ここはもともと国から払い下げを受けた時に、いろんな制約条件もありましたのでね、これはやっぱりもう判断していかないといかんというのは、もう役所の中全体でもやっぱりそれは大きくあったんじゃないかなと。最後はもう私自身が判断したということです。

 

共同通信 矢頭記者

分かりました。で、ちょっと話題もう一つ変わりまして、地下鉄の民営化に関してなんですけれども。次、この2月、3月議会で廃止条例案を出されると思うんですけれども、で、これ基本的に今、議会の出席の3分の2以上が必要だということなんですが、これ理論上、あくまで理論上は、なんですけれども、その特別、いわゆる特別多数決といわれているものの条例を変えれば2分の1でも、2分の1の可決でできるというふうに条例を変えるということも理論上はできるのかなという認識ではあるんですけれども。もし、ちょっとこの議会で、情勢という、情勢というかですね、状況が厳しくなった時に、そういうやり方も検討され、選択肢の中にはあり得るのか、それとも、あくまでやっぱり自民党さんも入れて3分の2というところをめざすのか、この辺り、今、お考え、どのようにお考えでしょうか。

 

市長

このやり方についてですけども、これ、だから、前の、前の予算議会ぐらいかな、1年前ぐらいにこの記者会見の場で記者さんから質問があって、要は、自民党さんにね、民主党の方が一人行きましたよと。で、そうじゃなかったら、民主党の方と維新と公明とで3分の2あった状態だけけども、民主党の方が行きましたねと。「戦略の練り直しを図る必要があるんじゃないんですか」っていう質問があった時に僕が答えたのは、僕は「ありとあらゆることを、可能性を考えて戦略を練る」という話をしました。で、それはもちろん、できることは、やっぱりありとあらゆることは考えていって、地下鉄民営化を実現させるべきだろうという思いで、その時はいました。ですので、3分の2の条例を2分の1に変える条例を、2分の1でできるっていうのは、これはもう頭に入ってます、僕自身の。でも、やるべきは、やはりまずはこれは3分の2、今のこの3分の2で基本方針の可決も得た訳です。で、話し合いを重視しない、あるいは、言うんであれば、もともとね、それこそ基本方針自体も、基本方針自体、何も条例触らなくても2分の1の条例で可決される訳ですから。でも僕はそこをめざさなかったんです。3分の2というのをめざしました。そのために、僕自身が考える地下鉄のこの完全民営化というのも一部修正をして、特に自民党さんの意見をほぼ、今里筋の延伸以外は全部受け入れて、そして表紙の表記の変更までして、僕は3分の2の基本方針案の可決を得ました。これは2分の1でやろうと思えばできた議案についても、3分の2をやっぱりそこで得た訳です。そういった、僕自身も努力をしてですね、なんとかこの「3分の2で可決をさせよう」という思いでやってきました。で、今もその思いでやってます。ですので、今回についても、まさに、じゃあ、その基本プラン案に書かれてるBRTの社会実験とか基金とか、「本当にやってくれるの」というのがありましたのでね、じゃあ、それはその基金の条例とか予算とかっていうのもあげて、一緒にこれは今回提案してるということになりますので、ここは自民党さんが、政局じゃなくてね、政策で判断されるのであれば、地下鉄民営化の修正した、この案についてご賛成いただけると思っています。それでご賛成いただけないというのであれば、僕としたらちょっと理解ができないです。理解ができなければ、それは理解を得るように努力はするんですけど、正直理解できないですね。それで「駄目」って言うんであれば。もともと3分の2、廃止条例の時はやらないつもりで、基本条例案を賛成されたんですかっていうことにはやっぱりなってきますし、基本方針案については、やっぱり自民党の皆さんの中でもちゃんと議論されて、で、僕もそれに、修正に真摯に応じてやってきた訳ですから、それを実現化する今度の条例案には賛成しないっていうんであれば、僕はちょっと理解できないですね。戦略については、ありとあらゆる戦略は考えます。ただ、本筋は3分の2の、やっぱり同意を得てやっぱり進めていく事項だと思いますし、それがあるべき姿だと思いますけども。だからその努力を今回、そういった賛成をね、前回の基本プラン案の時は、かなり僕もやりましたので、政治的なリスクも負いながらやりましたのでね、賛成いただけると思ってます。

