CSOアワード「大阪市長賞」
2023年12月27日
ページ番号:382402
「大阪市長賞」選定概要
大阪市長賞は、CSOアワードに応募された事業のうち、「大阪市内の地域(社会)課題を解決するために、ビジネス手法を用いて大阪市内で活動する事業」を対象とし、地域課題の把握や住民参画などにおける「地域性」、CSO(市民社会組織)としての「事業性」を重視し、また、「共感性」や「社会変革性」についても独自の選考基準で評価を行いました。
なお、令和3年度からは、大阪市市民活動推進助成事業の一環として、「キラッと輝く!OSAKA市民活動グランプリ(大阪市長賞)」を実施しています。
歴代受賞者
団体名称 | 一般社団法人codomotoままちっち |
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事業名称 | 地域とつながる子育て支援・子育て期スキルアッププロジェクト |
概要 | 大阪市阿倍野区・東住吉区エリアの子育て中の方が、「密室育児」や「孤育て」に陥りやすい現在の環境の中で、できるだけ同じ子育て中の親子、地域の方等とつながれるよう、フリーペーパーとポータルサイトでの地域の子育て情報の発信、子育て支援拠点事業の運営、地元の企業と協働してイベントの企画・運営を実施しています。 事業の実施にあたるスタッフはすべて子育て中のママたちであり、当事者目線での発信を心がけているのと同時に、子育てをしながらも各自のスキルを活かし、スキルアップの場、小さく働く場を提供することで自己実現の場ともなり、「ママ」以外の役割を果たせる場を創出しています。 |
選定理由 | 14年間という長期間にわたって、幅広く地域に密着した情報発信を継続して実施されている点や、子育て中のママの等身大の悩みにフォーカスすることで、幅広い世代からの共感を得ている点、さらには、子育てに関するイベントや講座の企画・運営などにおいて、参加者をただの「お客様」として迎えるだけでなく、運営側への参加を求めながら事業を実施している点でも継続性が高く、孤立しがちなママの地域や社会との緩やかなつながりを創出している点などで、高く評価されました。 |
局長対談 | |
阿倍野区長対談 | |
団体HP |
団体名称 | NPO法人にしよどにこネット |
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事業名称 | いのちのふれ合い授業プロジェクト |
概要 | 「いのちの尊さ」「⼈と⼈とのつながりの⼤切さ」「家族のつながりの⼤切さ」を伝えるため、区内の⼩、中、⾼⽣を対象に、その地域の妊婦さんや⾚ちゃん親⼦の皆さんたちの⼿で交流授業を⾏っています。 |
選定理由 | 地域の妊婦さん、⾚ちゃん親⼦、学校など、⻄淀川区内の⼈々のつながりを強めていることや、事業を継続するための仕組みが考えられている点が、選考委員に⾼く評価されました。 |
局長対談 | |
団体HP |
団体名称 | 特定非営利活動法人メディカル指南車 |
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事業名称 | 医師と患者の未来を守る医療画像診断支援システムプロジェクト |
概要 | X線、エコー等の画像を正確に読むことができる専門医の不足を解決するため、大学病院等が持っている多くの症例や、専門医の知識・経験を分析したデータベースを開発し、地域医療の底上げを図る事業です。 |
選定理由 | 大阪市立大学と共同開発しており、大阪市域における事業の波及効果が期待される点や、患者の肉体的、経済的負担軽減へ繋げ、安心して治療を受けられる環境をつくる共感性の高い事業であることが、選考委員に高く評価されました。 |
局長対談 | |
団体HP | http://www.medicalshinansha.or.jp/ |
団体名称 | NPO法人 子どもデザイン教室 |
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事業名称 | 子ども、とりわけ親と暮らせない子どもの『生きる力』を育てるデザイン教育事業 |
概要 | 子どもが将来生きる上で必要な創造力・努力・対話力=生きる力を育てるため、幼稚園~高校生の子ども、とりわけ児童養護施設や里親宅で過ごす子どもに、自ら創案した商品を、自ら販売する「遊びながら学ぶレッスン」を提供し、レッスンを通して自己肯定感を高め、生きる力を育むという事業です。 |
選定理由 | 子どもデザイン教室のレッスンを通して向上した子どもの技能と企業の民間活力を活かして、親と暮らせない子どもの自立支援、学習資金を創出するという社会的な価値の高い取組であるといったこと等が、選考委員に高く評価されました。 |
局長対談 | 「NPO法人子どもデザイン教室」代表理事 和田隆博さんと市民局長との対談 |
団体HP |
団体名称 | NPO法人 西淀川子どもセンター |
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事業名称 | 夜間サテライト「いっしょにごはん!食べナイト?」 |
概要 | 夜間に大人不在など、様々な事情を抱える子どもたちを、地域の中で安心して過ごせるような居場所づくりを通じて支援する。 17時から20時までの時間を西淀川子どもセンターのスタッフとともに過ごし、自宅まで送り届ける。また、学習支援、生活支援も個別に行う。 対象:原則として西淀川区内に住む小学1年生~高校3年生の子どもたち |
選定理由 | 解決すべき課題や対象者が明確で、地域の団体や住民と連携して実施されていることや、新たな学生ボランティアの参加により活動に拡がりを見せるなど共感性の高い事業となっていることが、選考委員に高く評価されました。 |
局長対談 | 「NPO法人西淀川子どもセンター」代表理事 西川日奈子さんと市民局長との対談 |
団体HP |
団体名称 | 特定非営利活動法人 遺族支え愛ネット |
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事業名称 | 心のバトンタッチ事業~想いを家族に伝えて生きよう~ |
概要 | 高齢者の独り暮らしや、若年のひとり世帯が急増している現在社会で、いざという時、悲嘆緩和のためにも、離れて暮らす大切な人に遺したい想いや、伝えておきたいことを形にして残すことで、本人と残される遺族の双方が、安心して前向きな生活が送れるよう「私のエンディングノートを書く」ことを推進する。そして最後まで自立し、心豊かに活き活き過ごすサロン活動や、自主活動の支援・社会貢献活動にも取組み「新しいおひとりさま幸齢者」の社会づくりを進める。 |
選定理由 | 他者(社)が真似できない、専門性をもった、本人や家族に寄り添った、高度な終活サポートサービスを目指しており、地域の士業との連携で、金融機関などができないようなサービスの確立が期待でき、多くのボランティアによって支えられており、今後さらに共感を得て地域に広がっていくことが期待できる点が高く評価されました。 |
局長対談 | 「NPO 法人遺族支え愛ネット」代表理事 山口久美さんと市民局長との対談 |
団体HP | http://www.sasaeai.or.jp/ |
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