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防炎ってなぁに?-防炎の必要性-

2019年6月18日

ページ番号:398922

防炎とは

  防炎とは、燃えにくい事象のことを意味しています。繊維などの可燃物の燃えやすい性質を改良して防炎性能を与えると、小さな火源(火だね) を接しても炎が当たった部分が焦げるだけで容易に着火せず、着火しても自己消火性(自ら延焼拡大を停止する性能)により、容易に燃え広がることはありません。こうした性能を「防炎性能」といいます。

防炎の必要性

 火災での死者の発生状況をみると、「逃げ遅れ」が多いことから避難できる時間をつくることが重要です。防炎性能を有する防炎品を使用すれば、火災の発生・拡大を防止することができます。特に、避難に時間を要する高齢者は、防炎品を使用することで、火災による被害の抑制や避難のための貴重な時間的余裕をつくることができます。家庭や職場の防火対策として、防炎品を上手に活用しましょう。

防炎品ってどんなもの?

防炎品には、消防法(昭和23年法律第186号)により防炎規制の対象となる「防炎物品」と身の回りの防炎化を目的に使用を推奨されている「防炎製品」があります。

「防炎物品」とは

 消防法(昭和23年法律第186号)では、高層建築物地下街又は劇場病院等の建築物(防炎防火対象物)におけるカーテン等について、建物を利用する人を火災から守るために防炎性能を有するものを使用するよう義務付けています。このように消防法で使用が義務付けられている防炎性能を有するものが「防炎物品」です。

 (例) カーテン、布製ブラインド、暗幕、じゅうたん等、展示用合板、どん帳その他舞台において使用する幕、舞台において使用する大道具用の合板、工事用シート


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「防炎製品」とは

 「防炎製品」とは、「防炎物品」以外の防炎品で、使用する人を火災から守るため火災予防上防炎性能を有することが望ましいとの考えから、普及が図られているものです。公益財団法人 日本防炎協会が定める防炎性能基準等に適合する製品が「防炎製品」として認定されています。

 (例) 寝具類、テント類、シート類、幕類、非常用持出袋、防災頭巾等、衣服類、自動車・オートバイ等のボディカバー、襖紙・障子紙等、木製等ブラインドなど

防炎の効果は?-防炎品が役立った事例-

防炎品が役立った事例

  1. 高齢者のお宅で、家人が電気ストーブをつけたまま、ベットから立ち上がった際に意識を失い、倒れた拍子に掛布団がずれ落ち、ストーブに接触しましたが、布団カバーの一部分が焼けただけで、全体には延焼しませんでした。臭いに気付いたヘルパーが発見しましたが、すでに自然鎮火し、初期消火の必要はなかったとのことでした。
  2. 工事現場において、天井部分の下地鉄骨の溶接作業を行っていたところ、火花が一文字幕に着火し、一文字幕、どん帳及び防炎シートを若干焼損しました。防炎品であったため、他に延焼することなく、作業員が初期消火しました。
  3. 病院において、入院患者がベッド上でたばこを吸い、火種が掛布団に落下したことに気付かず就寝したため、掛布団から出火しました。出火室内にいた別の入院患者が火災を発見し、火災発生の知らせを聞いた看護師が水道水で消火しました。掛布団カバーは防炎品を使用しており、若干の焼損はありましたが、他に延焼することなく看護師の初期消火により鎮火しました。
  4. 住宅において、仏壇の線香に火をつけたまま外出し、線香が倒れて座布団に着火しましたが、じゅうたんが防炎品であったため、延焼拡大せず、帰宅した家人が燃えている座布団のみを消火しました。

防炎品を使用し火災に至らなかった例

高齢者へ防炎品を

 住宅火災における高齢者(65歳以上)の死者の割合は、過去5年平均をみると約7割と非常に高くなっています。高齢者を火災から守るためにも、火がついても燃えにくい防炎性能を有するエプロンやパジャマ、寝具やカーテンをプレゼントとして選んでみてはいかがでしょうか。


高層マンションにお住まいの方は防炎品を!

 高層マンション(高さが31メートルを超える建物)は、避難に時間を要すること、火災拡大時の人命危険が大きいことから、消防法により、居住している階に関係なく、使用するカーテンやじゅうたん等を、防炎物品にしなければいけません。

 

 ※防炎についてお問合せがございましたら最寄りの消防署へご相談ください。

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大阪市 消防局予防部予防課予防

住所:〒550-8566 大阪市西区九条南1丁目12番54号(3階)

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