 

司会

はい、他にご質問ございませんでしょうか。はい、毎日新聞さん。

 

毎日新聞 清水記者

すいません、毎日新聞の清水といいます。ちょっと確認、美術館に関する確認なんですが、こちらの資料には記載されてないんですが、具体のピナコテカルームは。

 

市長

えっ。

 

毎日新聞 清水記者

具体のピナコテカルームが、当初計画に盛り込まれていたと思うんですが。具体美術協会の研究資料を発信する特集、特集室といいますか、そういう部屋が設けられるということが肝になっていたと思うんですが、その辺りについて。

 

市長

うん。

 

都市整備局 洞 新美術館建設担当課長(経済戦略局新美術館整備担当課長兼務)

すいません、新美術館整備担当課長の洞と申します。今回の設計コンペにあたりましては、具体ピナコテカルームを設置していただくことっていうのを条件にコンペを開催させていただいておりまして、今回の最優秀案につきましても、具体ピナコテカルーム、具体美術協会の拠点を彷彿とさせるような施設を作っていただくということが条件の中に含まれてございます。

 

毎日新聞 清水記者

つまり、それは当初の計画通り、それは設置されるという理解でよろしいということですね。

 

都市整備局 洞 新美術館建設担当課長

はい、結構でございます。

 

毎日新聞 清水記者

分かりました。すいません、ありがとうございます。

 

市長

それ以外にも様々な条件、やっぱりつけてますんでね。いわゆる防災機能を高めてもらうとか、これまで議論された分の条件設定した上でのコンペということになります。うん。また詳細は今後、どうしてこの作品が選ばれたのかっていうそれぞれの意見の発表みたいっていうのもまた後日ありますし、今日はお披露目ですけども、その詳細の説明というのは、また改めて選んだ委員の皆さんの意見も含めてさせていただきたいと思ってます。

 

司会

はい、朝日放送さん。

朝日放送 二村記者

朝日放送の二村と申します。月曜日の「まちづくり構想会議」の後、ぶら下がりで吉村市長、「IRとか万博が誘致できなかったことは考えない」と仰ってたのが、昨日戦略会議で「駄目だった場合も考えていくつかシミュレーションをする」っていうふうに仰ってたんですが、それは、その間にこう、意思決定の方針転換のようなものがあったと考えてよろしいんでしょうか。

 

市長

いや、いや、違う、違う。誤解ですよ、だから。ぶら下がりの時に聞かれたのは「もしIRとか万博が実現しなかった場合、別のね、案を考えるんですか」と。僕は、そう質問として捉えたんですけどね。質問の趣旨が違ってたら、僕の捉え方が間違えてたっていうことなんですけど、僕はそう捉えたので。その「第2の案を事前につくっておくべきなんじゃないですか」という意味であれば、「それはつくりません」っていう話をしたんです。つまり、さっき申し上げた通り、もし万博が、IRが駄目だったら、じゃあ、45,000戸の家にするのを第2案にするとか、第3案で何を作るとか、そういう、いわゆるその「まちづくり」の中身の案について、「第2案、第3案っていうのを考えることはしませんよ」というのを言ったんで。で、その場でも言ったと思いますけど、もちろんね、その誘致を100パーセント努力して、IR事業者あるいは万博が来ない場合にそのインフラをどうするかとか、シミュレーションどうするかとか、いわゆるその基盤どうするかっていうのは、これは当然考えていくべき課題だと思ってますんで、そこで、僕が言ったのはそういうことなんですけどね。つまり、いわゆるIRや万博の誘致が実現してないのに、無策でね、鉄道をガンガン引いたりとか、やったりはしませんよということが僕の考えです。で、一方で、何かこう、今はこうやって、これからは統合型事業、統合型リゾートの誘致についての体制を整え、誘致しようとしてる時にね、それがバツだった時の、別のまちづくり案づくりっていうのは、僕はやりませんと。それをまず誘致することを成功させたいと思うって、そういう趣旨で言いました。テレビ局では、僕が「無策」だというふうにいろいろ言われてたみたいですけれども、僕はそう思ってない。そういう趣旨です。うん。考え方が変わった訳じゃない。

