住吉区区民意識調査の結果の取扱いの根拠等について
2022年5月1日
ページ番号:564351
市民の声
令和4年3月1日付不存在による非公開決定(大住吉政第32号)が届きました。
不存在の理由として次の通り記載されています。
「公開請求書に記載された「「B」との判断を行うにあたって使用した「様々な関連情報」」及び「「B」との判断に至った「総合的な判断」の内容が分かる文書」について、運営方針の当該項目におけるアウトカム指標の達成状況の判断については、区民意識調査の結果数値が目標値に遷したかどうかで判断することとしていることから、当該公文書をそもそも作成又は取得しておらず、実際に存在しないため。」
もともとの市民の声の回答は次のとおりでした。
「アウトカム指標に区民意識調査の結果を用いている項目につきましては、調査結果の数字だけで判断するのではなく、様々な関連情報と合わせて、総合的な判断を行った上で施策・事業を進めております。」
つまり、この回答は虚偽だったということですね。区長名の回答で堂々と嘘をつくとは大したものですね。情報を知りつつ上記の回答を行ったということであれば、刑法上の虚偽公文書作成の構成要件を満たします。住吉警察署に告発状を出します。
結局令和2年度運営方針の「アウトカム指標の達成状況」における「B」との判断は、当年度の観測値59.6パーセントと前年度の観測値62.8パーセントの単純比較にすぎないということですね。
区民意識調査の結果データは、報告書の注意書きでは「あくまで本調査の回答者の回答状況にとどま」るものであるとされています。このような数値の単純比較で、住吉区民の状態が「めざす状態」に近づいているかどうかを判断できるというのはどのような根拠に基づくものであるのか、明確にしてください。
また、令和3年9月24日付大住吉政第8号による不存在決定には次の記載があります。
「過去との比較は数値の比較でしかない」
この記載の意味が全く分かりません。わかるように説明してください。
市の考え方
令和2年度住吉区運営方針「重点的に取り組む主な経営課題」の「めざす成果及び戦略 1-1【防災の取組】」において、アウトカム指標の達成状況として「住吉区が災害に対して安全なまちと感じている区民の割合:59.6パーセント(区民意識調査)」とあり、自己評価の個別評価として「B」(順調でない)としておりますが、この「B」という判断については、区民意識調査の結果数値が目標値に達したかどうかだけで判断しております。
一方で、区民意識調査の結果は区民全体の評価を示したものではないと認識していることから、区民意識調査の結果数値を用いている項目について、その施策・事業を進めるかどうかというような判断をする際には、調査結果の数字だけで判断するのではなく、その施策・事業の実績や、実施した際に把握した区民、地域団体、関係先からの声など様々な関連情報と合わせて、総合的な判断を行っているところです。
以上のとおり、令和4年3月1日付け不存在による非公開決定(大住吉政第32号)の内容と、その前段の市民の声の回答内容は矛盾するものではなく、虚偽の回答を行ったものではございませんので、ご理解をたまわりますようお願いいたします。
なお、区民意識調査の結果は、区民全体の状況を示すものではなく、あくまで本調査の回答者の回答状況にとどまることから、過去の調査結果との数値比較によって経年変化を把握することはできませんが、運営方針において区民意識調査の結果を用いている項目は、既存のデータでは数値化した指標を把握できない項目であるため、区民意識調査以外の既存データを用いている項目と同様に、参考として過去の数値との比較を行っております。
担当部署(電話番号)
住吉区役所 政策推進課
(電話番号:06-6694-9957)
対応の種別
説明
受付日
2022年3月2日
回答日
2022年3月16日
公表日
2022年5月1日
注意事項
本ページの内容は、受付日現在(市の考え方のあるものは回答日現在)の内容であり、現在の内容と異なる場合があります。
本ページの内容にURLの記載があるものについては、そのURLにはリンクの設定はしていません。
探している情報が見つからない
