水難救助活動協力者に感謝状を贈呈しました

　大阪城公園内を歩いていた曽根さんと中本さんは、「助けて」という声が聞こえ、声のする方へ向かうと、足が水に浸かり、石垣にしがみついている男性を発見しました。ただちに、男性の近くへ駆け寄り、曽根さんと中本さんは落ちないように男性の手を掴み励ますとともに、警察へ通報しました。その後、警察から消防にも通報があり、消防隊と警察官が協力し、男性を無事に救助しました。

曽根さんと中本さんは、当時の状況を振り返り、次のようにお話されました。

「大阪城のイルミネーションを見に行く予定で、公園内をたまたま歩いており「助けて」という声がかすかに聞こえました。2人で「今、何か聞こえた？」と言いながら再度、耳を澄まし声を頼りに進むとぶら下がっているような手が見えました。外はかなり寒かったので、早く助けないとという思いで手を掴みました。2人では引き上げることができなかったので通報しましたが、警察や消防に無事救助されて良かったです。このような経験は初めてだったので、男性を発見したときはびっくりしました。」

北口中央消防署長からは

「大阪城公園内ということで、通報時、場所を伝えるのが難しい中、的確に伝えてくれた事で警察や消防もスムーズに現場に向かうことができました。また、人通りも少なく外も暗い中、曽根さんと中本さんが発見してくれた事で無事、命が助かったと思います。ありがとうございました。」とお伝えしました。