山岳マラソン(415㌔)日本一!! ハイブリッドレスキュー隊長のご紹介!
2022年8月29日
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4輪駆動車(4WD)は砂漠や山道、雪道など多様な悪路で活躍します。燃え盛る炎、崩れ落ちそうな倒壊建物、高所や地下、様々な障害物・・あらゆる悪条件が存在する中を侵入突破し人命救助を行う救助隊員はまさに四輪駆動車のようです。そのために救助隊員は日々、過酷な訓練やトレーニングで肉体と精神を鍛え、市民の生命と財産を守るために災害現場に備えています。港消防署土井救助隊長はまさに人と四輪駆動車を掛け合わせたハイブリッドレスキュー隊長です。ハイブリッドとは、異種のものの組み合わせ・掛合わせによって生み出されるもの、あるいは生き物を意味します。そんな土井隊長の趣味は山岳レース。休日には全国各地の山を駆けめぐります。


舗装された道路を走るマラソンではなく、山岳レースは険しい山道や川、切り立った崖等を走る過酷なレースで救助活動に通じるものがあり、救助活動で培った精神力と肉体が生かされる競技です。8月に行われた日本一過酷なレースと言われている「トランスジャパンアルプスレース」では日本海の富山湾をスタートして日本アルプス(北アルプス・中央アルプス・南アルプス)を横断し、太平洋の駿河湾までの415キロ(累積標高差はなんと27000キロ)を世界レベルのスタミナと脚力で走破して従来の記録を6時間も短縮し(4日間17時間33分)見事優勝!まさに人間4WD(4輪駆動車)と言うのにふさわしい活躍でした。(トランスジャパンアルプスレースのことはウイキペディアを参照してください)こんな土井隊長ですが普段は温厚で穏やかな人柄で、人望もあり隊員からも慕われています。何より常に大阪市民の生命と財産を守るために努力と研鑽を怠らない責任感がとても強い救助隊長です。今回の優勝もその責任感から。もっと言えば大阪市民を守る!と言う強い責任感が生んだ優勝といっても過言ではないかもしれませんね。

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