 

朝日放送 二村記者

その月曜日の時から、誘致できなかった場合のことも以前から考えていらしたということですか。

 

市長

月曜日とか、もっと前から考えてますよ、僕は。うん。だから僕があの時言ったのは、第2の、えっ、そういう質問じゃなかったですかね。第2の、何かこう、案をつくる、そこの夢洲の、例えばさっき言ったように家にするとか、全部物流にするとか、それが来なかった場合に別のまちづくり案をつくるんですかというふうに僕は質問として受け捉えたので、「それはしません」と。今からこれを、「誘致をしよう」と言ってる時に、「そんなことはしません」と。ただ、もちろんそれはね、これは誘致なんで来ない場合だってありますし、先程申し上げたようないろんな事情で成立しない時っていうのはありますから、その時に、「いわゆるインフラどうする」の、いわゆるお金が、「いわゆるお金がかかるところをどうするの」っていうとこについては、慎重にいろんなバリエーションを考えないといけないし、その負担割合とかいろんなものについて考えなきゃいけないというのは、常に頭に入ってますよ。うん。それがもし違うように報道されたら、それはもう「誤報」としか言いようがないですね。うん。誤報か、僕が質問を受け捉えるのを間違えたか、どっちかですね。僕の、1日でそんなコロコロは変わらないです。

 

朝日放送 二村記者

ありがとうございます。

 

司会

はい、毎日放送さん。

 

毎日放送 佐藤記者

すいません、毎日放送の佐藤です。美術館についてなんですけれども、先程、この案がどうして選ばれたのかについては、また後日ということだったとは思うんですが、特に他の案に比べてどういう点で優れていたかということについて、審査委員はまた別にいらっしゃるとは思うんですけど、今お答えいただける範囲でどういう点が特に優れていたかというのを、お答えいただけますか。

 

市長

やっぱりそのデザイン性と実現性、機能性というのが重視されたとは聞いてます。で、僕自身はこれ、公正な選定のために委員には一切入ってないですからね。影響力を与えてもいけないですし、一切入ってないですから、僕自身は常に事後報告を受ける立場ですので、その専門家の方、3時間ぐらい議論されたと聞いてますね。3時間ぐらい議論されて、それでこの案に決定されたというふうに聞いてます。で、やはりそのデザイン性、機能性、それから先程の周遊性、僕が今いくつか言いましたけど、さっき言ったじゃないですか、そのデッキからの周遊性だとか、その賑わいのところであったり、デザインで、いわゆるその黒い、非常に特徴的な直方体が宙に浮いてるようなデザインで、しかもそれを切り、直方形を切り抜いてですね、その光がパッサージュを作っていくというような、そういったデザイン性が評価されたという報告は受けています。僕自身が素人目に見たら、もっと奇抜でおもしろいデザインがたくさんあったんですけど、「なんでこっちちゃうんかな」とか思いながらも見てたんですけど、それはやっぱり専門家が見て、実現可能性とかいろんな点も含めて最終判断されたんじゃないですかね。そこは、その専門家の人たちがどういった考えでそれを選んだかっていうのは、「やっぱりこれはオープンにせないといかんよね」と言うので、皆さんにご報告させていただくということになります。ものすごい斬新的なアイデアのやつもあったんですけどね。宇宙船みたいなやつね。でも、そんなん、そんなん僕自身の好き嫌いでこれは決めることじゃないんで、ちゃんとしたメンバーが、すごい専門家が議論を重ねてこの案が最優秀だということで決定されました。

