都構想の財政シミュレーションについて
2022年4月28日
ページ番号:564295
市民の声
令和3年8月27日付け市民の声回答にて都構想の財政シミュレーションについての私の質問に対して回答をもらいましたが、それについて質問します。
1.回答文書の中に「按分割合・公債費の広域・基礎の区分」という資料が”算定の途中の段階のもの”という表現がありますが、これはこの資料が作成途中の物であって最終版ではないという意味ですか、それとも資料としては完成しているがこの資料に他の資料を加味すると「財務リスク(阿倍野・此花)の収支」の数値と合致するという意味ですか?
2.上記1で後者(完成された資料)を前提として質問します。
高校移管分の12億円が差を生んでいる事の理由であるということですが、下記年度の事例でいうと12億円では差の説明が出来ていません。
年度によって資料間の数値の差も違っています。
(例1)令和7年度の公債費 資料間の数値の差 38億円
資料「按分割合・公債費の広域・基礎の区分」:特別区一般税源 985億円、府一般税源 422億円 特別区府合計 1,407億円
資料「財務リスク(阿倍野・此花)の収支」:特別区一般税源 975億円、府一般税源 394億円 特別区府合計 1,369億円
(例2)令和11年度の公債費 資料間の数値の差 8億円
資料「按分割合・公債費の広域・基礎の区分」:特別区(一般財源) 1,076億円、府(一般財源) 456億円 特別区府合計 1,532億円
資料「財務リスク(阿倍野・此花)の収支」:特別区(一般財源) 1,088億円、府(一般財源) 436億円 特別区府合計 1,524億円
各年度の資料間の数値の差をきちんと説明してください。
市の考え方
1について、令和3年8月27日付け市民の声で本市から回答したとおり、情報公開請求にて開示した「按分割合・公債費の広域・基礎の区分」については算定の途中の段階のもので、令和3年6月25日付け大副第19号にて公開決定した「財政収支推計A1」が最終版となります。なお、「財政収支推計A1」は令和2年10月20日付け市民の声で本市から回答した「財政シミュレーションにおける公債費と財務リスクの内訳(一般財源ベース)」の数値とも合致します。
2について、「按分割合・公債費の広域・基礎の区分」の表中「公債費一般財源ベース」のうち「広域」の欄と、令和2年10月20日付け市民の声で本市から回答した「財政シミュレーションにおける公債費と財務リスクの内訳(一般財源ベース)」の下段に記載する「大阪府」の表中「公債費・財務リスク」の欄を比較すると、その差が各年度12億円となり、市立高等学校の府への移管により移転される地方交付税や府税等により府が負担することとなる公債費相当額と合致します。
担当部署(電話番号)
副首都推進局 広域行政調整担当
(電話番号:06-6208-8859)
対応の種別
説明
受付日
2022年2月12日
回答日
2022年2月25日
公表日
2022年4月28日
注意事項
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