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此花区民アンケート調査によって取得したデータについて

2022年4月1日

ページ番号:561242

市民の声

 令和4年2月4日に、令和4年1月22日受付の市民の声の回答がありましたが、1月17日の市民の声には「これら(情報公開審査会に対する説明と運営方針における区民アンケート結果の使用の態様)の記載は明確に矛盾するものであり、情報公開審査会に対して虚偽の説明を行っていると判断できるものですが、どういうことなのか説明してください。」とあったはずですが、今回の回答にはこれに関する説明が全くありません。はぐらかさずにまともに説明してください。
 此花区役所職員の当日の説明は「区民アンケートは区民の状態を測定できるように設計したが、回収率が低く結果的にはそうはならなかった」というものであり、先日の電話の際にも同じことを言っていたはずです。これに関する記載が一切ないというのはどういうことですか。
 令和3年7月7日付裁決書(大此企第86号)には「『処分庁の主張』のとおり、調査は区民全体の状況を統計学的に推計できるよう設計されたものではなく、あくまで各調査の回答者の回答状況にとどまるものであり」と記載され、当初より「区民全体の状況を統計学的に推計できるよう設計されたものではない」としており、此花区役所職員の説明とは違っています。
 また、「回収率が低く、そうはならなかった」ということは、区民アンケートの集計の段階で分かっていたはずで、そうであれば報告書に「今回の調査は標本調査ですので、標本による測定値(調査の結果)に基づいて、母集団値を測定できます。」などとは記載しなかったはずです。また、運営方針においては、「アウトカム指標の達成状況」として「防災意識が高まったと感じる区民の割合:82.0パーセント」と記載されています。アウトカム指標は「めざす状態を数値化した指標」であり、すなわち此花区民の状態を数値化したものです。これに区民アンケートの結果を用いているということは、区民アンケートの結果を此花区民の状態を表すものであると認識していたということにほかならず、これは「結果的にそうはならなかった」という説明や、今回の「区民アンケートの回答結果が必ずしも此花区民全体の意見であるとは言えないということです」という説明とも矛盾しています。
 嘘に嘘を重ねるから、どんどん矛盾がひどくなるばかりです。正直に事実をありのまま説明してください。1月17日のやり取りは録音していることはご存じのはずです。市民の声の回答をごまかすということであれば、これも証拠として此花警察に提出します。

市の考え方

 令和2年度区民アンケート報告書7ページには「今回の調査は標本調査ですので、標本による測定値(調査の結果)に基づいて、母集団を測定できます。」と記述しておりますが、これは過去の回答数等を勘案し、例年、回答数が約400程度は確保できるよう設定しており、これに基づいて統計学上、母集団を推計できるものという、あくまで統計学上の考えに沿って記載しております。
 しかし、区民アンケートの調査をおこなった結果、非回答者が一定数存在することや、回答者の年齢別等の構成割合が母集団のそれと比較して乖離が見られるなど、結果として「区民の割合」であるとは言い難く、回答者の回答状況にとどまるものであると理解しています。
 よって、令和2年度区民アンケート報告書7ページにおける当区の考えと、区民アンケート調査により結果的に生じる統計学上の課題点をふまえた見解を、別個に説明したものです。
 此花区として、説明を重ねてきましたが、これ以上の説明はできかねます。今後は、既に回答を行った案件に関して同一人様から同様の申出をいただいた場合につきましては、回答作成は行わず、参考とさせていただきますので、ご理解をお願いいたします。

担当部署(電話番号)

此花区役所 企画総務課(総合調整)
(電話番号:06-6466-9683)

対応の種別

説明

受付日

2022年2月4日

回答日

2022年2月18日

公表日

2022年4月1日

注意事項

本ページの内容は、受付日現在(市の考え方のあるものは回答日現在)の内容であり、現在の内容と異なる場合があります。
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