 

司会

はい、朝日放送さん。

 

朝日放送 木原記者

ABCの木原です。地下鉄民営化の件で。先程仰ったその「3分の2で賛成して、今回賛成しない理由が分からない」というのは、地下鉄民営化のことだけを考えるとそうだと思いますけれども、多分、自民さんが仰るのは、「都構想になってどこに株がいくのかも分からない段階で賛成できない」と言うと思うんですが、もし、賛成しないならね。それに対しては、どう反論されますか。

 

市長

それを言うんだったら、基本プラン案から反対しないと駄目でしょう。だって僕は、基本プラン案の時の前から「法定協議会の案は出す」って言ってる訳ですから。そのうえでのご判断ですんでね。ですので、じゃあ、仮に都構想になったら、都構想っていってもまだ案がないですから、もう言い出したらきりないですよ、これ。じゃあ、それこそ、このままいけば、そもそもこの地下鉄事業っていうのは、新たな案をつくる時に、それが公益にいくのかどうなのかとか、もうそんな議論はこれからする訳ですから。それを言い出したら、もうこれは反対の理由なんかいくらでも出てきますんでね。それは、バリエーションは考えられますよ。特別区になる場合、ならない場合とか考えられますし、前の案でいけば、例えば、株は特別区にいきますね、とかね。いろいろ考えられるパターンはあると思いますけど、「そこがまだ不明確だからこれは駄目だ」って言うのであれば、それはもともと、僕から言わせたら、いや、その「法定協を提案して特別区」っていうのは前から言ってる訳ですから、それを前提に基本プラン案っていうのは修正っていうのをご提案もされ、条件っていうのを出され、僕もそれを受けて、議決されたんでね。だから、そこで「反対だ」と言われたら、これはもう、もともと、じゃあ、「やるつもりなかったんですか」っていうふうに、僕としてはそういうふうに受け止めますね。それ以外にも、別に特別区に絡めなくても、これは理屈を言おうと思ったら、これいくらでも出てくると思いますよ。それはこれからやろうということですから。じゃあ、BRTの社会実験の線を具体的にどこからどこまでどう引いて、どんな時間でやってとか、もう全部これ確定しないとこれは賛成しませんとかね。これは当然これから進めていくことですから、そういったいろんな不確定なところを、もうそこを、これから決めるべきようなところをね、言い出して反対されるっていうのであれば、これはいくらでも反対の、反対のための理由は、僕が逆の立場だったらいくらでも思いつきますけども、大きなところは、じゃあ、あの基本的な方向性として修正案可決したことに向かって進んでいきましょうかっていうことを判断するかどうかだと思うんですよね。その判断はできるでしょうということですけどね。

 

朝日放送 木原記者

で、そうすると、そういう反対の仕方をするんであれば、先程指摘のあったように、条例で3分の2を2分の1に変えて通すことも検討すると。

 

市長

それは今、考えてません。

 

朝日放送 木原記者

それはまだ考えてない。

 

市長

うん。それはやっぱり、それを考えてるんだったら、最初の基本プラン案から2分の1でいい訳ですから。だから僕は、やっぱりこの3分の2でこれは可決すべきだし、可決していきたいと思ってるんですよ。だがら、いろんな条件も受け入れたんですよ。そりゃあ、維新支持してくれる人からしたら「お前、なんやねん」っていう話ですからね。「話、ちゃうやんか」っていうこともありながらも、僕はやっぱりそこの、民営化ということは軸にしながらも、じゃあ、「大阪市が株を持つパターンでいきましょう」とか、「BRTをやっていきましょう」とか、いろんなことをやっぱり受け入れた訳ですよ。本来2分の1でいい議案を、3分の2をこれは要ると思ってやった訳ですから。それをここにきて僕自身は当然3分の2で、これはみんなでね、やっぱり決めたという形を残した方が、大阪市にとっていいんじゃないかと思ってます。これは議会にとっても、役所にとってもいいんじゃないかなと思ってる。だから僕は3分の2で同意を得る努力をしてきてるし、今もしてる。だから、今の段階で2分の1に変える条例っていうのは考えてません。ただ、そういう選択肢が物理的にあるっていうのは頭に入ってますけど、考えてないです。3分の2で、なんとかこれはやっぱり議決すべきだろうというふうには思いますし、自民党さんの中でもそう考えてらっしゃる方はいらっしゃると思いますけどね。

