「第2期大阪市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の効果検証(令和3年度)について
2022年9月8日
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「第2期大阪市まち・ひと・しごと創生総合戦略」について
大阪市では、まち・ひと・しごと創生法に基づき、令和2年3月に、人口の現状分析と将来展望を提示する「大阪市人口ビジョン」と、それを踏まえた5年間の目標や施策の基本的方向、具体的な施策をとりまとめた「第2期大阪市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定し、積極的に取り組んでいるところです。
第2期大阪市まち・ひと・しごと創生総合戦略の目標設定と効果の検証
第2期大阪市まち・ひと・しごと創生総合戦略 令和3年度効果検証
3つの基本目標ごとに設定している数値目標については、新型コロナウイルス感染症拡大の影響や、戦略期間における実績値の未測定等の理由により、3項目で現時点での評価が困難であったほか、一部指標において目標未達成となっているものの、具体的な施策の進捗状況においては、総じて順調に進捗しています。
今後、順調に進んでいる施策については、引き続き着実に推進し、より高い成果をめざすとともに、目標達成について課題が生じている施策は、要因分析を踏まえ、必要な見直しを行い、所期の成果が達成できるよう着実に実施します。
基本目標ごとに設定している数値目標の達成状況は下記の【参考】のとおりですが、実質経済成長率 については、実績値未測定のため現時点では評価困難な一方で、この指標は国内外の景気動向に左右されやすく、年度ごとに大きく変動するものであることから、引き続き、更なる成長を促すための取組を続けていきます。
日本人延べ宿泊者数〔大阪〕は、令和2年の1,649万人泊を上回り回復傾向にあり、目標年次において目標達成ができるよう、国内からの誘客を促すための取組をより一層推進していきます。
来阪外国人旅行者数は、現時点で入国規制未解除であるため評価困難ですが、今後の目標の達成に向け、各施策を着実に推進していきます。
合計特殊出生率については、令和2年度の実績値が1.17と目標達成には至りませんでしたが、令和元年度の1.11を上回る結果であり、引き続き、各施策を推進していきます。
保育所等利用保留児童数の解消については、入所枠の拡大や障がい児の受入対策に取り組んできましたが、依然として解消に至らず未達成となっています。一方で、取組の成果として待機児童数は年々減少傾向で推移しており、引き続き、目標達成に向け各施策を着実に推進していきます。
健康寿命については、次回の調査結果公表が令和5年度に予定されており現時点では評価困難ですが、この指標は一朝一夕で実現するものではないことから、引き続き、目標達成に向けて粘り強く各施策を推進していきます。
【参考】
目標達成(最新の実績値で目標を達成しており、引き続き目標達成できるよう着実に推進)
- 東京圏への転出超過人口
- 街頭犯罪等(自動車関連犯罪・子どもや女性への性犯罪)の認知件数
順調に推移しており、目標年次には目標達成する見込み(引き続き目標達成に向けて着実に推進)
- 若者の就業率(15歳~34歳)
- 女性の就業率(15歳~)
現状のままでは目標年次において目標達成できない可能性(目標達成に向けて更なる取組が必要)
日本人延べ宿泊者数〔大阪〕
未達成(最新の実績値で目標が未達成であり、更なる取組が必要)
合計特殊出生率
- 保育所等利用保留児童数
現時点で評価困難
- 実質成長率
- 来阪外国人旅行者数
- 健康寿命
第2期大阪市まち・ひと・しごと創生総合戦略 令和3年度効果検証
- 第2期大阪市まち・ひと・しごと創生総合戦略 令和3年度効果検証(PDF形式, 1.38MB)
- (参考資料)具体的な施策の評価(KPIの実績値の評価)(PDF形式, 2.03MB)
- (参考資料)具体的な施策の評価(具体的な施策の主な取組と成果)(PDF形式, 1.86MB)
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