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湊町バスターミナル(OCAT)の廃止の可能性並びに仮に存続させるなら、その根拠について

2022年4月28日

ページ番号:564335

市民の声

 補助金の令和2年度決算の内訳という事で、バース使用料等の収入約1億円に対して、経費が約6億3千万円という、驚くべき実態が今回ようやく分かりました。この補助金の内訳こそ市民が知るべき情報だと思います。是非大阪市のホームページで公表してください。という事で、一つ目の質問は、補助金の内訳を今後毎年公表するかどうか?お答えください。
 ところで、湊町バスターミナル(OCAT)を「多くの市民の移動を支える重要な役割を果たしている」と位置付けていますが、OCATが1996年に開業して約26年、私自身ほとんど利用したことがありません。私の家族も友人も関空へ行くときは電車ですし、長距離バスを利用するときも天王寺か梅田発着を利用しています。OCATとともに開業した難波駅はさすがによく利用しますが、OCATは本当に市民にとって必要な施設なのか?毎年5億円もの税金を投入するだけの、市民にとって無くてはならない施設なのか?甚だ疑問です。
 そこで今回の質問は、役員報酬の削減といった、ある意味小手先だけの改善ではありません。もっと抜本的な方策はないのか?一層のことOCATを廃止する、といった思い切った方針を打ち出すことはできないのか?という事をお聞きしたいと思います。
 コロナの影響で大阪市の財政も非常に厳しい状況だと思います。だからこそ今、大阪市として決断する時期に来ていると思います。
 という事で、まず最初の質問は、今後OCATを廃止する考えはないのか?そして次の質問は、もし仮に今後もOCATを存続させるつもりなら、その根拠、例えば、大幅な利用者の増加が今後見込まれるとか、これだけの経費を削減するとか、具体的な改善内容と数値、将来補助金を必要としない、黒字化となるシュミレーションを市民にもわかる形で示してください。

市の考え方

 「補助金の内訳を今後毎年公表するかどうか」について、大阪市の補助金は、「補助金支出一覧」として記載事項を統一的に定め、大阪市ホームページにおいて公表しているところですが、本事業に限って他の取り扱いをする予定はございません。
 「今後OCATを廃止する考えはないのか?」について、OCATビルは、阪神高速道路が直結することにより、他都市や各拠点との高いアクセス利便性を持ち大阪では唯一となる、特定の事業者に限らず広く一般に利用可能である公共的バスターミナルが整備されています。当施設は、大阪国際空港や関西国際空港へのリムジンバスをはじめ、東北地方から九州までの都市間高速バスが乗入れ、コロナ禍の影響を受ける以前は年間の利用者数が約200万人以上にのぼるなど、多くの市民の移動を支える重要な役割を果たしています。
 また、2031年春には、なにわ筋線の乗り入れが予定されており、今後の湊町地区のまちづくりをけん引する中核施設としての重要性が一層高まっていくものと考えており、廃止する予定はございません。
 「今後もOCATを存続させるつもりなら、黒字化となるシミュレーションを示してほしい」について、株式会社湊町開発センターは、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、令和2年度以降は大幅に利益が減少しているものの、令和元年度以前は、経営改善を進める中で経常利益が補助金収入を上回る年度もございました。本市としても引き続き同社の経営状況を注視していく必要があると考えております。なお、OCATビルにおいて、非収益性・低収益性を有する「バスターミナル」及び「公共通路」は特に公共上の必要性が高いため、今後も必要最低限の補助を行っていくとともに、引き続き経営改善を進めさせていきたいと考えております。

担当部署(電話番号)

計画調整局 開発調整部 開発計画課
(電話番号:06-6208-7824)

対応の種別

説明

受付日

2022年2月23日

回答日

2022年3月9日

公表日

2022年4月28日

注意事項

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