 

司会

では、ほかに質問お願いします。はい、産経新聞さん。

 

産経新聞 南記者

産経新聞の南です。吹田市で大阪市が運営している「弘済院」っていうのがあると思うんですけど。老人、特養と病院ですね。こちら、病院の建物、老朽化してて、普通の老人ホームの方は廃止して土地を11月、売却してたと思うんですけども、そちらは建て替えたうえで市立病院機構に移行するという方針までは決まってると思うんですけども、その整備構想ですとか、基本的な整備構想はこの28年度中に決めるというふうに部局から聞いてるんですけれども、その辺の方向性ですとかですね、あとは、大阪市の施設とはいえ、市外にあるので、大阪市外にまたその、そこ、おそらく100億円ぐらい投じて病院を建てるっていうことにはいろんな意見も出てくるかとは思うんですけれども。その辺りについての市長の現在、現時点のお考えをお願いします。

 

市長

弘済院っていうのは非常に老朽化してて、これ建て替えだっていうのは、これは僕が市長になる前からこれは議会でも議論されて決まってることですから、僕自身はその考え方は引き継いでます。受け継いでます。ですんで、これはお金が、費用がかかるからやめようよという判断は、僕は今、してません。で、それをもしするんであれば、それこそこれまでの議論を全部ひっくり返すような政策的な判断と政治的な決断というのがいると思いますけど、僕はそうは思ってないです。で、弘済院について、確かに大阪市の外にあるんですけど、僕は認知症の対策ってこれからすごい重要だと思ってるんですよ。このあと予算で子どもに対してものすごく投資するというのはやりますけど、僕は高齢者対策でいうと認知症対策ってものすごい大事だと思ってて、認知症っていうのはやっぱりこれ早期に発見して治療したら、やっぱり進行が止まる。で、認知症がやっぱり進めば進むほど本当に本人にとっても大変ですし、まわりの介護する方も非常に大変になってくる。で、ありながら、認知症っていうのは、今、増えていってる、ものすごい増えてるんです。大阪の高齢化率より高い率で認知症になる方が増えてます。特に、大阪市は単身の高齢者が多いですから、この認知症対策っていうのが、その本人にとってもそうですし、周辺の方にとってもそうですし、社会医療のいわゆる負担の、いわゆる市民、府民、大きな意味でも国民の負担ということから考えても、認知症対策っていうのは、僕はもっと力を入れてやんなきゃいけない分野だというふうに思ってます。その中であの弘済院っていうのは認知症の対策の専門的なところとしてね、重要な役割をやっぱり占めると思ってますんで。場所は吹田にはありますけれども、これはしっかりとしたものを作っていきたいというふうに思っています。具体的なスケジュールとか中身については、まだちょっと内部で検討してますけれども、弘済院についてはそういうふうに考えてます。

 

産経新聞 南記者

ありがとうございます。

 

司会

はい、ほかにご質問はございませんでしょうか。朝日放送さん。

 

朝日放送 木原記者

何度もすいません、ABCの木原です。夢洲の件ですけれども、市長が仰っているその「駄目だった場合のパターンを考える」というのは、要するに「どちらかしか来なかった時のことを考える」と言っているだけで、両方来なかった場合のことは依然として考えない訳ですか。

 

市長

あっ、考えますよ、もちろん。だから、さっきのバリエーションの中に、万博も、だって、それはパリに負けたら駄目になる訳でしょ。で、IRだって、実施法が何らかの政治的な理由でできないとなったら、来なくなるっていう形になる訳ですから。両方駄目な場合っていうのもこれは当然あり得ると思いますよ。

