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アスファルト防水工事中の火災に注意!!

2019年4月26日

ページ番号:89015

アスファルト防水を施工する際には注意が必要です!!

 アスファルト防水工事に使用されているアスファルトを施工する際に、熱し過ぎたため高温になり、発火して火災になるケースがあります。
火災の発生した現場

3階ベランダの防水施工時、発火したアスファルトから付近の可燃物に延焼

大阪市内では、次のような火災が発生しています。

 新築住宅のベランダ部分で、アスファルト防水工事を施工中に、防水材のアスファルトを小分けようと移し替えていたところ、通常よりも温度が高すぎていたアスファルトが発火し、住宅に燃え広がり住宅を60㎡焼損し、付近の住宅3棟も部分的に焼損しました。

どうして発火する???

 アスファルト防水工事は、固形のアスファルト防水材を車載等した専用の溶解釜で270℃くらいまで現場で加熱し、高温の液体となったアスファルトを携行缶に移し替え、施工する場所に搬送し、それを塗り拡げて使用されています。

 施工時のアスファルトの適温は270℃くらいなのですが、アスファルト自体は消防法上では指定可燃物となり、引火点260℃以上、発火点は約480℃となっていますから、当然施工中は引火点を超えていますので火気厳禁となりますし、専用釜で加熱しすぎて発火温度を超えるとアスファルトが発火することになります。

 専用釜には、温度計や、適温に保つように安全装置がついている場合もあるのですが、その場合もアスファルトの量とセンサーの位置関係で適正に温度管理できないことがあります。

 したがって、施工者の経験と勘による温度管理が非常に重要になってきます。

 温度管理が適正に出来ておらず過熱状態で、専用釜から携行缶に移し換えるときに空気に触れることで、発火することがありますし、専用釜で熱したまま忘れたりすると専用釜の中で発火する危険もあります。

アスファルト防水施工時の火災予防対策と注意点は

1 その場を離れない

  • 釜の温度管理を徹底し、指定された温度以上に加熱しないように注意する。
  • 特に、釜からでる煙の色が白から黄色に変わり、鼻を突くような刺激臭になってきたら、過熱 状態のサインですから、釜のバーナーを切るなどして温度が上がらないようする。このような状態のときに携行缶に小分けすると発火する恐れがあるので温度が下がってから取り出すこと。

2 整理整頓する(可燃物を離しておく)

  • 万が一のことを考えて、釜の周囲や、施工場所、アスファルトの搬送経路には、可燃物を置かず、出来るだけ離して作業すること。

3 消火の準備をしておく

  • 危険性のある物を扱っていることを認識し、水で消火することは困難なことがあるので、消火器の準備をする等して、作業者全員が常に防火意識を持っておく。
  • 携行缶で発火した場合は、窒息消火できるように蓋を準備するか、十分に濡らした毛布を全体に覆うと消火できます。

4 発火してしまった時

  • 小分け中に発火した時は、取り出し口のコックを閉鎖し、あわてずに消火する。くれぐれも転倒させないように注意する。
  • 缶をひっくり返す等転倒させると、付近に可燃物があると一気に燃え広がることになります。

5 その他

  • 火気厳禁
  • 乾燥しやすい冬場などは、静電気による引火の危険もあることから、帯電防止処理のされた服装をするとよい。
  • 防炎処理をされた服装で身につけていると、万が一発火した場合でも、着衣に着火する危険を防ぐことができる。(安全に対処できる。)

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このページの作成者・問合せ先

消防局 予防部 予防担当(調査鑑識)
電話: 06-4393-6496 ファックス: 06-4393-4580
住所: 〒550-8566 大阪市西区九条南1丁目12番54号(3階)

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