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セルフ方式のガソリンスタンドを安全に利用するために!

2021年9月17日

ページ番号:544848

セルフ方式のガソリンスタンドの仕組み

 車を利用される方であれば、ガソリンスタンドで給油する機会もあり、セルフ方式のガソリンスタンドで給油される方も多いのではないでしょうか。

 今回、危険物施設であるセルフ方式のガソリンスタンドの仕組みについて、紹介させていただきます。

 本来、ガソリンなどの危険物を取り扱う場合は、消防法により危険物取扱者免状の交付を受けている危険物取扱者自身が取り扱うか、危険物取扱者以外の者が取り扱う場合は、危険物取扱者(丙種を除く)が立ち合わなければいけません。

 そこで、セルフ方式のガソリンスタンドでは、危険物取扱者である従業員が、ドライバーによる給油作業を、監視室の制御装置により、監視、制御、指示を行うことにより、危険物取扱者としての立ち合いを行っているのです。

 ドライバー自ら給油することが出来るのは、法令により、自動車(自動二輪車含む)や原動機付自転車に限られており、自動車の燃料タンク以外のもの(水上バイク、発電機、草刈り機など)へは給油することが出来ません。

 また、容器に詰め替えることが出来るのは、灯油や軽油に限られているため、ガソリンを容器に詰め替えたい場合は、危険物取扱者である従業員が行わなければいけません。


セルフ方式のガソリンスタンドの制御卓

給油時の安全確認

 給油時には、監視している危険物取扱者が、次の点について安全上支障がないのかを確認し、給油許可スイッチにより危険物の供給を開始しています。

・火気のないこと

・エンジンが停止していること

・自動車の燃料タンクへ給油していること

・ガソリンを容器へ詰め替えるものではないこと

・灯油や軽油を詰め替える場合は容器が適法なものであること

 

 危険物取扱者が十分に監視等を行っていますが、取り扱い方法を誤ると、思わぬ事故につながります。ドライバーの皆様も、次の点に十分注意して、安全な給油作業を心がけましょう。

・白線などで示された場所に停車し、必ずエンジンを停止しましょう

・給油する自動車に適した油種を確認しましょう

・給油前には、必ず「静電気除去シート」に触れ、体に溜まっている静電気を取り除いてから、自動車の給油口キャップを開けましょう 

・給油ノズルは、給油口の奥まで差し込んでから、給油を行いましょう

・満タンになると自動的に給油は停止しますので、注ぎ足し給油をすると、燃料が給油口の外に吹きこぼれることがあり危険です

・給油口キャップの閉め忘れに注意しましょう

静電気除去の対策

 過去には、ドライバー自身に帯電していた静電気により、自動車の給油口キャップを開けた際や給油中に発生するガソリンの可燃性蒸気に引火する火災事例が発生しています。

 多くのガソリンスタンドでは、給油ノズルの近くに静電気除去シートが設置されていますので、給油作業を開始する前には、素手で静電気除去シートに触れて、体に帯電した静電気を除去してください。手袋を着用したままでは、十分に静電気を除去できない可能性がありますので、ご注意ください。


静電気除去シート

火災時の消火設備

 セルフ方式のガソリンスタンドでは、火災を消火するための消火設備として、消火器のほかに、大型消火器、パッケージ型固定泡消火設備が設けられています。

 では、設置されている消火器は、どれくらいの消火能力があるものなのでしょうか。消防法では、消火器などの規格が定められており、消火能力の試験方法が定められています。

 一般的に設置されることが多いABC粉末10型消火器では、B火災(油火災用)に対応する能力単位は、7単位であることが多く、7単位では、ガソリンの燃焼表面積1.4平方メートル(ガソリンの量42リットル)の消火能力があります。

 セルフ方式のガソリンスタンドにも設置されている大型消火器では、B火災(油火災用)に対応する能力単位は、20単位が必要なため、20単位では、ガソリンの燃焼表面積4平方メートル(ガソリンの量120リットル)の消火能力があります。


大型消火器・ABC粉末10型消火器

 あまり聞き覚えのないパッケージ型固定泡消火設備というものですが、自動車の燃料タンクなどからガソリンが漏れ、地面に漏れたガソリンに引火した場合に備えて、給油設備が設置されているアイランドの側面に、泡を放出する泡放出口が設けられてあります。火災を確認した場合は、監視室に設置されている制御卓から泡消火設備を起動させます。

 また、火災や漏えいを確認した場合のほか、安全上支障がある場合には、制御装置等に設けられた緊急停止スイッチにより、ホース機器への危険物の供給を一斉に停止し、ガソリンスタンド内の給油設備の使用が出来ないようにしています。


パッケージ型固定泡消火設備の起動装置


パッケージ型固定泡消火設備の泡放出口

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