 

朝日放送 木原記者

考えるっていうのは、要するにその計画をどの段階で止めるかを考えるだけなんじゃないですか、今の計画の。

 

市長

うん、それは判断する。どこかの段階で。例えば、IRが本当にこれは無理だなっていうのはどこかの段階で判断しなきゃいけないし。そういう時に、IRも万博も来ない可能性っていうのは、それはあり得るでしょう、当然。だからその時に、例えば、なんか、見切りでね、先、電車を引くとかそれは駄目だと思うし。まちづくりについて、じゃあ、これはどうするかっていうのもちゃんと判断しなきゃいけないし、っていうこと。だから、それはどっちも来ない場合も当然考えてます。どっちか来る場合、どっちも来ない場合、どっちも来る場合。そういったバリエーションを考えて、そのインフラとかまちづくりっていうのはやっぱり考えないといけないと思ってますよ。

 

朝日放送 木原記者

ただ「どっちしか来ない場合にどうするかのプランは考えない」と、さっき仰ったと思うんですが。

 

市長

ああ、じゃない、じゃない。だからどっちか来ないというのは、例えば、じゃあ、統合型リゾートだけが来た場合。

 

朝日放送 木原記者

いや、どっちも来ない場合。

 

市長

ああ、そう、どっちも来ない場合というのは、結局は今のままっていうことになりますよね。

 

朝日放送 木原記者

ええ。

 

市長

うん。どっちも来ないことが確定すれば今のままっていう形になりますから、じゃあ、今後どうするのっていうのはその先の話だと思います。

 

朝日放送 木原記者

それから考えるということですよね。

 

市長

そう。今の段階でどっちも来ないことを考えて第2のまちづくり案はつくりませんっていうことです。

 

朝日放送 木原記者

であれば、先程「誤報」と仰いましたが、誤報ではなくて全くその通りの理解で、それではオリンピックの時と同じだと思うんですよね。

 

市長

いやいや、違う。だって、僕はトンネル掘るって言ってないんですよ。

 

朝日放送 木原記者

いや、トンネルはできてる訳ですから。

 

市長

いやいや、新たにね。できてるっていうものが、新たにやらなきゃいけない、できてるっていっても夢洲までしかできてない訳ですよ。今、地下で止まってますから。だからそこを更に駅を作るには延伸させていかなきゃいけないし、トンネルあってもレールも引かなきゃいけない、電線も引かなきゃいけない、埋め立てについてもやっぱりインフラを整えていかなきゃいけないと。まちづくりするには、その土台をつくんなきゃいけない訳ですよ。だから、それが何も計画が決まってないような段階で「見切り発車はしません」という、そういうふうに言いましたよ。そういうふうに考えてるっていうことで。

 

朝日放送 木原記者

よく分かんないんですけど、両方来なければ、要するにいつ止めるかを考えておけっていうだけの話じゃないんですか、それは。

 

市長

うん、だからどちらも来ないという判断になれば、それは進めないという形になりますよね。うん、だからそれ無しにどんどんどんどん、無計画に進めていくことはしませんっていうことです。

 

朝日放送 木原記者

はい、理解しましたけれども、しつこく言ってるのは、オリンピックの時に、来ると思ってずっと計画を進めて、来ないことが決まって大阪市は放心状態になって、何も考えられない状態になった訳ですよね。それと同じことを繰り返さないでほしいので、しつこく申し上げてるんですよ。

 

市長

いや、だからそれと同じように繰り返さないために、僕は、だからあれは、オリンピックの時はオリンピックが来ることを前提に、結局ものすごい金かけてやっていった訳じゃないですか。でも、僕は「それはしません」と言ってるんですよ。来るって分かったらこれはやるし、来ないというようになってる段階、来ない、来るかどうかも分からない、両方来ないというような段階で、線を引いてね、楽観的なやり方では進めていきませんっていうふうに考えてるから、全然、だから、そういうことを言ってるんですけどね。

