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セーフティーネット・レスキューについて

2019年10月1日

ページ番号:481977

セーフティーネット・レスキュー(Safety Net Small Tank Rescue)とは

 大阪市消防局は、増加する救助事案の住宅内事故に対する救助体制の強化を図るために、STRを運用しています。

  STRは、住宅内事故の発生件数が多い行政区や、市内の外縁部で救助隊の到着に時間を要する地域に、通常、消火隊として運用している小型タンク車に救助活動に対応できる資器材を積載し、住宅内事故に必要な知識及び技術を習得させた隊員で構成された小隊です。

  現有の消防力を最大限に活用し、網の目のような安全対策を張ることで、市内全体に対する安全・安心を提供する隊として発隊しました。

 平成29年10月から4隊、平成30年10月から4隊の計8隊の運用を開始し、本年10月1日にはさらに4隊を増隊し全12隊の運用を開始します。現場への到着時間の短縮や活動の迅速性を高める等、より一層の救助体制の強化を図ることが目的です。

住宅内事故とは

 住宅内において、主に高齢者等の日常生活における事故(急病や転倒などによる負傷)により、自力では外に出ることができず支援を必要とする事案。

 事例:急病により意識が朦朧となり、自宅居室で動けない。自宅内で転倒し、腰部等を負傷したため動けない。

運用開始時期

  • 平成29年10月から4隊を運用開始
    加島小隊(淀川消防署)・井高野小隊(東淀川消防署)・加美小隊(平野消防署)・海道小隊(西成消防署)
  • 平成30年10月から4隊を増隊し、8隊を運用開始
    桜島小隊(此花消防署)・鶴町小隊(大正消防署)・新森小隊(旭消防署)・苅田小隊(住吉消防署)
  • 令和元年10月からさらに4隊を増隊し、12隊を運用開始
    佃小隊(西淀川消防署)・西淡路小隊(東淀川消防署)・平林小隊(住之江消防署)・長吉小隊(平野消防署)

 

発隊の経緯

 超高齢社会を迎え、大阪市内では救助件数が年間100件のペースで増加し、平成30年では年間3500件を超えています。

 その約7割が住宅内事故に分類される事案です。建物の廊下で転倒する、階段を転落する等の日常生活における住宅内での事故が急増しており、また、独居の高齢者家族の方と連絡がとれないといった通報に係る緊急を要する安否確認等、今後も救助件数の増加が予測されています。

 これまで大阪市消防局では、これらの救助事案に29隊の救助隊により対応してきましたが、住宅内事故の発生件数が特に多い地域や、市内の外縁部で救助隊の到着に時間を要する地域における救助体制の強化を図るため、「STR“セーフティーネット・レスキュー”」を発隊しました。

STR活動事例

 玄関が施錠されていたため、三連はしごを使用して3階ベランダに登り、施錠されていない窓から建物内へ進入、建物内を検索したところ浴室内で倒れていた男性を発見、救出した。

車両・資器材

 消火隊として活動する小型タンク車(ST車)に、救助任務を遂行できるように車両を改造し、新たな資器材を積載しました。

 これにより、今まで通りの消火活動に従事するとともに、これまでは救助隊にしか対応できなかった救助事案に対応することが可能となりました。

 新たに積載した資器材:三連はしご・有毒ガス検知器・バスケット担架・充電式切断機・救助用ロープ

住宅内事故を防ぐために

 毎年100件のペースで増加している住宅内事故は、疾病により住宅内で動けなくなる事案が最も多く発生していますが、住宅内での転倒や階段から転落し負傷するといった日常生活での事故によるものも多く発生しています。これらの日常生活における事故は、居室内の整理整頓、人が通る通路にはコード類などつまずきやすいものは避ける、階段には手すりやすべり止めを設けることで未然に防ぐことができます。

 今一度、各家庭内の状況を確認していただき、住宅内に潜む危険箇所を少しでも減らしましょう。

三連はしごとバスケット担架を積載したSTRの車両
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通常の消火隊のST車に、三連はしごとバスケット担架を積載したSTRの車両

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大阪市 消防局警防部警防課

住所:〒550-8566 大阪市西区九条南1丁目12番54号(5階)

電話:06-4393-6489

ファックス:06-4393-4750

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