 

朝日放送 木原記者

新たな無駄をつくり出すものではないっていうのは分かってますけれども。

 

市長

そうそう、そうそう。

 

朝日放送 木原記者

ただ、それだとあの島はずっとあのままっていうことになるじゃないですか。

 

市長

もちろん、うん、そうそう。だから、それ、両方来なかったら、じゃあ、次、あの夢洲をどうしていくかっていうのはしっかり考えないといけない。うん、それはね。第2の案として。だから新たな無駄をつくってない前提ですから、今と一緒なんですよ、だから。そういう意味で、別に無策ではない訳です。何も考えてない訳じゃなくて、前のオリンピックの時みたいに「これは絶対いけるよ」って言っていろんなものを整備してね、そこにも税、投入されてる訳じゃないですか。ものすごい金額が。で、結局事業停止になってる訳でしょ。そういう事態は絶対に招かせさせないっていうのが僕の考え方です。だから、一番の、これは考えたくはないけども、両方来ないという場合は、両方来ないってなってるのにね、来ること見越してどんどんトンネル更に掘ってるとか、そんなことはしませんよというのが僕の考え方です。で、ちょっと誤解されてるのか、それで、じゃあ、別のね、なんかこう、案を考えてやるのかというのは、それは今と同じ、「振り出しに戻る」ですから。サイコロで、すごろくでいうと。振り出しに戻って、じゃあ、どうするかっていうのは、じっくり、いい案をやっぱり練らなきゃいけないだろうなと思ってます。そのいい案に、そこの案は、今、考えることじゃないんじゃないのっていうのが僕の考え方です。うん。

 

朝日放送 木原記者

分かりました。考えの相違なので。私はその「振り出しに戻るのは困る」と言ってるんですけど、それは。

 

市長

じゃあ、今の状態がもう困るじゃないですか。

 

朝日放送 木原記者

うーん。見解の相違なので。

 

市長

今の状態も困った状態が続いてる訳で。

 

朝日放送 木原記者

はい。あのオリンピックの時よりは可能性は高いと思ってますので、頑張ってください。

 

市長

うん、いやいや、それはもう頑張るんですけど。いや、だから、僕から言わせたらね、いや、その今の夢洲の状態をずっとこれは放置というか、計画できてこなかった訳じゃないですか。それを、僕のそれを批判するんであれば、歴代の市長、全部批判しなきゃ駄目ですよ。

 

朝日放送 木原記者

今までもあの失敗を批判してきましたよ。

 

市長

失敗して、そこからずっと何もしてこなかった「不策」に対して批判しないと、僕はいけないと思いますよ。

 

朝日放送 木原記者

だから、今の計画はもちろん進められたらいいと思ってるんですけども、ただ、「駄目だった場合のことも考えといてくださいよ」ということを言ってるんです。

 

市長

うん、そうそう、駄目だった時に、昔の五輪の時みたいに「これ、来るやん、来るやん」って言って楽観でいろんなもん、トンネル掘ったりとか、それは当然誘致のために最低限なところはやりますけれども。無茶な開発っていうのはやらないですよということです。で、それでどっちも、考えたくはないけども、誘致が失敗するんであれば、振り出しに戻るということでしょうね。ただ、振り出しに戻っても大きくそこでマイナスが生じることはさせてないっていう。だから、今と一緒っていう、僕はそういうふうに思ってるんですけどね。

 

朝日放送 木原記者

今と一緒では困るんで、よろしくお願いします。

 

司会

ほかに質問のある方はおられませんか。はい、それではこれにて終了です。

SNSリンクは別ウィンドウで開きます

  • Facebookでシェア
  • twitterでツイートする

探している情報が見つからない

このページの作成者・問合せ先

大阪市 政策企画室市民情報部報道担当

住所:〒530-8201 大阪市北区中之島1丁目3番20号(大阪市役所5階)

電話:06-6208-7261

ファックス:06-6227-9872

メール送信フォーム